しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』も、どうぞよろしく。

映画『3人、』見に来てくださった皆さま、ありがとうございました。
おかげさまで

久保さん、皆さん、こんばんは。

 

蒸し暑くなってまいりました。

ベランダの朝顔が毎朝たくさん咲いて、息子と数を数えるのが楽しいです。たいてい十数輪は咲いてくれます。薄い青。夕方になると赤紫になります。

そして今夜はお月さんがきれいですね。

 

予測はしていたんですけど、今月はとんでもなく忙しいのです。でもできるだけ「たいへんたいへーん」と思わないように、淡々とやっていきたい。ジョギングしてるみたいに。

諦めることもいろいろあります。レポートひとつ、試験をひとつ、そして卒業ゼミナールをひとつ…。

それでも目の前に試験がふたつ残ってる。授業もある(大学の学生としての)。レポートは、延期したとしても書かないわけにはいかない。卒業ゼミナールも、逃げられるものではない。いつかは参加しなくては。仕事も間に合っていない。一学期の報告書、アンケート集計、選書、買い出し、などなどなど…。きっとあっという間に夏休みも終わるのでしょう。

 

先日、元上司であり今は大先輩として私を支えてくださっているMさんのブックトーク(あるテーマを設定してそれに因んだ本を何冊か選び授業などで紹介するのです)を見学させてもらう予定だったのに、すっかり忘れてしまいました。その日の朝は、一度も手帳を開かなかったんです。「今日は休み!」と思い込んで、というか思い込みたくて、手帳を開かなかった。しまった。

でもあとになって「大変失礼いたしました」とMさんに謝ったら、「レジュメだけでもお渡ししましょうか」と言って、レジュメのコピーをくださり、私ひとりのために細かくその日のブックトークの内容を説明してくださいました。本当にありがたかった。

応援してくださっているのです、Mさんは。この春、不安だらけで青い顔して中学校へと旅立った私のことを、いつも励ましてくださっている。だから見学の日を忘れるなんて本当に失礼なことをしてしまったのに、困った顔ひとつせず、ただただ熱心に、仕事を教えてくださったのです。「頑張れ」ということです。頑張ります。

読み聞かせ講習についてもMさんから色々教えていただいていたので、「無事終わりました」と報告したら、「いや〜、頑張ってるね、頑張ってるね」と労ってくださいました。

ありがたい。このご恩を忘れず、精進しよう。

 

Mさんだけでなく、どれだけの人に支えてもらっているだろうかと、感謝は尽きません。この春はほんとに、みっともないくらい泣き言を言いまして、それを周りのあらゆる方が、「大丈夫、きっとできるから」と励ましてくださったのです。それでも「なんで『大丈夫』なんて言ってくださるのかわかりません」なんて返して、それをまた「大丈夫、大丈夫」と繰り返し励ましてもらって、その皆さんの気持ちを支えに、なんとかかんとか、やってこれたんです。もうすぐ、一学期が終わります。皆さんのおかげで、無事、一学期を終えることができます。ありがとうございます。

 

ああ、月が高くなってきました。

少しだけ勉強してから寝ます。

皆様おやすみなさい。良い夢を。

 

| 日々 |
がんばってティーンズ

久保さん、皆さん、こんにちは。

雨がよく降っています。

今日も学校のプール授業が中止になって、息子は喜んでるだろうな。泳ぐのは好きだけど、寒いプールは嫌なんですって。

 

仕事先の生徒達が近々幼稚園や保育園で保育実習をするらしく、その時に困らないようにと絵本の読み聞かせ講習を昨日からやっています。行った先で実際に読み聞かせをするチャンスがあるかないかもわからないので、最低限気をつけなければいけないことと、絵本の選び方などを簡単に説明し、授業の後半はひとりずつ前に出て絵本を読んでもらっています。

とは言っても思春期ど真ん中ですから、前に出てももじもじしてなかなか読み始められない生徒もいるのです。恥ずかしいのはわかるよ、わかる。でもそのままじゃだめだよね。実際に保育園や幼稚園に行ったらちゃんとできるのかもしれないけどさ。などとちょっと厳しいことも言ったりします。クラスによっても雰囲気が違って、「しょうがないなあ」と姉御肌の生徒が楽しく読んでくれたりすると、みんなも和むし、そのあとに続く生徒も読みやすい。最初にあてた生徒がもじもじしちゃうと、そのあとみんなしてもじもじしちゃってやる気なしの態度が続く…。

「あの一言を言い忘れたからそのあとスムーズにいかなかったのかな」とか、私が反省することも、いろいろあります。まだあと3クラス残っている。どうなるかな。絵本を読んであげること、読んでもらうこと、の楽しさが少しでも伝わるといいな。

 

嬉しいのは、終わったあと絵本好きの生徒が集まってきて、「これ懐かしい」と言いながら絵本をぱらぱら見て行ってくれることで、昨日は『三びきのやぎのがらがらどん』の話で盛り上がる女子と、『どろぼうがっこう』の話で盛り上がる女子とが給食の時間直前まで残ってわいわい言っていました。私が子供の頃に読んでもらった絵本を、彼女達も小さな頃に読んでもらっていて、そして彼女達が大人になってまた、その下の世代に読んであげるかもしれないのです。絵本はすごいよね。『ピーターラビットのおはなし』は初めて世に出てから今年で115年目です。授業の準備のために私が家に持ち帰っていたら、息子が勝手に読んでいて「あーちゃんこれ面白いね」と言っていました。115年前の子供達も、今の子供も、「これ面白い」と思うんです。

