しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』も、どうぞよろしく。

映画『3人、』ポレポレ東中野での上映終わりました。
見に来て下さった皆さまありがとうございました!
それで終わりではない

久保さん、皆さん、こんばんは。

今日は、すっきり晴れて、でも風は涼しくて、空には薄い筋雲が放射状に伸び…、本当なら歌いたくなるような日和でしたが、やっぱりおとといの事件のことが気にかかり、歌い出すまでにはまだちょっと、時間がかかりそうです。

 

事件について、夫と話し、職場の人たちと話し、友達とも話して、それで今朝ふと思ったことが二つ。

あのような事件を今後引き起こさないようにできることとして、まず一つ目。家庭でも、社会でも、子どもたちを育てる時に、物やお金を与えることが愛だと勘違いしないこと、叱らなければならない時にきちんと叱ること(恐れずに)。そしてもう一つ、死刑制度を廃止すること。

 

自分の中では色々考えて、周りの人と話もした上で、その二つがぽっと今朝、頭の中に浮かんだので、これだけ読んだ方は「なんで?」と思われるかもしれませんが。

 

死刑制度については、犯罪被害者の方やそのご家族の気持ちを思うと、これまではっきり「反対」だと言えないでいたのですけど、でも、「殺す」という行為が何かの最終手段だと社会が認めている限り、誰かを「殺す」犯罪も、自殺も、減らないんじゃないかとふと思ったんです。

子どもの育てかたについては、今回の容疑者の育ちかたについてあれこれ想像しているのではなくて、自分の身の回りで見聞きすることの中で「その愛情のかけかたは間違ってるよ」と思うことがあるからで。その甘やかし方ではちょっとしたことでキレて当然だよ、と思うことが、あるのです実際。

周囲の人が、物やお金とは違う形の愛をどれだけ注いでも、なかなか手に負えない、難しい気質の子も、きっといるでしょう。学校の中では、注意して見てあげるべき生徒について、先生たちは情報を共有して、それぞれの子にどのように接するのが良いかいつも考えながらお仕事をされていますが(限界はあるでしょうが)、そのようにしてなんとか学校の中では守られた生徒が、社会に出た時に孤立しないような仕組みというのも、もちろん必要で。

 

子どもに直結することは、日々の営みの中で地道に実践していくとして、死刑制度廃止については、どうしたらもっと多くの人に共感してもらえるでしょうね。犯罪者の命も大事、と声高に言いたいわけではなくて、命を絶てば何かを終わらせることができる、とみんなが思わない社会にしたいのですが。

 

と、こういうことを書いているとまた兄(長兄)から「おまえはマザー・テレサか」とメールが来てしまいそうです。

おとといは私の45回目の誕生日だったので、兄は「おめでとう」とメールをくれたんです。でも私が事件のことで云々…、と返事をしたら、上のような言葉が飛んで来たので、すかさず「マザー・ノリコよ!」と返してしまいましたが、マザーに失礼だったと反省しています。

大きな時空の隔たりを感じましたが、兄は兄で大変情に厚い人なのですよ。なんてったって毎年私の誕生日には一番にメールをくれるんです。マメで優しいブラザー・トモです。いつも電話をかけてくる時「オレだよオレ」と言うので「オレオレ兄」と私は密かに呼んでおりますが。

 

そんなわけでまだ気分はぱっとしませんが、今週末はまた学校行事があります。

こないだのダンスでは見事にリボンがこんがらがりましたが、子どもたちは砂埃を上げながらとにかく踊り続け、終盤奇跡的な復活を遂げて最後はちゃんとリボンが組紐になっていました。すばらしかった。計算通りとはこのこと。

 

息子と読んでいる『エーミールと探偵たち』は長い長い助走の末に今最大のクライマックスを迎えています。「もうちょっと!もうちょっともうちょっと!だめ!もうちょっと!」の声がでかい。

私は『アキラの地雷博物館とこどもたち』を読み終え、山本美香さんの『戦争を取材する』を読み終え、これから『父さんの手紙はぜんぶおぼえた』を読みます。

 

さあ寝なくては。

皆さまおやすみなさい。心安らかな週末をお過ごしください。

 

| 日々 |
こんがらがってもいいじゃない

久保さん、皆さん、こんばんは。

 

