しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から、『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんと、皆さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなどをひっそりと書いています。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』もどうぞよろしく。
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よく見る、まだまだ

久保さん、皆さん、こんにちは。

外は快晴ですけれど、秋風はひんやり寒い。皆さん、風邪などひかれてないですか。

 

前回、勤務先の子ども達に興味を持って接することについて書きましたが、なかなか道は険しく、毎回仕事のあとは「あの時こう声をかければよかった」「もう少し突っ込んで尋ねておけばよかった」などと反省しきりです。

具体的に何を心がけているかというと、まずは、できるだけ多くの生徒の顔と名前を覚えることを目標にしています。図書室に来る生徒だけでなく、登下校時に挨拶する生徒もできるだけ顔(とできれば名札)をしっかり見るとか、職員室の入口でもじもじしている生徒に「どうしましたか?」と声をかけるとか、そういうことです。

こういうことって先生になる人は当たり前に教員養成課程で学んでいつも実践していらっしゃるのでしょうか? 私は図書館司書になるための勉強しかしていませんので、学校の子ども達とどう接するのかというところは自分の子やその友達と接してきた経験上しかわからなくて、自分で悩みながら間違えながら前へ進んでいる感じです。

 

でもとにかく顔と名前を覚えようと思ったら自然に「よく見る」ことができますし、私のことも覚えてもらうことができるのではと思っています。

一応子ども達は全員、入学すれば図書館オリエンテーションという授業を受けて、私のことを知っているはずなんですけど、その一度だけしか図書室に来ない生徒もいますから、残念ながら挨拶しても「あのおばちゃん誰?」と囁かれることもあるのです。あと「エプロンをつけている」イコール「保健室の先生」だと思われて、「爪を切りたいんですけど」とか「検尿の容器をなくしちゃったので下さい」などと声を掛けられることもあります。そんな時はすぐに養護の先生にバトンタッチです。

 

図書室によく来てくれる生徒に関しては、どの生徒がどんな本を読んでいるのかをよく見るようにしています。といってもカウンターでじろじろ見たりはもちろんしません。誰がどの本を借りているのかというのは高度な個人情報だからです。それでもどんなメンバーがその日来てどんな本が借りられたかはわかりますから、それを見れば生徒に必要とされている本がおのずとわかってきます。それに基づいて、次にどんな本を購入するか考えたり、どれを借りようか迷っている子に「これは?」とその子が好みそうな本をすすめたりすることができます。

仕事を続けていればなんとなく自然にそんなことはできるようになるのですけど、意識して「よく見る」のとそうでないのとでは、やはり違うんじゃないかなと思っています。

 

有名な方が相次いで自殺されているので、職員室でも「いつも以上に子ども達をよく見ましょう」という話が出ています。よく見るというのはもちろん監視する、監理するということではなくて、興味を持って見守り、小さな変化も見逃さないようにしましょうということです。

学校司書になって4年目、仕事に慣れてきたというのもありますが、自分が「学校に勤める大人」であることを今まで以上に意識している今日この頃です。

 

さあ、今日もあと半日、頑張ります。といってもこれを書いている日は勤務の日ではありませんよ(当たり前)。おやつを作って、秋冬に何を着たらいいか考えよう。いつも季節の変わり目は着る服がない気がして焦ります。でもなんとかなるんですよね。最近はよく作っているし。絵本作家どいかやさんの『服を10年買わないって決めてみました』という本がとても面白くて、私も真似して夫の服をリメイクしたり、ちょっとだけ気に入らないシャツの丈を切ってジャストサイズにしてみたり、いろいろやっています。このままいけば私も「気づいたら10年服買ってないわ」となるかもしれない。どうかな。

 

皆さまもどうぞ楽しい午後をお過ごし下さい。

 

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