新しい絵本の中にも素晴らしいものはある、という話も、もちろんしています。講演会など聞きに行くと、「新しい絵本に面白いものはない」とはっきりおっしゃる方もいるのですけど、私は全然そんなこと思わないので。

 

こんな風に私はたまーに授業のようなことをするだけなんですけど、先生方は毎日されているのかと思うと、いやはや大変だなあ、すごいなあと思います。この間、ある勉強会に行った時に話をされていた先生は、「生徒達には吸う(話を聞いて知識を吸収する)時間ばかりではなく、吐く(自分が体を動かす、声を出す)時間も必要、授業の中ではそのバランスが半々になるよう心がけている」とおっしゃっていて、なるほどなあと思いました。

 

自分の仕事には責任を感じていて、精一杯頑張ろうと思うけれど、ひとりの小さな人間として、これって生きてきて初めて出会う光景だなあ、面白いなあ、と思うことがあります。女子達が、プールの授業のあとで、みんな肩にタオルをかけたままの状態で私の話を聞いてくれるのですよ。授業の直前まで、濡れた髪を懸命にとかしているんです。さすがに話が始まると髪をとかすのはやめるんだけど、タオルは肩にかけたままで、ブラシを手に握ったままで、聞いてくれている。そしてタオルを肩にかけたまま読み聞かせをしてくれる。ま、そういうものなんでしょうけど(ちゃんと髪を乾かす時間もないし)、なんか…、不思議な光景でしたあれは。

あと、放課後、3年生の卒業アルバム用の写真撮影に一緒に参加しなくてはならなくて、それはなんだかとても申し訳ない気持ちになりました。誰かの「思い出」のアルバムに写り込んでしまうなんて。ま、将来「誰これ」と思われる可能性大ですが。

 

さあさあ、そろそろ私は自分のレポートを書かなくては。今は歴史の勉強をしているんです。恥ずかしいことに教科書に出てくる漢字がいちいち読めなくてネットで調べながら勉強しています。「嚆矢」「勝鬘経義疏」「讒言」「宸翰」などなど。

息子は今朝、漢字の宿題をやっていて、「長」という字が『タンタンの冒険』に出てくる「アルカサル将軍」の顔に似ていると発見して喜んでいました。「しっぽが『アルカサル将軍』い、…アルカサル将軍、アルカサル将軍、アルカサル将軍、アルカサル将軍、…5人も書いたで」と。

 

あ、今面白い本を読んでいます。マーヤ・ヴァン・ウァーグネンの『マーヤの自分改造計画 1950年代のマニュアルで人気者になれる?』です。これすごいよ! 詳しく書くとまた長くなるので今日はここまで。

 

皆さまよい週末をおすごしください。

 

| 日々 |
ほそく

昨日書いた、『顔ニモマケズ』。私の中で大きな変化につながったのは、タガッシュさんの通った、美術系の高校の生徒たちの話。死体の絵ばかり描いている子がいて、でも別に残酷なことを実際にやるわけじゃない、ただ死体の絵を描くのが好きなだけで、周りの子も「ここに傷があったらいいよね」なんて言っていて、という話。思春期の、色々と悩みが深い時期、何が心の支えになるのかは、本当に人それぞれ違っていいのだ、理解できなくても、認めるべきなのだ。そばで見ている大人は心配になっちゃうけどね。私が仕事で本を選ぶ時にも、私が考える「いい本」だけでなく、できるだけ生徒たちのリクエストにもこたえようと思っているんだけども、その時に「えーこれかい」と思っても、よほどひどい内容(差別的なものとか)でない限り買ってあげようかな、と。選択の幅がぐっと広くなった気がします。

あと、本(『顔ニモマケズ』)の中にいくつか、ホームレスの方達との関わりが出てきて、そこがとても、気になったというか、自分としてはズシリと重く、うまく説明できませんが、「これ忘れちゃいけない」という気持ちになりました。

| 日々 |
5じ30ぷんにきたようかい

久保さん、皆さん、こんにちは。

 

昨日の夜から、雨がざんざか降っています。気持ちいい。

そこいらじゅうの大地が、植物が、「雨だ」「雨だ」と歓喜の声をあげています。

ベランダではヒヨドリたちがブルーベリーの取り合いで喧嘩をしています。

 

と、こんな風に書くと、心が静まるので、忙しくても書く。書く。

仕事でも私事でもいくつものことを並行して考えなくてはならなくて、いよいよ頭がパンクしそうなのですが。

ひとつひとつ片付けていくしかないのでしょう。まずは深呼吸して。

昨晩はずっと夢の中で詩の暗唱をしていました。『ぼくの家だけあかりがともらない』という、野長瀬正夫さんの詩です。あさって、ストーリーテリングの勉強会の時に、発声練習がわりにみんなで唱えようと思って。暗唱するんだけど、途中で意識が飛んで、いけない、と思ってまた初めから暗唱して、また飛んで、というのを朝まで延々。疲れました。