いやー、今日は暑かったなあー。真夏のようでしたね。

団地の中ではサラサウツギとシャリンバイ、泰山木の花が咲きはじめました。足元ではブタナとハルジオンが咲き乱れています。

 

今週末に行われる息子の学校行事のために、今日はベランダのマジカルミラクルと、ラベンダーと、新顔のスファエラルケアの花をカットしました。これを使って、子ども達のかぶる花冠を作るんです。

まずはお母さん達が集まって、みんなでローズマリーの冠を作りました。そして持ち寄ったたくさんの花を分けました。

行事の時には、本番前に子ども達が自分で、ローズマリーの冠に花を挿していくんです。そしてそれを頭にのせて、踊るんです。

どんな踊りかというと、子ども達が一本のポールの周りに輪になって、ポールから垂れ下がる色とりどりのリボンをひとり一本手に持ち、隣り合う子とペアになって踊っていくうちに、そのリボンが組紐のようにからまっていったりほどけていったりするという、なんとも楽しい踊り(見ているぶんには)。

間違えたらリボンがこんがらがってしまいますから、踊っている子達はそれなりに緊張しているのかもしれません。息子は家でも楽しそうにステップを踏んでいますけどね。一番緊張されているのは先生かな。このあいだ一人のお母さんが、「いいじゃないですかたまにはぐっちゃぐちゃにこんがらがっちゃう年があっても」と先生に言ったら、「担任としてはそうは思えないんです」というこたえが返ってきて、みんなで大笑いしたんです。

さあどうなるかな。

4年生でのこの複雑な踊りは、これまでほわーっと大人に守られてきた子ども達が、少しずつ目覚める(周りを見ながら、周りとともに生きる、ということだと思うのですが)ために必要な、大切な行事のようですので、子ども達、しっかり頑張って欲しいと思います。

 

夫が新しい治療を試して、少し足が楽になったようです。「どうしようもなく」痛かったのが、「普通に」痛いくらいになったそう。でも結構劇的な変化で、見ているこちらからも、新しい体になっている様子がわかります。よかった。

そして最近杖もつくようになりました。杖って高いのかと思ってたら、千円ちょっとで買えるのですね。これも「すこぶる良い」と夫は言ってます。よかった。

夫婦二人とも今年45歳になります。60歳までの15年を、どう生きる? そしてその先をどう生きる? という話を、最近よくしています。あと、何かをする時に、誰かの言葉を気にしていては、その「気にする人」程度の人間にしかきっとなれない。じゃあ一体誰を気にする? なんて話もしています。

 

『ゲド戦記』、4巻を読み終えて、5巻を読みたいところですが、少し中断。今は戦争に関する色々な本を読んでいます。

今日は『縞模様のパジャマの少年』を読み終えました。これから『アキラの地雷博物館とこどもたち』を読みます。

息子とは『エーミールと探偵たち』をまだ読んでいますが、昨日は大げんかをしてしまいました。「あなたはここまで何を聞いてたの?」と言いたくなるような質問を息子がしてきたからです。いや、別に、一緒に読んでいる物語から息子がどんなものを受け取ろうと良いわけですが、昨日はちょっと「大丈夫かい?」と言いたくなる質問が飛んできたので、ついかっとなってしまったのでした。いかんいかん。

でもやっぱり、たくさん本を読んでいるからといって、ちゃんとそれを理解し深く共感できているかというと、そんなことはないんだな、と、あらためて思いました。

本も大事。でもたくさんの人と出会い、たくさんの実体験を積むことはもっと大事。

 

さあ明日は早起きです。そろそろ寝ます。

皆さまおやすみなさい。良い週末をお過ごしください。

 

| 日々 |
インスタ

昨日眠くて書き忘れてしまったけれど、インスタの話のつづき。

世の中に「noriko namba」さんのなんと多いことよ。なかなかアカウントが決まらず悩みました。結局「norikonamba_iii」に。

どうぞよろしくお願いします。

| 日々 |
歩いたぞ

久保さん、皆さん、こんばんは。

ベランダのマジカルミラクル(という品種のバラです)が咲き、台所から見えるヤマボウシが咲き、ナンキンハゼの新しい葉も出揃って、気持ちの良い季節となりました。

 

