しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』も、どうぞよろしく。

映画『3人、』見に来てくださった皆さま、ありがとうございました。
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話し合いましょうよ

久保さん、皆さん、こんばんは。

 

連日、寒いですね。

家の窓を二重窓にしたくてたまらない。DIYしちゃおうかな。そう思っている間にあたたかくなるのかも。でも次の冬に向けてやってしまおうかな。「下手くそでもやってみる」が今年の抱負ですからね。

 

勤め先の学校も極寒です。パタパタと動きながら仕事をしていればなんとか凌げるのですが、こないだは事情があって図書室が使えず、職員室でずっとデスクワークをしていましたらみるみるうちに具合が悪くなってしまいました。家に帰り7時半には布団に入りました。熱があるとか頭痛がするとかいうわけじゃなかったのだけど、「もうだめだー」って感じになって。

息子は「レンジでゆたぽん」というやつをレンジであたためてくれて、布団に向かう私に持たせてくれました。ありがたい。それをお腹にのせたり太ももにのせたりしているうちに眠りに落ちました。

 

今日はそのゆたぽんを段ボール箱に入れ、毛布で自分の足とともに包んで大学の試験を受けました。この家に引越してきてから初めての試験です。問題の解答は「口ではいくらでも説明できるのよ…」という内容のもので、書くとなると文章の組み立てが難しく、ちょっと手こずりました。「不可」にならないといいな。

こんなペースですからこの3月に卒業するのは無理なのですけど、もうあと必要な単位数は残り少なくなってきたので、来年度末には卒業できるんじゃないかと思います。どうかな。卒業できたら嬉しいだろうな。踊っちゃうだろうな。

 

息子は昨日から、「俺のくるま、誰か乗った、俺の横浜町田、誰か通った、俺の布団、誰かたたんだ、ありがてー!」とラップのようなものを口ずさんでいます。私が試験を受けている間は『サニー』という漫画を描きながら静かに待っててくれました。

学校で手仕事の時間に編んでいた笛の袋は完成したのだそうです。すごいよなあ。ガーター編みでこれまで編んできたものを、最後にちゃんととじ針で綴じるところまでやったそうで、ほんとに先生はどうやって教えてらっしゃるのだろう、と思います。手で鎖編みを作る方法も息子は覚えてきて、するすると私の前で披露してくれました。

私も頑張ろう、と思い、来年度のクラスの係は裁縫系の仕事を担当することにしました。シルクの衣装を縫うのですが私一人でやるわけではなく、作れる人に教えてもらって他の保護者の皆さんにも協力してもらって縫うのです。難しそうだったら外注でもいいよ、と言われていますが、チャレンジしてみたい気持ちを持っている人は何人かいるので、できれば自分たちでやってみたいと思っています。今から楽しみです。

 

この時期はきっとどこの学校でも来年度のPTAの役員決めなどされているのでしょうね。

息子が前に通っていた学校では、PTAの仕事はくじ引きで当たっちゃったら問答無用という感じでしたので、「大学を卒業したらやりますから」と言ってくじ引きから外してもらっていたんです。それでも無理やりくじを引けと言われたら、「退会します」と言うつもりでした。もともと入会する意思表示もしていないのに、自動的に会費が引き落とされる仕組みでしたから。入学説明会の時には、「PTA会長さんからもご挨拶があります」とのことだったので、こんな仕事をこういう形でみんなで協力してやっているんですよ、というお話が聞けるのかと思ったら、「こんにちは」の一言もなく、「役員を断る資格があるのはこういう人」という規約を読み上げて終了という驚きのご挨拶だったので、PTAってどんな恐ろしい組織なのかと震え上がりました。まあでもくじ引きから外してもらえたのはありがたかったです。陰で何を言われていたかはわかりませんが。

学童保育ではもっと問答無用で、利用家庭の保護者全員が必ず何か係を担当しなければなりませんでした。車がないと難しいよねとか、土曜日旦那さんが家にいる家庭じゃないと難しいよねという種類の仕事に対して「その仕事はくじ引きで当たってもうちはできません」と勇気を出して手をあげたら、大変冷ややかな視線を浴びました(理解して下さる方も中にはいらっしゃいましたが)。怖かった怖かった。帰り道泣きながら「F、悪いけど来月から学童はやめて留守番してちょうだい」と息子に言ったら「やったー!」という返事でしたので、助かりましたが…。

 

今息子が通っている学校ではとにかく話し合いです。だからできない仕事を無理やり押し付けられるということはないのです。安心して「それはできない」「これならできる」と言える。大人ですものこれが当たり前だと思うんですけどね。クラスの係決めも学童保育の係決めも、意見がたくさん飛び交ってとんとんと話が進みました。「長」がつく仕事も「あ、それ私やろうかな、でもこの部分は苦手だから○○さんに助けてもらえたら」「いいよいいよ」とすぐに決まりました。やれると思う人が手をあげ、その人ができるやり方で仕事を進めればよいのです。私も自分ができる種類の仕事にぱっと手をあげることができて、本当に気持ちが良かった。ほっとしました。「みんな、泣きながら仕事しちゃだめだからね、これ無理かもと思ったらすぐに言いましょう」と念を押して言って下さるお母さんもいて、ありがたいことだなと思いました。

 

みんなそれぞれ、できることできないこと全然違います。小さい子がいるから裁縫は難しい、車が出せないから大きなものを運ぶのは難しい、家が遠いから何度も学校へ行くのは難しい、パソコンが苦手、忙しくてどうしようもない、などなど。それを無視してくじ引きで決めようとしたら誰だってやりたくなくなるよ。でも「話し合いで決めましょうよ」と前の学校の時、私から言い出すことはできなかったな。「それできません」と言うので精一杯だった。

 

ああ、こんな話で長くなってしまいました。

『銀河鉄道の父』はとっても面白いです。寝る間を惜しんで読みたくなるくらいだけど、我慢しています(健康第一)。通勤のバスや電車の中でちびちびと読んでいます。

息子とは相変わらずアンデルセン童話やアイヌの民話を一緒に読んでいます。

 

そう、息子の学校の先生は毎日おはなしをしてくれるのだそうです。どの学年の担任の先生もそうなのです。そういう学校なのです。本を開いて読み上げてくれるのではなく、覚えたものを話して聞かせてくれるのですから本当に先生方の頭の中はどうなっているのかと思います。週末も、日曜の午後になると「明日のおはなしは何にしよう」と考えはじめ、覚える作業もあるのでなかなか大変であると先生は笑いながらおっしゃっていましたが、毎日って本当にすごい。おはなしの勉強、私は今ちょっと停滞してますが、これからは息子の学校からも色々学べたらいいなと思っています。何年生にどんなお話が向いているとか、きっととても勉強になると思うので。

 

長くなりすぎました。久しぶりの試験が終わってほっとしてるんです。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

皆さん良い夢見てくださいね。おやすみなさい。

 

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