そしてさっきまでは学校の授業の準備をしていたけれど、これを書いたら自分の試験のための勉強をします。

ほんとは図書館にも行きたかったけれど、雨も降っているし、今日はあきらめよう。

 

息子はこの間の父の日に、人形劇をつくって、夫にプレゼントしていました。最近YouTubeでフィリップ・ジャンティの映像をよく見ているので、そこから影響を受けたみたいです。

最初は等身大の息子が寝ているところから始まりました。しばらくすると電話が鳴り、眠そうな息子は携帯を耳に当てて、「もしもし…、Eくん?…今どこにいるの?…ニューヨーク!!…つかなんでそんなとこにいるんだよ」と一人芝居が続き、そのあと指人形、人形、息子の頭(顔)、を使った劇へと発展していきました。これが第一部。

食事休憩を挟みまして、第二部のタイトルは、『5じ30ぷんにきたようかい』。「5じ30ぷんにとまとかんをあけてすとーりーをかんがえていると、いやなよかんがしてきて、どあをあけると、ぜりーのようなくうきがただよってきた。まどにとまとをなげると、きえてしまったのだ。いまはそんなよかんはしないけれど、あたまのようすがへんなかんじでたまらない。どうしてこんなじぶんでしかいられないのだろう。かおもだんだんへんなかんじになってきた。それははるのことだった。」(予告チラシより)

予告は素晴らしかったのですけど、この第二部はかなり長かったので、夫は録画もやめて食事の続きをしながら楽しんでいました。

そして今日の夜はなんと、第三部を見せてくれるのですって。もう昨日のうちに準備は済んだみたいで、息子は「パパ、早く帰ってきて! 7時半には帰ってきてよ! 午前じゃないよ午後だよ!」と念を押していました。「かなり面白いよ」と。自信があるようです。楽しみにしています。

 

読まなきゃいけない本も何冊もあって、でも本に関しては、何冊もを同時に並行して読むことはしないと決めています。練習しても私は、「速く読む」ってことができなくて、でも一冊をなんとか速いペースで読み終えるには、集中してその一冊だけを読む、それしか道がない気がして。くじけそうでも他の本に手を出さず、一冊をただひたすら最後まで読む、ってことを、今はやっています。

最近読んですごく良かったのは、『顔ニモマケズ』。水野敬也さんが、顔の変形や脱毛、あざなどのある9名の方にインタビューしている本です。うまく言えないのだけど、とにかく「皆さんぜひ読んで」という気持ち(だめですねこんな説明では)。こういう本て、「つらそうで嫌」とか、「つらいのはみんな同じだし」とかいう理由で手に取らない人もいると思うんです。「でも読んでみて」と言いたい。9人の方それぞれの現実が、軽くも重くもなくそのままに描かれていて、それを知ることで、私たちひとりひとりの生き方、ものの見方が少なからず変わるんじゃないかと思うのです。社会も変わるんじゃないかな。見た目の問題のことだけが書かれている本ではないのです。

あともう一冊、星野源さんの『いのちの車窓から』も良かったです。これは生徒たちがきっと喜ぶね、という気持ちだけで学校に入れたんですけど、読んでみたら、自分がすっかり星野源さんのファンになってしまいました。昔、何度か、すれ違ったことあるんだけどな…。挨拶もしたことあるんだけどな…。気がつけば息子は学校で「恋」を覚えてきて家で歌っているし、中学生は読書アンケートの「好きな作家」欄に「星野源」と書いてるし、学校の事務の方も「あの方の本は読みますね、星野源さんとか」とおっしゃるし、もう、本当に、国民的ビッグスターになられてしまいましたね。でもね、この本を読んだら、有名になった星野源さんだから本も売れるのだ、というのではなくて、こんな素敵な感性を持ってらして、こんな誠実な文章を書ける方だから、こんなにみんなに愛されるんだ! というのが私にもよーくわかりました。生徒たち、喜ぶだろうなあ。息子にも、「星野源さんもマイケルのこと好きみたいよ」と言ったら「ほんとに?!」と喜んでました。

 

さあ勉強だよ。頑張らなきゃ。生協の注文ってのもあるよ。夕飯も作らないといけないね。そして息子の人形劇を見るのだ。

 

皆様もよい一日をお過ごしください。

 

| 日々 |
かみしめる

久保さん、皆さん、こんばんは。

 

忙しい一週間でありました。

 

仕事はマイペースにやっているのですが、家庭科の先生から難しい依頼を受け悩む、悩む…。

家では大学のレポートを3つ仕上げたり。福祉施設で読み聞かせをしたり。

 

レポートを書いていると私が全くパソコンの前から動かなくなるので、今日は息子がお昼ご飯を用意してくれました。ご飯に鮭フレークやシュレッドチーズをのせてあたためてくれたり。じゃこをパラパラとお皿に散らしてくれたり。ベランダからブルーベリーを摘んできてくれたり。

なんとか3つレポートを書き終えて、よしこれで次回の試験は3科目受験できるぞ、と思ったのに、すべて午前中に試験がある科目だったので、2科目までしか受験できないことが判明しました。ショックだ。もう1科目は来月に持ち越しだ。

 