今日は息子のクラスのみんなと京都の笠置山に行きました。

去年登った大文字山と比べたら、楽勝楽勝、一時間くらいでまわれます、と聞いていたのに、まさかの急勾配、険しいのなんの。一歩一歩気をつけて歩かないといけないタイプの山でした。

巨岩信仰で知られる山らしく、どうしてこんなことになったのか、という配置で巨岩がいっぱい。巨岩なのに人間の力でぐらぐら動かせる不思議な岩もありました。途中、大人は入れないけど子どもなら入れる、という、岩と岩の隙間の奥で、子ども達が巨大な水晶を見つけて大騒ぎになりました。しかしよく見ると、端に何やら数字が書いてあり、一緒に隙間に入った息子はキャッツアイの数珠玉を見つけてきたので、「これは多分、誰かが思いを込めて置いてきたものだね」と言って、元のところに戻して来させました。水晶を見つけた子達はとっても惜しそうでしたけどね。でも持ち帰ったせいで何かあっては嫌ですから、大人達で説得して戻させました。

その後も、捻挫する子、カラスにおやつを持っていかれる子、と、いろいろありましたが、無事にみんな下山して、夕方には帰ってきました。

 

しかし疲れました。

 

昨日、息子の学校の引き取り訓練(災害時に保護者が子どもを学校に引き取りに行く訓練)があり、3駅ぶん歩いたのです。息子の学校はもっと遠いのだけど、「歩いて迎えに行く途中で電車が動いた」という想定にして、3駅ぶん歩いて、そのあとは電車で学校に向かったんです。

3駅で、ちょうど一時間かかりました。昨日は夏のように暑かったので、ヘトヘトになりました。しかし実際の災害時には、もっと歩かないといけないかもしれない。道を知っておくのは大事。

来年の訓練では学校に近い方の3駅ぶんくらいをまた歩こうと思います。そしたら家から学校までのすべての道がわかり、かかる時間の予測もできるでしょう。

 

そんなわけで昨日も今日も歩いていましたので、足の裏がじんじんしています。

 

それはそうと、最近インスタグラムをはじめました。

スマホを持ってなくても、一応できるのね、インスタ。写真の複数投稿とかはできないのですけど。夫には「iPod touchを買えば?」と言われてますが、インスタのためにiPod touchを買うより、古くなってきたパソコンを買い換えるのが先でしょう。

なので今はデジカメで撮った写真を有線でパソコンに取り込んでそれをアップするという、かなり面倒なステップを踏んで投稿しています。

でも写真は楽しいですね。見るのも撮るのも。そして私は去年よりぐっと時間ができたのね。こんなことをはじめようってのはさ。

 

息子と読んでいる『エーミールと探偵たち』。これは私は今大人だから楽しめるけれど、子どもの時だったら読めなかっただろうなと思います。大変なことが起こりそうでずっとハラハラドキドキするのです。これちょっと耐えられないです。大人だから我慢して読んでるけど。

でも息子は楽しんでいるみたいです。今まで小人の冒険や魔法、会話できる動物など、現実にはありえない話を続けて読んできたので、ここへきて久しぶりに、現実にいそうな男の子のお話に接するのが、新鮮で身近に感じられるのだと思います。また「もうちょっともうちょっと、ううん、あともうちょっと、だからもうちょっともうちょっと」と繰り返す晩が続いています。

 

私は『ナチスに挑戦した少年たち』を読み終えて、今『綾瀬はるか「戦争」を聞く』を読んでいます。『ゲド戦記』の4巻も読んでいます。あと子安美知子さんの『エンデと語る』も少しずつ読んでいて、これとっても面白いのですけど、図書館の本なのに書き込みがいっぱいあって、げんなりしてしまいます。書き込みしたいならお金を出して買わなきゃ。

 

さあ寝ます。明日は歩かないぞ。

皆さまおやすみなさい。良い夢を。

| 日々 |
物語にかこまれて

久保さん、皆さん、こんばんは。

連休明け、いかがお過ごしでしょうか。

 

