しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』もどうぞよろしく。

映画『3人、』原宿VACANTの『バストリオの野生展』で上映されます!
2019/9/23(月・祝)13:00〜
皆さまぜひお越しくださいませ。
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登ったり下りたり

久保さん、皆さん、こんにちは。

大雨が去りました奈良です。

 

もう秋の風ですが、こないだは出遅れたアブラゼミが弱々しく鳴いており、息子が「まだお嫁さんが見つからないなんて可哀想だねえ」と言っていました。

しかしセミを見ていると、とにかく鳴かねばならぬと思っているようで、なんのために鳴いてるのか、というのは自分では分かってないんじゃなかろうかと。どうかな。

 

そんな息子は10歳になりました。手足が伸びて細長くなってきました。さみしい。痩せているのに頬や顎のたるみを気にしている。夏休みの宿題が終わらないと言って泣いている。

「先生はプリント一日に3枚までって言ったのに、それじゃ終わらない。でも一日にたくさんやったら先生に怒られる。」と。ちょっと待って。ずーっとやらないでいて今から始めようとしたのがいけなかったんだよね。先生に怒られるかどうかが問題なのではなくて、これやらないでいた間に漢字も忘れちゃったでしょ、二桁の掛け算もあやしくなっちゃったでしょ、その方が大問題なのよ、先生はどうして一日に3枚までって言ったと思うの、「ぼくみたいに最後にまとめてやる子がいるから。」それだけじゃないでしょ、最初に全部やっちゃう子もいるでしょ、そしたらやっぱりそのあと時間が空きすぎて忘れちゃうよね、ちゃんと理由があって先生は一日に3枚までって言ってるのよ、4枚や5枚やっている日があるから先生が怒るとか怒らないとか、そういうことが問題じゃないのよ。

なんて話を昨日の夜しました。

まだまだプリントは残ってる。日記(作文?)も残ってる。

パニクって泣いてる息子に「これは大切な失敗、人生に失敗はつきもの、失敗したら次は同じことをしないようにすればいいの」と言いましたが、通じたのでしょうか。

 

息子にとってはおそらく楽しい夏休みだったんじゃないかと思います。山に行き、川に行き、プールに行き。大好きな友達とも遊べました。学童保育でも楽しく駆け回っていたようです。

こないだは「ぼくロッククライミングがやりたい」と言うのでボルダリングジムに連れて行きました。一回本格的なのをやらせてみたら「やっぱいいや」と言うかなと思ったんです。しかし「楽しい」と火がついて、3、4メートルくらいあるのかなという壁面をひょいひょい登って行きました。2時間半くらい登ったり下りたりしてたかな。「また行きたい」と言ってますが壁を登るだけなのに結構高いんです(お値段が)ボルダリング。「あーちゃんもやればいいのに」と言われましたが「高いからいいよ」とつい言ってしまいました。「安かったらやる?」と訊かれ「やるね」と。一緒にやれたら楽しいのでしょうけどね。冬になってスズメバチが静かになったら一緒に木登りでもしようと思います。

でも初めて覗いた世界で面白かったですよ、ボルダリング。高いところへひょいひょいと登れるのが達人なのかと思ったら、違うのね。常連さん(と思われる方)達は、いかに小さな突起にしがみついて変な姿勢から登るか、というのに心を砕いていらして、地上60センチメートルくらいのところでああでもないこうでもないと言いながら壁に張り付いてらっしゃるのです。不思議な世界です。

そのあとスポーツ用品店に行ってクライミング用品のカタログをもらってきましたら、息子は目を輝かせて眺めています。写真を見ながら「やっべ、この人こんな格好で落ちたら血だらけやで」などと言っています。

 

寝る前に息子と読んでいた『たのしい川べ』はちょっと中断中。描写が細かくて美しいのですけど、眠くなるのよねぇ。寝る前に読むのだから眠気を誘ってくれていいんですけど、それにしてもすぐ眠くなっちゃって毎回朦朧としながら読んでいる。違う本にしようかなあ。どうしようかなあ。

私は最近『向日葵のかっちゃん』『天使のにもつ』『ぼくのとなりにきみ』とYA(ヤングアダルト、ってこの呼び方がダサいといつも思う)向け小説を立て続けに読んでおります。疲れると写真集を眺めたり器の本を読んだり。

それほど本好きではないのにこの仕事をしていてよいのか、と思うことがたびたびありますけど、本当に本が好きな人だけで読書推進しようとしてもきっとうまくいかないんじゃないか、私のような人間が「読書めんどくさいけどたまに読むのは好きな人代表」として意見を述べてもいいんじゃないか、と勝手な理屈をこねて自分を慰めています。

そう、こないだ読書推進のための会議の時、自己紹介で「私にとって本とは?」という話も盛り込まなくてはならなくて、「運命の赤い糸でつながれている、逃げようとしても逃げられない、こんな人生になるとは思わなかった」と言った私の隣で、高校生の女の子が「空気のようなもの、本読まないと死んじゃう」と言っていて、大きな隔たりを感じたのでした…。

 

さあ読むよ。今日はあさのあつこさんの『グリーン・グリーン』と、息子がすすめてくれた岡田淳さんの『二分間の冒険』を読もう。

皆さまも良い週末を。

 

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