夫が買い物でためたポイントで、ベーグル専門店のベーグルを注文してくれました。夫は「パン屋さんで売ってるベーグルと全然違うね、おいしい」と言って食べていましたが、私には、とにかく懐かしい味(もちろんおいしい)。代官山で働いていた頃、なにか嫌なことがあると、仕事の帰りにコーヒースタンドに寄ってコーヒーを飲みながらベーグルを食べる、そして店に置いてある『arne』を読む、というのが私にとっての慰めだったのです。その時のベーグルと同じ味。同じ香り。ただただ懐かしい。夫の買い物ポイントのおかげで一週間、朝はそのベーグルを楽しむことができました。もちもちを噛みしめながら、若き日のいろーんなことを思い出しました。「別にいいんだー、このベーグルがおいしいからいいんだー」と、あの頃何度思ったことか。涙、涙。

 

あ、びっくりしたことが最近ふたつありました。

ひとつ目は、夫がいつも「疲れた」「疲れた」と言っているので、「元気だった時をもう思い出せないんじゃない?」と訊いたら、「元気だった時かあ…、足の手術した直後はすごい楽だったなあ、あの時は元気だったかも」と言ったんです。私まだその時彼に出会っておりません。ということは元気な状態の夫を私は見たことがない。ええええー、だよ。元気な姿を見てみたいよ。

ふたつ目は、息子。「あーちゃん、これTちゃんからもらったからあーちゃんにあげる」と言って折り紙で折ったハートをふたつくれました。「え、これFにくれたんじゃないの?」「うん、まあ別に嬉しくなかったらもらわなくてもいいよ」「いや、そうじゃなくてTちゃんの気持ちは? TちゃんはFにくれたんでしょ?」「だってTちゃんに『これあーちゃんにあげていい?』って訊いたら『うん』って言ったよ」と。えええええー、ですよ。だって、ハートだよ。

 

さあ、そろそろ寝て明日は遊ぶぞ。

そしてまた月曜から頑張るよ。

 

皆様も楽しい週末をお過ごしください。

 

| 日々 |
しみのとし

久保さん、皆さん、こんばんは。

今日、私は43歳になりました。

自分の誕生日がくると、色々な人の誕生日が思い出され、久保さんのしみの日(4月3日)のことも、「あーお祝いできなかった!」と今さら気づき、本当に、ごめんなさい…。

 

今日は日曜日でしたので、比較的ゆっくり過ごすことができましたけれども、午後は大学の試験がありましたので、家族には外出してもらっていました(家のパソコンで受験しました)。

夜は夫がピザを3種焼いてくれました。バジルとベーコン、納豆と玉ねぎ、鮭フレークとネギ。どれもフレッシュトマトとチーズがのっていました。大根サラダも作ってくれました。おいしかった。

本当にありがたいことに、皆様のおかげで43歳まで生きることができました。

祖父はいつも私を抱っこしながら「極楽極楽。俺はもういつ死んでもいい。」と言っていました。そしてある日突然亡くなりました。本当にいつ死んでも周りの人が困らないように、お金のことなど全てわかるように準備を整えてくれていたと聞いています。私も今極楽極楽な毎日ですのでおじいちゃんのように色々整理しておかなければなと思います。ベランダの植木とか、ついつい増やしたくなりますが、私がいなくなったあと処分するのにきっと大変でしょうから、そうじゃんじゃん増やすわけにもいきません。

そうは言ってもまだまだ長生きしたいです。健康には気をつけています。今年は「やること」を減らして、少しぼーっとする時間も持ちたいと思っています。今日は晴れていて、しかも空気が澄んでいたので、山々がとても綺麗に見えました。「雲ひとつないな」と思いながら、少し視線を落としてバラのことを考え、そしてまた空を見ると、いつの間にかひとかたまりの雲がぽっかり浮かんでいて、あれ、さっきまでなかったのに、どっから来たの? と思ったり。そんな時間もある毎日にしたい。

昨日は息子とバターづくりをしました。生クリームを小さな容器に入れて、数分振るだけ。息子が学校で習ってきたんです。できあがったフレッシュバターにレーズンを混ぜて、ロールパンに挟んで食べました。おいしかった。

 

良い本を2冊読みました。アンソニー・ドーアの『すべての見えない光』と、『谷川俊太郎エトセテラリミックス』です。『すべての見えない光』は、読むのに時間がかかりましたけど、いやー、すごいの読んじゃったな、と、しばらく作品の世界から戻ってこられなくなりました。もう一度最初からゆっくり読み直したい。読み直してまた味わい直したい。でも全部は読み直せないので(他にも読まなきゃいけないものがたくさん)、どうしてもというところだけ読み直し、感じ直し、考え直し、また新たな発見をし、と、たくさん楽しみました。楽しむ、という言葉は少し違うかな。暗い時代の、街の匂いまで伝わってくるのだけど、人々の心が美しく、自然も美しく、悲しいけれど救われもする、そんな物語でした。すごいよなあ、これを私より1歳だけ年上の人が書いたなんて。時間に余裕ができたら(そんな日は来るだろうか)きっともう一度全部読み直します。ゆっくりと。