私は連休中、休みに休んで、「休みの日こそやろう」と思っていた運動も英語の勉強もすべて休んでしまったので、休み明けはひーひー言いながら働いておりました。

図書委員の仕事始めと、学級文庫の開始と、ボランティア募集の3つをこの時期同時にやるのは間違いだ、というのがわかりました(←これは自分のためのメモです)。ただでさえ連休明けで返却本が多いのです。図書室は行列ができて大混乱です。慣れない図書委員に私はつきっきりで、遠くで騒いでいる生徒をすぐに叱りに行くこともできず。このままではまずい、と、生徒指導の先生にも来ていただきました。男の先生がひとり座っていてくださるだけでトラブルは回避できます。ちっちゃいおばちゃんひとりではナメられてしまいますが。

 

疲れた体を引きずって帰ったら、また息子が「あーちゃんおやつあるよー」と出迎えてくれました。ありがたい。

昨日はおいしいカップケーキが出てきました。レンジで作るものなので、以前はかたかったり甘すぎたりしたのに、昨日はものすごくおいしかったので、「何を見て作ったの?」と訊いたら「目分量だよ!」との返事でした。繰り返し作ってるので、生地の感じとかでわかるんですかね。水を豆乳に替えてみたり、ココナッツパウダーを入れてみたり、いろいろ工夫しているみたい。あと、「塩をひとつまみ入れたから、豆乳の臭みがとれたんじゃないかな?」なんてことも言っていました。どこでそんなテクを覚えたのじゃ。

 

学校で先生が話してくれる『古事記』の話(タイトルは伝えない)がすごく面白いみたいで、「ぼく須佐之男命が主人公のマンガを描くよ!」と息子は張り切っています。

私はコソコソ読んでいた『ぼおるぺん古事記』を3巻読み終えました。これもものすごく面白かった!

とにかくぎょうさん(たくさん、よりこの言葉がしっくりくる)神々が出てくる。すべてのものに「すごい力を持った存在」としての「神」が宿っている、というのではなく、ただ「いのち」を持っている、という意味での「神」なのかなと思います。意地の悪い神も何人も出てくるし、やることなすことみな奇想天外で、「そんなバカな」なストーリー展開。

去年息子たちは旧約聖書の天地創造の話を聞かせてもらっていたのですが(それも『旧約聖書』という言葉は出さずに)、その時の「神」の話は息子はピンとこなかったみたいで、家では何も話さなかったのです。でも『古事記』は面白いんだな。細かなところまで覚えて帰ってきて全部話してくれます(もちろん私は「へえー」「はあー」と聞くわけです)。話したくなる気持ちはよくわかる。

 

そして私が読んでいる『ゲド戦記』はとうとう4巻へ。「仕事じゃなければ読まない」なんて書いてすみませんでした。なんと4巻読み始めてすぐに「テルー」が出てきた! 映画の『ゲド戦記』は見ていませんけど手嶌葵さんの「テルーの唄」は知っていて大好きな私。「こーころをなににたとえよう」と脳に響けばどんどん読めるというものです。また面白くなってきました。

それにしても『ゲド戦記』の中には、宮崎駿さんの作品を思い起こさせる場面がいくつもいくつも出てきます。ナウシカのあのシーンも、ラピュタのあのシーンも、きっとここから生まれたのね、と勝手に想像しながら読んでいます。

 

ああ寝ないと。夜更かししてしまいました。

皆様もゆっくりお休みください。良い夢を。

 

| 日々 |
さあまた頑張ろう

久保さん、皆さん、こんばんは。

連休だった方も、連休じゃなかった方も、お疲れ様でした。

やっと明日から通常営業。ちょっと緊張しますが、ほっとしてもいます。

 

お金を使わない連休、ということで、結局我が家は全く遠出をしませんでした。

海外に行くならともかく、日帰りや一泊でどこかへ出かけても、きっと混んでいるばかり。新緑がきれいでのどかな景色なら身近にたくさんあるので、わざわざ出かけて疲れるより家でのんびりしましょう、ということになりました。

 

「作る/読む」ウィーク、息子のズボンを作り、私のズボンを作り、夫の裂けてしまったズボンを直し、私のスカートを2枚直し、お手玉を作り、針刺しを作り、針ケースを作りました。編み物もしました。

