しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から、『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんと、皆さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなどをひっそりと書いています。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』もどうぞよろしく。
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みんなと生きている

久保さん、皆さん、こんばんは。

息子が、寝ながらうんうん唸ってます。夫が「夜泣きだよ」と。寝苦しいのでしょうね。

連日猛暑ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

夏になるとかなり早く目が覚めてしまうのですけど、最近5時台には鳥のチーチー言う声(種類はわかりません)、そしてカラスのアーアー言う声が聞こえてきます。巣立ちのシーズンなのですね。雛たちは体は大きくなってもまだ親鳥からごはんをもらっているようで、甘える声がとてもかわいいです。

そして5時40分になると、遠くから「シャーッ」という音の波が近づいてきて、わんわん、わんわん、蝉の大合唱が始まります。あっちへ飛びこっちへ飛びしながら、彼らは力強く鳴いております。よく夜中でも鳴いてしまう蝉がいますが、やはり朝方がいちばん大音量ですね。

そんな中、パソコンのスピーカーのボリュームを大きくして、6時半から私と息子でラジオ体操をしています。夫は独自の体操を。例年は、団地内のグランドでみんなで一緒にやるのですけど、今年はコロナのこともあるし、団地の工事もしているので、やりたい人はカードをもらって各自家でやっているのです。

 

そう、工事。

私の住んでいる棟はもうほぼ作業が終わったのですが、なにせ全部で20数棟ある団地ですから、順々に作業を進めていって、すべての棟の工事が終わるのはおそらく年度末になりそうです。

足場を組んで、全体を黒幕で覆って、外壁やベランダの床でひび割れているところを補修して塗り直し、階段室の手すりや玄関ドアも塗り直し、屋上も古い設備を撤去してから防水工事をし、などなど、いろいろやって下さっているのですが、まあいつだって手際良く、南面の作業をしている日は北面の窓が開けられ、北面の作業をしている日は南面の窓を開けられるよう、気を配って下さりながら、すいすいと工事を進めてくださっています。

ものすごくたくさんの作業員の方がいらして、どうやってチーム分けをされているのか(ある特定の作業だけを受け持つチームになっているのか、ひとつの棟の最初から最後までの工程を丸ごと受け持つチームになっているのか)わからないのですが、統括して作業の順番を決め、指示を出している方は相当な経験をお持ちなのだろうなと思いますし、作業されているそれぞれの方も、とにかくこのコロナと長い梅雨と暑さの中テキパキと仕事をされていて、本当にすごい、と尊敬します。

 

けれども、自治会で集めた工事業者への要望書を読んでみると、「音がうるさい」「塗料の匂いが臭い」「作業中のおしゃべりが聞こえて嫌だ」「室内に光が入らずうつになりそうだ」「新しいカラーリングが変」「早く終わってほしい」などなど、みんな勝手なことを言いたい放題なのです。私だって、もちろん室内が暗いのは嫌だったし、ベランダの植木鉢を移動させるのは大変だったけど、でも、音や匂いがするのは当たり前のこと、綺麗にしてもらうんだから我慢するのは当たり前じゃないかい? これじゃあ工事してくださってる方々に対してあんまりだよ!

ということで、息子と一緒に、作業員の方々へ感謝の気持ちを伝える看板をこしらえて、ベランダに掲げることにしました。

本当はお茶やビールを差し入れしたいところだけど、とにかく人数が多くていらっしゃる。作業中は声をかけられないし(危険)、団地の管理会社に伝えてもうまく作業員の皆さんに伝わるかわからないので、息子が「こうじのみなさん!!きれいにしてくれてありがとう!」とカラフルに書いた看板を、足場の階段の踊り場に面したベランダの柵に取り付けました。

といっても、もううちの棟の作業は終わりかけなので、あまりたくさんの方には見てもらえていません。でもたまに通られる方はちらり、ちらり、と見てくださっている様子。足場の解体作業の日にはきっとまた何人もの方が来てくださるので、その時に、見ていただけることでしょう。感謝の気持ちが少しでも伝わりますように。

 

工事が始まる前は、私も心配していたのです。いろいろ大変だろうなと。一番心配していたのは、「何やってんだコラァ!」と先輩が後輩を叱り飛ばす声がしょっちゅう聞こえたりしたら嫌だなあと、今思うととても失礼な話ですがそう思っていたのです。でも実際に聞こえてきたのは、「上手くなったな」「〇〇さんに褒められると嬉しいっす」という微笑ましい会話や、「ただ塗るだけじゃだめ、ちゃんとここをこう合わせないと」と丁寧に指導されている声で、たいへん和やかに、時には好きな女優やサーフィンの話題をしながら、でも手元は素早くお仕事をされていて、いいチームなんだなあ、だからやっぱり、リーダーがすごい人なんだろうなあ、と、しみじみ感じていたのです。音も匂いも、想像していた範囲内。みんな文句ばかり言っちゃだめだよ!

 

看板は、息子の発案ではなく、私が「一緒にやる?やらない?やらないならあーちゃんが一人でやるけど」と声をかけたら「やるやる」と息子が言って書いてくれたわけですけど、こういう、「感謝の気持ちは伝えよう」みたいなことを子供に教えられるのは、もう年齢的にそろそろ最後のチャンスかなと思っています。

5年生ですからね。今でも「めんどくさい」と言う回数は増えているけど、これからはもっとそうなるだろうし、説教臭いことは嫌がって「うっせえババア」と言われる日も近いので、今のうちに教えておかなきゃいけないなあと。

息子の担任の先生も、「お家の仕事はもうだいぶできるはずですから、いろいろやらせてあげてください。6年生でやらせようとしてももう遅いです。」とおっしゃっていて、深く納得。

家の仕事、ご近所との助け合い、感謝の表し方、「みんなと生きているのよ」「こういう時にはこうするのよ」という大事なことを伝えられるのは(素直に聞いてもらえるのは)、今。

出かけられない夏休みですし、一緒の時間を大切に過ごしたいと思っています。

 

寝る前に本を読んであげるのはもう終わってしまったー。もう自分でどんどん読んでしまうので。

最近息子がはまったのはミシェル・ペイヴァーの『クロニクル千古の闇』シリーズです。『オオカミ族の少年』から始まる全6巻。中学生にもたまに勧めるのですが、読み始めた子はみんな最後までイッキに読んでしまいます。息子もそうでした。きっと面白いのでしょうね。でしょうね、と書いているのは、私は1巻しか読んでいないからです(相変わらずシリーズものを最後まで読めない)。

 

さあ寝なくては。夏休みだからってだらだら遅くまで起きていてはいけませんね。

皆様もどうぞ良い週末をお過ごしください。熱中症にお気をつけて。

 

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