『谷川俊太郎エトセテラリミックス』は、谷川俊太郎さんが細江英公さんや長新太さん、横尾忠則さんらとコラボレーションされている詩集です。赤塚不二夫さんと組んで作られた「自分タチ」が面白くって、家族で大爆笑しました。息子が気に入って「読んで」「読んで」と何度も持って来ます。もう自分で暗唱できるじゃんか、と思うんだけど、「読んで」と持って来ます。世の中には色んな本がありますけれども、寂しくて困った時にはこの一冊があれば大丈夫よ、と思える本です。息子にも、ずっと覚えていてほしいです。

 

先週末、仕事先の生徒たちは中間テストでした。一週間前から部活も休みになり少しピリピリしたムードになってきましたので、「どうぞ息抜きしにきてくださいね」と甘々な文章の新聞を作成し配布したのですけど、あとになって「テスト一週間前から放課後は閉めてください」と言われてしまいました。うむむ。テスト当日ももちろん、閉めなくてはなりませんでした。何人かの生徒が間違って来てくれましたけれども、「今日はやってないよー」と言って帰ってもらわなきゃいけなかった。申し訳ない。もう少し私がしっかり発言できるようになったら、「開けませんか?」と先生方に提案してみましょう。明日はまたほっとした笑顔にたくさん会えることでしょう。

 

そうだ、今日は息子が作った不思議なすごろくもしたのでした。「とくがわいえやす」「ひでよし」「さなだゆきむら」と書かれたところから3人がそれぞれ出発して、相手を飛び越えるとコマがひとつ取れる、みたいな…。「おおさか」と書かれた大阪城もあり。「あ、のぶながも書けばよかったなー、あけちみつひでも…」と息子は話していました。あと、「あーちゃん、第一次世界大戦の第一次は、下水処理場の第一次沈殿物処理場の第一次といっしょ?」という質問もしてきて、いったいどこでそういう言葉を覚えてくるのかと不思議に思いました。

 

さあ寝ないと。明日はまた仕事です。春から月曜日の「すっぴん!」が聴けなくなり残念に思っています。ラジコのようなタイムフリー機能があればいいのになあ…。

それではお休みなさい。皆さま良い夢を。

 

| 日々 |
わからないことだらけですが

久保さん、皆さん、おはようございます。

このところ、からっとした晴れが続いております。

関東方面は、少しは降ったりしているのでしょう? いつもJ-WAVEを聞いているので、関東のお天気も聞こえてくるのですよ。

 

今日は、息子は遠足に行っています。朝目が覚めるなり「やったー!」と叫んでいました。いつもは「今日も学校かー! いややなー!」と叫んでいるので、こんな日もあるとありがたいですね。

 

仕事先の学校の生徒たちも、修学旅行や校外学習に出かけ、昨日は職員室に残っている大人3人だけでお昼ご飯を食べました。

世間で言われている先生方の働き方のことについて、色々と話をしていました。ブラックと言われても、いやいややっている仕事ではないし、会社の業績を上げるためにやっていることでもないし、生徒たちのことを思うとやろうと思えばどこまでもできる、そしてその逆もあり、じゃあどうすればよいのか…、と。はっきりしているのは今の状況でタイムカードを導入しても意味ないだろうということで、だってある程度遅くまで学校に残れる先生もいれば、まずは家に帰って子供のご飯作って子供をお風呂に入れて寝かしつけてからテストの採点をする先生だっている。いずれにしても多くの先生が家に仕事を持ち帰っていらっしゃる。だからタイムカードなんて何の解決にもならない。じゃあどうすれば…。

私は先生じゃないのでいったい先生方がどんなことに縛られて仕事量が増えているのかはわからないし、どこを削ればなんてことももちろんわかりません。職員室にいてもわかりません。でもとにかくそこで一緒にお昼ご飯を食べていたお二方の意見として共通していたのは「素晴らしい仕事」ということでした。その「素晴らしい仕事」を続けられなくなるくらい苦しい状況の先生もたくさんいらっしゃるという、そのことはどうしたら改善できるのでしょう。

 

そして、そんなふうに先生方が懸命に働いていらっしゃるのはよくわかる一方で、「その締め付けって必要ですか」と私には理解できないことも多々あります。服装検査のこととかね。なぜ靴下は白でなくてはダメで黒では怒られるのか(それもズボンに隠れて見えないのに)。なぜ白シャツの中に着る下着も白じゃないといけないのか。そのスカート丈ではパンツが見えそうよ、とか、そんなに香水つけちゃ周りの人に迷惑よ、とかそういうのは言ってあげるべきだと思うのですけどね。「とにかくきまりはきまりなんだからどんなきまりでも守るべき」という空気を感じることがあって、そこは不可解。それでは「考えない頭」になってしまいませんかね? なんてことを、横から言えるわけでもないのですが、少なくとも自分の周りのことに関しては、あまり細かくきまりを作らずに生徒たちとやっていきたいと思っているのです。怒らなきゃいけない時は怒りますよもちろん。でもさ、本当に怒らなきゃいけないことなのそれは、というところを、よくよく考えたい。

だってさ、中学生は小学生より成長している人たちなんだから、小学生よりも色んなことがわかっているはず。自分の頭で考えられることもたくさんあるはず。それなのにどうして小学生よりも締め付けられるの? 中学生は小学生と違って怒鳴りつけていいの? どうして先生は生徒のことを「おい!」とか「お前!」とか呼んでいいことになってるの? どうして呼び捨てが普通なの? 本当に不可解。慣れない(慣れるものか)。