『ゲド戦記』は3巻まで読み終わりました(本当はシリーズ6冊読み終えたかった)。『ぼおるぺん古事記』はまだ2巻目(本当は3巻全部読み終えたかった)。

『ゲド戦記』は慌てて読もうとする人には難しいのです。これは結構じっくり時間をかけないと、体感できない。大量に貼ったふせんをもとに、今1巻をまとめているけど、こうして読み返してやっとわかるところもあるし、3巻のあそこは1巻のここと繋がってたか、とか、いろいろあるんですね。本当に本が好き、という人にはいいのでしょうね。

しかし私はこれは仕事だから読んでいるけれど、そして読んでいて楽しいし、中学生にもすすめたいと思うけれど、仕事じゃなければきっと読まないと思う。私はつくづく小説好きな人ではないのだと思います。

でも、やりたいことをやって道を切り拓いていくのと、流れに乗ってたどり着いた場所で必死に環境に応えていくことと、両方やってようやく人としてバランスがとれていくのかもしれない。毎日をしっかりやっていくしかないですね。

 

作ったり読んだりするほかは、大阪の実家へ帰ったり、旧友に会ったり、以前お借りしていた畑(上の畑、下の畑と読んでいたうち、上の畑)のそばの山の中で遊んだりしました。

どうしてまだその場所で遊ぶことができるのか、説明すると長くなるのでやめにしますが、私が大学や仕事で忙しいと言い続けても繰り返し声をかけ続けてくれた友人たちと、山の手入れをして下さっているYさんのおかげです。本当に感謝しています。

山の中に、Yさんが整えてくれた広場があり、焚き火ができる場所があり、小屋があり、丸太のジャングルジムがあるのですが、その周りは森で、道もなくただ木々の間のふかふかしている地面を踏みしめて山の中を歩くことができます。これは何にも変えがたい幸せです。子ども達は駆け回ってあっという間に見えない場所へ行ってしまいます。小屋の中で怖い話に盛り上がったりも。大人はのんびりコーヒーを飲んだりお茶を飲んだりおしゃべりしたり。

もうすぐ74歳になられるYさんに、みんなでハッピーバースデーの歌のプレゼントもしました。息子はヒエログリフで書いたメッセージカードを渡していました。

「いろいろやったけど、これで人生ええんやろか、なんか物足りない気がして」とおっしゃるYさんに、私たちはここに来られて本当に嬉しい、長生きしてください、と伝えました。

 

息子は連休中、ひたすら友達と遊んでおりました。彼は知らない子とでもすぐに仲良くなれると自分で思っている。鬼ごっこしたり木の枝で弓矢を作ったり縄跳びしたり木登りしたり、ラジコンを貸してもらったり自分のを貸してあげたり。

今日になって久しぶりにランドセルを開けて「宿題ってこれだけでよかったかな」などと言っていましたが、こちらは知りませんそんなの。

寝る前の『ガブガブの本』は読み終わったので、また次の本へのつなぎに今夜は『スプーンおばさんのぼうけん』を読みました。

 

さあ私も寝ましょう。また明日から頑張ろう。きっと中学生達も「いややー」と言いながら頑張って登校するんだわ。

皆さまもゆっくりおやすみ下さい。良い夢を見られますように。

 

| 日々 |
ゴールデン「作る/読む」ウィーク

久保さん、皆さん、こんにちは。

連休、いかがお過ごしでしょうか。

 

我が家では、いかにお金を使わない連休にするか、と、そればかり考えております。

でも先日は市川海老蔵さんの歌舞伎を観に行き、バーナード・リーチ展も観に行き、昨日は奈良町物語館にダンス『わたしのすきな道』を観に行って、こういう出費は削れないよなあ、自分の心身ために必要だよなあ、と思ったところなんですけどね。

 

それで、昨日はダンスを観に行った場所で、ものすごく久しぶりに矢内原美邦さんと高橋啓祐さんにお会いしました! お二人ともとてもお忙しい毎日だと思うのですが以前と全くお変わりなくてびっくりしました。私だけが着実におばちゃん(おばあちゃん)になっている気がする。

