しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』もどうぞよろしく。

映画『3人、』原宿VACANTの『バストリオの野生展』で上映されます!
2019/9/23(月・祝)13:00〜
皆さまぜひお越しくださいませ。
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緊張・弛緩・緊張

久保さん、皆さん、こんばんは。

たくさん雨が降りました(まだ降っています)。

関東地方ももう雨でしょうか? とうとう梅雨入りだそうですね。

 

いろいろな締め切りが近づいたり、仕事が増えたりして、ちょっと胸のあたりが苦しい。間に合うかな、とすぐに緊張してしまいます。

この春、あらためて自分がもらっている給料について考え、時間外労働は極力しないようにしよう、と心に決めたのですが、一番仕事に必要な「読書」は勤務時間内にはできないし(ほかの仕事で手一杯)、しゃべる仕事の練習は家でしますから、結局、家でもかなりの時間を仕事に費やしている気がします。

いい仕事じゃないか、と言われればそれはそうなんですけど、ものすごく安い賃金で働いていますので、結構複雑です。

 

でもこのあいだちょっと面白いことがありました。

校内を歩いている時、いきなり男子生徒に「爪切りたいんですけど」と声をかけられたんです。隣の生徒は「ちゃうやろ、ちゃうやろ」と彼を肘でつついています。私が事を理解して、「そうかー、爪が切りたいのかー」と深くうなづくと、その生徒は、「リアルに間違えたー!」と頭を抱えて去って行きました。

保健室の先生と間違えたのね。

何かと緊張感が漂いやすい中学校の中で、ほっと和んだ貴重なひとときでした。

 

和む、といえば、先週末行われた、息子の学校のスポーツフェスティバルもとっても和みました。全部高等部の生徒が準備してくれて、ライン引きも下級生の誘導もテキパキとやってくれるのですが、連れられて自分たちの競技で出て行く1年生や2年生は、まだぴよぴよと、「並ぶ」なんてことも知らずにおっとりとお兄さんお姉さんについていくのです。そして「じゅんびはいいですか〜」と優しく司会の生徒がたずねると、「いいですよ〜」と歌声で返事をする。いいのだろうか、と思うほど、気がゆるみました。和んだ。

 

と、こういうことをたまに思い出して息抜きしながら、白川優子さんの『紛争地の看護師』を読み、今はいとうせいこうさんの『「国境なき医師団」を見に行く』を読んでいます。今度戦争と平和についてのブックトークをする予定なので、広島、長崎、沖縄、ナチス、だけじゃなく、今起きている紛争について知るための本も紹介したいと思っているのです。

『紛争地の看護師』は恐怖や怒りでぎゅっと目をつぶりたくなるような場面がいくつも出て来ますが、白川さんのことを心配しながら見守り、応援するご家族のことも描かれていて、それがほんとに、紛争地で簡単に消されていく命のそれぞれにも同じように家族がいてそれまでの人生があったはず、ということを強く感じさせて、またさらに苦しいし、腹が立つ。

『「国境なき医師団」を見に行く』は、まだ途中までしか読んでいないけれど、他人のためになろうとする人たちへのせいこうさんのリスペクトの念が熱く伝わって来て、でも背後にはやはり「ひどい話」がいっぱいなわけだけれども、せいこうさんの視線に「ああ、私もこの気持ちのままでよいのだ」と支えてもらえる感じがして、うまく言えないけど、あたたかい背中におぶさりながら荒野を行くような気持ちで読み進むことができます。

 

さあまた本に戻ろう。

息子と読んでいた『エーミールと探偵たち』は読み終わりました。スカッとする終わり方で良かった。

 

では皆さまおやすみなさい。良い週末をお過ごしください。

 

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