でも丁寧な言葉遣いの先生もいらっしゃる。そして「お前!」とか言ってる先生もその先生なりに生徒のことを愛してお仕事をされているのはわかる。「お前!」と呼ばれてもへっちゃらな生徒も多分いる。でも学校に行くのが嫌になる生徒もいるわけで…。

 

こたえは出ないけど、私にもほんの少しでもできることはあるのだ、と信じて、やっていくしかないのでしょう。とにかく「これはきまりだから守れ」というのは、ダメだと思う。そして始業式の日に何十回も「気をつけ! 礼!」をさせるのも、どうかと思う。自分の至らぬところは棚に上げてここでぶちぶち言ってごめんなさい。引き続き頑張っていきます。

 

ベランダのブルーベリーの実が膨らんできました。「だめかなー」と思っていたアメジストセージが蘇った! 朝顔の芽も出てきました。

息子はどんな報告をしてくれるでしょうか。鹿に蹴られていませんように。

 

皆様もよい週末をお過ごしください。

 

| 日々 |
なまけもの日記

久保さん、皆さん、こんにちは。

今日は、晴れているけど外は真っ白。また黄砂なのかな。

 

母の日だそうで、夫がご飯を作ってくれています。夜はピザを作ってくれるそうです。ありがとう。これでは「妻の日」じゃないか。息子にはまったく感謝などされません。当たり前ですけどね。今朝は「あーちゃんはなまけもの」と言われてしまいました。そうかあ。なまけてるかなあ。

 

外では草刈機の音がわんわん鳴っておりまして、去年まではこの音を聞くと「やばい、うちもやらなきゃ」と苦しい気持ちになったものですけど、畑をお返ししましたので、「やらなくていいのね」と夫と胸をなでおろしています。

かわりにベランダの植木を手入れしてあげて、今朝は息子とふたりで朝顔のタネを蒔きました。今年こそ東側のベランダにグリーンカーテンを、と思って。タネを蒔いた隙間にバジルとネギの苗も植えました。

東側のベランダにはイノシシの毛皮がまだ干したままになっています。陽にあたると少し匂います。どうしようかなあ。

 

昨日息子は久しぶりに以前通っていた保育園へ行きました。私の仕事が変わり、土日が休みになったので、学校内にある学童保育はやめてしまったのです。かわりに、長時間親が留守する時には保育園で預かっていただくことにしました。

土曜日だし、小さな子が少しいるだけかもね、と言っていたのですけど、それでも息子は保育園に行くことをとっても楽しみにしていました。先日学校でバター作りの体験があったので、そのレシピを持っていって園長先生に教えてあげるのだと張り切っていました(園長先生はいつもおいしいおやつを作ってくださったので)。

先生たちも、楽しみに待っていてくださったらしく、「Fちゃん久しぶりー!」「おおきなったなあー!」とあたたかく迎えてくださいました。そして偶然にも、息子が一番仲良しだったふうちゃんが登園していました。朝、先生がふうちゃんに、「今日Fくん来るねんで」と伝えると、「うそや、絶対来るわけない」「うそや、うそやで」と言って照れながら待っていてくれたのだそうです。

午後迎えに行った時には、「もうちょっと遊びたいー」と息子は予想通りの反応でしたが、「また来月も来るからさ」と言って仕度をさせました。先生たちも「いつでも大歓迎やで!」「楽しみに待ってます!」と見送ってくださいました。ほんとにありがたいことです。

 

夕方は図書館へ行き私は小さい子向けのおはなし会をしてきました。息子はもう最近はおはなし会には入りたがらず、部屋の外で本を読んで待っていました。

昨日は3歳から6歳の子たちが来てくれました。まあかわいいことかわいいこと。谷川俊太郎さんの「かっぱ」の詩に合わせた手遊びをしたのですけど、とっても真剣に手足を動かしていました。そのあと『マーシャとくま』のストーリーテリングをして、絵本『ぐりとぐらとくるりくら』を読んで、最後にエリック・カールの『できるかな? あたまからつまさきまで』を読みながらみんなで体を動かしました。よくよく集中しておはなしが聞ける子たちでした。

少し前に大きい子向けのおはなし会をした時には、プログラムがよくなかったのか、どうも難しかったなあー、という感触が残り、悶々としながら帰ったのですけど、昨日は問題なく終われたので、よかった。ほっとしながら帰りました。

今後しばらくはおはなし会の予定は入れていないのですけど(学校の仕事が優先で)、昨日みたいな会があると、ああまたやりたいなあ、とつい思ってしまいます。もう少し余裕ができたら、またやらせていただきたいです。

 

学校の仕事は楽しいけれど、世間で言われているように、先生方はとってもお忙しそうだし、何より生徒たちが、本当に忙しい毎日を送っているようです。8時半までに登校し、4時過ぎまで勉強をして、部活に行き、そのあと夜の9時や10時まで塾で勉強です。部活の朝練がある子もいます。休み時間に塾の宿題をやってる子もいるのですって。その忙しい合間にさささっと本を借りに来てくれるのです。いつ読んでいるのでしょう。職員室にいると、欠席の子が結構多いのだなというのがわかります。みんな寝なきゃだめよー、と思います。