まあそんなことはともかく、奈良にいて、このように以前お世話になった方にまたお会いできるというのは本当に嬉しいものです。

 

さて、お金を使わない連休、今日は息子に「編み物しよう」と誘われ午前中は久しぶりに編み物をしました。

最近私は洋裁に目覚め(服もできるだけ作ろうと思って)、そのダイナミックさに比べたら編み物はちまちましているように感じられ、もう目も悪いし今後はやらないかなと思っていたのですが、息子に「一緒にやろうよう」と言われたので3年くらい眠らせておいた編みかけのものの続きをしました。息子は「敷物をつくる」と言って平たいものをひたすら編んでいました。

学校では今、人形の帽子を編んでいるのだそうです。学校でやってることの続きを家でもやりたくなる息子です。

 

こないだは「あーちゃんアメノトコタチノカミのトコってどんな字だっけ?」と息子が言うので、「トコヤさんのトコ?」と聞いたら「そう」と言われ「床」の字を書いたら、「違うよ、そのトコじゃなくて、アメノトコタチノカミのトコだよ!」と。学校で習ったけど忘れちゃったと言うのです。「あーちゃんも学校で習ったはずだよ!」と怒られましたが私はそれ習っておりません。古事記、というものについて、その存在については簡単に教わっても、中身については習わなかったのよね。

息子は今、学校で日本の昔の昔のもっと昔の話を習ってる、と言っていたので、歴史のどのあたりのことを習ってるのかと思っていたら、『古事記』の中身の話を先生から聞いているのでした。しかも『古事記』というタイトルは先生は子供たちには伝えていないらしい。私たちが受けた教育とは真逆です。

恥ずかしいことに私はアメノトコタチノカミ(天之常立神)のことを全然わかっておりませんでしたので、今息子に隠れてこそこそと『ぼおるぺん古事記』(こうの史代さんの)を読んでいます。漫画とはいえなかなか手強い。先生はどうやってこの物語を教えていらっしゃるのでしょう。

 

そう、お金を使わない連休に強力な味方が。

近所の表札屋さんが、靴や鞄、傘など、ちょっとした壊れならなんでも直してくれることがわかったのです。

気に入っていたのに骨が曲がってしまった傘も、かかとだけ磨り減ってしまったサンダルも直してもらいました。スニーカーも直してくれることがわかったので、これからは、すぐ穴が開いてしまう夫の靴もそこで直してもらうことにします。ありがたい!

 

さあこれから息子のズボンを作ります。

もう布の裁断は終わっているので、あとはミシンで縫うだけ。

 

皆さまも良い午後をお過ごしください。

 

| 日々 |
出会う

久保さん、皆さん、こんばんは。

 

あたたかくなりましたね。

 

ベランダではヒョウタンボク、ヒメリンゴ、ナデシコ、スミレの花が咲いています。

団地の中では紫木蓮、ドウダンツツジ、八重桜、ハナミズキが咲き始めました。藤の蕾も長く伸びて、もう紫色の棚になっています。

息子と近所を歩いていても、様々な花が目に映ります。息子はレンギョウの花の蜜を吸ってみたり、椿の花を拾って「ひんやりする」と言ったり、ハナニラの花の匂いに「いい匂いだねー」と感心したりしています。

道端に咲いている花は摘んで帰って、水にさしています。いつも学校でとてもとても綺麗に花が飾られているので、自分でも花を見つけると、摘んで、生けたくなるようです。

 

忙しい一週間が終わって、ほっとしています。

あまり緊張しすぎないように、と、自分に言い聞かせていましたが、それでもやっぱり、ドキドキするものですね。

まず、仕事で新入生の全クラスに図書館オリエンテーションというのをしました。そして今年度の新しい図書委員の生徒たちに仕事の説明もしました。先生たちの歓送迎会にも出席してたくさんの先生たちと話をしました。それから息子の学校の会議にも出席してちょっと挨拶のようなこともしました。

大勢の人と接することができるのは本当に幸せなことです。だけどいつもとても緊張してそれに慣れることがありません。情けない。

 

疲れましたが仕事から帰ると息子がおやつを作って待っててくれることがありました。

ある日は、「あーちゃん目つぶってて」と言って、アイスココアにブルーベリーとオレンジピールを浮かべたものを出してくれました。「おしゃれ」「カフェにいるみたい」と言って美味しくいただきました。

