しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』も、どうぞよろしく。

映画『3人、』見に来てくださった皆さま、ありがとうございました。
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夫からの伝言/『3人、』
毎日書く、と言いながら、更新が遅れていきますが、26日のことを書くとすれば、夫と夕食の時に話していたことで、「俺は『障害者に生まれて良かった』なんて言ってる障害者を見たことがない。俺だって障害者なんかに生まれたくなかった。障害者で嬉しいわけがない。今まではある確率で障害児が生まれそれは誰のせいでもなかったかもしれないが、これから放射能の影響でその確率が高まるのなら、我が子が健康に生まれてくるように願って被曝を避けようと思うのは当然のことで、それが新たな障害者差別に繋がるなんて考えてるやつは、頭の中で思いついたことをただ言っているだけで、それこそきれいごと、現実を何も見ていない。本当に何もわかっちゃいない!…って言っといて!!」ということですので、誰に言っていいのかわかりませんが、ここに記しておきます。

子供が生まれると、初めてだとそれこそ、寒すぎないだろうか、暑すぎないだろうか、食事は足りているのだろうか、食べ過ぎじゃないだろうか、とか、まあ、ありとあらゆることを心配して、色々試して、工夫して、でも心配しすぎるとやっていけないから、どこかで「まあ、なんとかなるだろう」と自分に言い聞かせて、でもやっぱり心配という、そんな一分一秒を過ごすわけですけども、その辺の感覚が、実際に子供を持っているいないにかかわらず、わかる人にはわかり、わからない人にはわからない。
どんなに本を読み、世界を旅して、色々難しいことを知ってるような、賢そうな振りをしている人でも、そういう感覚が抜け落ちてる人と話をするのは辛いね、という話をしていました。

友人の今野裕一郎さんが、我が家のドキュメンタリー映画を作ってくれていて、ありがたいことにそれがもうすぐ完成するそうです。『3人、』という映画です。今野君が主宰するBUSSTRIOのページに写真が載っています。
今野君には、結婚式の時にも映像を撮ってもらって、その時には家族や親戚に配ることが目的でお願いしたのですが(家族・親戚を呼ばない結婚式だったので)、出産の時には、はじめから第三者に見てもらうことを目的として撮って欲しいとお願いしました。今野君にその気持ちをどう伝えたか、はっきりとは覚えていませんが、「人はみんな生まれて来たのだけれど、その時のことを全然覚えていないので、他人のお産を見ることで何か思い出すことができれば」というような、そんな気持ちだったと思います。
こんな勝手なお願いをすんなり引き受けて下さって、その後もたびたび撮影に来てくれて、今、作品が完成しそうだ、という、夢のような話です。本当に感謝しています。
| 『3人、』 |