今、憲法に関する本の特集をやっていて、借りて行ってくれる子もいて、嬉しいのですけど、ほわんと、能天気な感じの特集も組みたいと思っています。新聞記事の掲示も、どんな記事を切り取ればいいか、悩むんです。あまりにも、将来に希望が持てないようなニュースや、大人ってみっともない、と思わせる記事ばかりでは、だめだから。よい世界にしよう、と頑張っている大人がいて、自分もそうなりたい、と生徒たちに思ってもらえるようなニュースとか、どこのお寺で何の花が見頃、とか、そんな記事もたくさん選んでいこうと思っています。

 

明日からまた頑張ります。暑い一週間になりそうですね。

皆さまもお元気でお過ごしください。

 

| 日々 |
近ごろのようす

久保さん、皆さん、こんばんは。

久保さん、遅くなりましたがUちゃんのご進級、おめでとうございます。

こんな風に、久保さん、久保さん、と書き続けながら、ずっと会えていないんだよねえ。Uちゃんのことも、「いつか抱っこさせてもらいたい」と思っていましたが、もう年中さんですか。あっという間、とは言いませんよ私は。結構長いよね、子育て期間てね。

 

ゴールデンウィークというものを、まともにとらせてもらえて、本当にありがたく、息子とゆったり過ごしています。夫は本番中ですので、ずっとおりません。息子は「二人暮らしみたいだよねえ」と言っています。昨日はベランダから一緒に夜空を見上げていました。絵本『夜空をみあげよう』を読んでから、「星空を見に行くキャンプ」というのにすごく憧れている息子なのです。昨晩はお月さんの光が強かったのですが、それでも結構星が見えました。「あ、あれは絶対北斗七星だよ!」「あれは蠍座だ!」「お月さんの中にうさぎが!」と息子は興奮していました。

 

夫の芝居はもう見て来ました。マームとジプシーの『sheep sleep sharp』。夫が家ですごく緊張している様子だったので、私も劇場の受付で緊張してしまい、「お名前を」と言われた時に「佐藤と思います」と言ってしまいました。恥ずかしい。

作品は、最後まで見終わって、「そうよね、そうよそうよ」と肯きたくなるものでした。最近仕事として本を必死に読むようになって、そうすると、途中がどんなであろうととにかく最後までこつこつ読んでいって、「うーむ」と考える(購入すべきか、とか、どんな言葉でおすすめしたらよいか、とか)のですけど、その時にたまに出会う「これ、最後まで読んでほんとによかった」という感じに、似ている。最後まで見てよかったな。

なぜあの衣装? とか、なぜあの小道具? とは思うのですけど、テーマを軽く扱っているわけではないのだな、悩んでるフリではなくて、すごく真剣にこの世界をなんとかするために藤田さんはこの作品を作られたのだな、という印象を受けました。

重いトーンの中、2幕のはじめの部分が笑ってしまったなあ。女性が黙ったまま色々なポーズをとって、その周りを小道具があっちへ行ったりこっちへ行ったりして、しばらく時間が経過したあとに「え、それなの?!」と言いたくなるセリフが出てくるのです。さんざんもったいぶってそれかい! と。何度か見たらまた違う風に見えるのでしょうけど。

夫は役者として日々緊張したり悩んだりしているみたいですけど、「まあ頑張って」としか、言いようがありません(私はその辺優しい妻ではなくて)。夫にはふてぶてしさがないのです。だから本人としては色々悩むのかもしれないけど、そのふてぶてしくないところが魅力でもあると思うので、やっぱり「まあ頑張って」としか、言えないのです…。あと一日、頑張って。

 

そう、それで、舞台を見に行く前には、以前から行こうと思っていた「武蔵野プレイス」という武蔵野市の生涯学習施設に行って来ました。図書館と、「生涯学習支援」「市民活動支援」「青少年活動支援」のためのスペースが融合している施設です。パンフレットなどをよくよく見ると、「ここは図書館スペース」「ここは青少年活動支援のためのスペース」などという区切りがわかるようになってるのですけど、ただ足を踏み入れただけでは、わからない。カフェも、図書スペースも、有料の貸し館としてのスペースも、すごくゆるやかにつながっていて、「ここはなに?」という感じの場所でした。

私は図書館に関する本で、「大人が立ち入り禁止のヤングアダルト用スペースがある」というのを読んで、それはぜひとも見てみたい、と思って行ったのですが、正確には、そのスペースは「スタジオラウンジ」と呼ばれる青少年活動支援のためのスペースで、「図書館スペース」ではなかったのでした。でも同じフロアにはヤングアダルト系の図書を揃えた(それとともに美術系の本も揃っている)図書館スペースがあり、卓球ができるようなオープンスタジオ、バンドの練習ができるサウンドスタジオ、ダンスの練習ができるパフォーマンススタジオ、料理や工芸ができるクラフトスタジオがあり(これらのスタジオは予約制の有料貸出施設)、それらがやっぱりゆるやかにつながっている。ただただ「すごーい、うらやましーい」としか言いようがありません。