ある日は、「あーちゃんまだこっちにこないで、辛抱強く待ってたらいいことあるからね」と言われ、玄関近くで辛抱強く待ったのち、「いいよ」と言われて行ってみたら、「ミニミニパン」と書かれたお店屋さんができていました。息子が開発した生地をオーブンシートにたらしてレンジにかけると「ミニミニパン」ができるんです。ふつう味とカラメル味とジャム味がありました。ジャムはブルーベリージャムで、これも息子のお手製。ミニミニパンは、今まで作ったのはふっくらしなくて息子は不満だったらしいのですけど、ベーキングパウダーを入れたらいいのだと今回自分で気づいたらしいです。メニューに「とうとうみつけた!」「さいこうの『うまみ』」と書いてありました。実際のお味もなかなか良かったです。

食いしん坊な彼は味への探究心が半端ない。「ブルーベリーとチーズって合うんだよ」なんて言っている。留守番中にあれこれ試しているようです。

 

さあ、詩を覚えよう。

来週はストーリーテリングの勉強会があるのです。そこでストレッチと発声の音頭取りをさせてもらって今年で3年目になります。発声の時にはいつも、私が覚えて行った詩をみんなで唱えるのです。これはとても楽しいです。先月は高見順さんの「われは草なり」をみんなで唱えました。今月は金子みすゞさんの「日の光」にしようと思っています。

詩といえば、これは最初ものすごくびっくりしたんですが、息子の学校の会議では、最初と最後にみんなで詩を唱えるのです。何かを鎮めて「しん」となるためなのかしら。初めて出席した時には面白くて笑いそうになりました。今は笑いませんが。

 

『ゲド戦記』2巻に突入しました。合間に『あのころはフリードリヒがいた』という全然別の小説も読みました。

出勤時にバス停で高校司書さんと「今日からオリエンテーションなんです」「私もです」「頑張りましょうね」と話せるのが幸せです。

 

さあ詩です。日の光。

皆さまおやすみなさい。良い夢を。

 

| 日々 |
おめでとう

久保さん、みなさん、おはようございます。

晴れているけど、まだまだ寒い奈良です。

 

久保さん、Uちゃんのご入学おめでとうございます。準備やらなにやらで大変お忙しい毎日をお過ごしのことと思います。

我が家も3年前、大量の配布物と記入が必要な書類と名前付けに夫婦で格闘しながら、息子に洗濯物干しをさせていたのを思い出します。

毎日小さな体に持たせるいくつもの種類の荷物に困惑したり。無事に帰ってこられるだろうかと心配したり。

しばらく落ち着かない日々かと思いますがどうぞ楽しんで過ごしてくださいね。

 

それから久保さん、しみの日(4月3日)おめでとうございました。相馬称さんご夫妻も結婚式記念日おめでとうございました。

いつも年度の切り替わりで頭も心もパンパンになっていて、過ぎてしまってからのおめでとうでごめんなさい。

お誕生日も記念日も、楽しく過ごされましたでしょうか。

 

さて新学期、うちの息子は4年生になりまして、学童保育では偉ぶってる兄ちゃん達と仲良くなれたと思ったら自分も年下の子達に優しくできなくなってしまったと、家でいたく反省しています。先生の話を聞いてなくて怒られたりもしているそうで、「慣れ過ぎたんやな」「自分の悪いところしか見つからない」と。まあ反省できるのならきっと前へ進めるでしょう。私も小学生の頃は毎年去年の自分が嫌でとても苦しかったです。あんなことしちゃったとかあんなこと言っちゃったとか。

クラスには4人、女の子が編入してこられて、女子率がかなり高いクラスになったようです。

あと、歴史の授業がはじまったらしく、「日本のむかしのむかしのむかしのもーっとむかしのことをやっている」と言っていました。

 

仕事先では相変わらず職員室の喧騒に押しつぶされそうになりながら、でも私もオリエンテーションの準備などでバタバタピリピリと、その喧騒の一部を確実に担っております。なんとかゆったりと、違う星の人かのような空気を醸し出したいと思いますが、無理ですね。国語の先生が、「教師は『しん』としたところがないと」と、ある詩を引き合いに出して話をされていて、「そうかあー」と、私は教師ではないけれど、やはり子ども達の前では「しん」としたところが出せたらいいよなあ、と思いました。出そうと思って出せるものでもないのでしょうけど。

図書室には「図書委員になれたー!」「なれなかった…」という報告が続々と。始業式の日、「また今年も図書委員になれるかな…」とくらーい顔でつぶやいていた生徒は、「あっさりなれた」とほっとした表情でした。

私が初めて学校で働き出した時、1年生として入学した生徒達が、今年は3年生です。とっても感慨深いです。

 

今、『ゲド戦記』を読んでいます。まだ1巻目。魔法がでてくる物語とか、実はそんなに好きではないのですが、『ゲド戦記』はとても信頼できる感じがして読み進むことができます。世界の何が本当に美しくて何が本当に善いことなのか、描かれていることがとても信じられるのです。さあこれは3巻の壁を越えることができるのか(いつも長いシリーズは3巻目で挫折するので)。

息子と寝る前に読んでいるのは『ガブガブの本』です。『ドリトル先生』シリーズに出てくる豚のガブガブが主人公なのです。みんなにガブガブがうっとうしがられる様子が面白くて、息子は大笑いしながら聞いています。「もうちょっともうちょっと、いや、もうちょっと、いやもうちょっともうちょっと」と最近は落ち着いた厳しい調子で言うようになりました。

 

さあ、今日も一日頑張ろう。

みなさまもお元気でお過ごしください。

 

| 日々 |
始動

久保さん、皆さん、こんばんは。

 

今野裕一郎監督の新作映画『グッドバイ』は、今夜が上映最終日。ただいまポレポレ東中野は超満員だそうです。素晴らしいです!

 

桜の花がだいぶ、開いてきましたね。団地の木々も、明るい緑の葉が増えてきました。

今花が咲いているのはレンギョウ、ユキヤナギ、トサミズキ、ボケ、モクレン、コブシ、アセビ、クリスマスローズです。

ベランダでもブルーベリーやバラや姫リンゴの枝から柔らかい若葉が吹き出しています。去年まで大人しくしていた株がぐんぐん伸びてきたり、逆にこれまで勢いのあった株が何本も枝を枯らしてしまったり。こういうのを見ていると、人間もきっと同じ、停滞しているように見えてもまたぐんと大きくなる時がくる、心配しなくていいのだな、と思います。

 

仕事先ではやはり、3日から本格的に新年度が始動してそれはそれは大変な騒ぎです。これは意識的にわくわくしてないとやってられません。学校での仕事3年目にしてわかったことは、この4月3、4日あたりの職員会議に出席していないとものすごく大事なことを聞き逃してしまう、ということです。勤務が週3日なので、タイミング的に職員会議に出られないこともあるし、そもそも学校司書が職員会議に出席することについてオーケーしてくれない学校もあるようなのですが、これはやはり教職員の一員として話を聞いておくのとおかないのとでは大違いなのだなと思いました。去年の今頃はまだ、先生たちが会議される時には遠慮して図書室でこそこそ仕事していたのですけど、そのうち図々しく自分も出席するようになって、それでやっと、だいぶ、学校の流れや教育のねらい、生徒の様子など、色んなことがわかってきました。もちろんこれは学校司書としての仕事をスムーズに行うためにしていることですし、どんなに先生の数が多くても、やはりチームとして協力しながら子供たちのことを見ているので、必要なことだと思ってそうしてるんですけどね。

 

まあとにかく慌ただしい中、なんとか図書室の外から見える部分だけはきれいに整えたので、あとは8日、子供達が始業式をしている間に図書室の中を整えようと思っています。いろいろ間に合ってないけど、まあ、しょうがない。素晴らしく美しくなくても、始業式の日から開いていて、いつものおばちゃんがカウンターにいて、新しい本が並んでいたら、許してもらえるんじゃないでしょうか。「はろー」とか「ちわーっす」という声が楽しみです。

 

ああ突然眠気が。寝ます。

皆さまおやすみなさい。良い夢を。

 

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