それで、その「スタジオラウンジ」(無料)には、20歳になった年度末までの青少年しか入ってはいけなくて、大人は周りの通路(といっても壁で隔てられているわけではない)を通ることだけ許されているのです。スタジオラウンジの中では飲食OK、おしゃべりOK、もちろん本を読むのも自習もOK、ボードゲームもいくつもあり、電子レンジも電気ポットもあって、とにかくどんな形でくつろいでもいいよ、という「青少年の居場所」となっているのでした。鍵付きのロッカーに荷物を入れておくこともできます。いたれりつくせり。

賑わっていましたよー。一応受付で自分の仕事のことを伝えて「見学させてください」とお願いしたので、少しは足を踏み入れても許されたのかもしれませんが、みんなが楽しそうにしているのを見たら、やっぱり中にはとてもとても入れませんでした…。周りをうろうろしながら雰囲気だけ見させていただきました。

あとは図書館スペースにどんな本があるのかとか、サインはどんな風に工夫しているのかとか、見させてもらって、カフェでお昼ご飯も食べて、その場をあとにしました。色々勉強になりました。自分の仕事の中で真似できること、真似できないこと、もちろんあり、色々考えました。その「スタジオラウンジ」と同じような機能を持った場所が、もっと増えるといいなと思うけど、この「武蔵野プレイス」が有名なんだから、今のところ日本においては武蔵野プレイスぐらいにしかそういう場所はない、ということになるのでしょうか。みんなの「近所」にこういう場所があったらいいのにね。

 

自分の仕事は本当に楽しくなってきました。色々な生徒が来てくれて、嬉しい。「俺は今日ぴーちゃんの餌を調べにきた!」と言って、トカゲの入った箱を持ってくる男子、それを見て「先生! ここは動植物持ち込み禁止って言ってください!」「あの人たち幼稚園からやり直せばいいのに!」と言う女子。「周りのみんながエロい話しかしない」とぐちる生徒、「忙しい時にはなんでも俺手伝うよ」と嬉しい言葉を言ってくれる生徒、そんな無邪気な友達を横目で見ながらただ黙っている生徒。みんな、面白い。みんな素敵よ。

「先生!」と呼ばれることについては、もうこれはどうしようもないんです。私は正確には先生ではないのですが、学校の中にいる大人はみんな「先生!」と呼ばれてしまうのです。いくら私が「佐藤さんと呼んでください」と言ったところで誰もそうは呼んでくれません。先生たちもお互いを「先生」「先生」と呼んでついでに私のことも「先生」と呼んで下さるのでいちいち「違います」と言うのももうできない感じでそのままになっております。

 

長くなってしまったなあ。

また月曜日から頑張ります。

皆さまおやすみなさい。良い夢を。

 

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休ませてもらってます

久保さん、皆さん、こんばんは。

 

昨日も今日も、すっきり晴れました。

 

ベランダで、ブルーベリーやリンゴの花が咲き匂っています。

忙しくなってしまったので、畑は全部、地主さんにお返しし、今はベランダと室内に置いてある植物の世話だけになって、気楽なもんです。

土地を借りて食べ物を自分で作るという経験をすると、そのあと食べ物全部をお店から買う、っていう生活に戻ることに違和感を覚えますが、しょうがない。ほぼ自給自足という生活もいいなと憧れていたけど、なんだか流れに乗ってやってきたら、今のような生活に、たどり着いたのだもの。今の状況はこれでじゅうぶんありがたいことなので、できないことは諦めて、やるべきことを頑張ろう。

 

新入生のオリエンテーションを全クラス終えて、心底、ほっとしています。これまでは布団の中で横になっても肩の力が抜けなくて、ガチガチになっていたんです。オリエンテーションを終えて、生徒達の反応も良く、先生も「一年生達いいスタートが切れました」と言ってくださって、本当に本当に、ほっとしました。

大岡信さん関連の本も、ちゃんと生徒達は見てくれていて、借りて帰ったり、大岡さんのエッセイが載っている美術本をひろげて「ゴーギャンすげえ!」と声をあげている生徒もいたりして、嬉しい。よかったよかった。

これからはよく眠れそうです。引き続き頑張ります。

 

土日が休みになって、息子と一緒に週末ゆっくりできることが、とてもありがたいです。今までよりも勤務日数は増えているのに、土日が休みだとちゃんと「休んだ」という気になるのですね。これまでは週末に私と夫のふたりとも仕事が入ってしまうことが多く、土曜日は学童保育で預かってもらっていましたが、日曜となると息子は夫の職場へ着いて行ったり、私の職場でしばらく待っていたり、頼める時は実家に連れて行って預かってもらったりしていて、ほんとに落ち着かなかったんです。それに、毎日3人のうちの誰かが仕事か学校か、ということになれば、私のお弁当作りも休みなく続くわけでして、朝ゆっくりできる日、っていうのが、なかなかやってこなかった。土日休みはほんとにありがたい。感謝感謝。

 

今日は息子と一緒に『すばこ』(キム・ファン/文 イ・スンウォン/絵)と、『夜空をみあげよう』(松村由利子/文 ジョン・シェリー/絵)を読みました。寝る前にはまたタンタンシリーズの『ななつの水晶球』を読みました。この本、今家に2冊あるんです。私が図書館で見つけて借りて帰った日、息子も学校から借りて帰って来たのでした。面白いのよ、タンタン。止まらなくなるの。

 

ではまた明日から頑張りますよ。

皆さまおやすみなさい。よい夢を。

 

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