しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』もどうぞよろしく。

映画『3人、』原宿VACANTの『バストリオの野生展』で上映されます!
2019/9/23(月・祝)13:00〜
皆さまぜひお越しくださいませ。
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きっとそのトンネルは抜けられる

お知らせです。

上にも書きましたが、3/23の「『グッドバイ』公開記念・今野裕一郎作品オールナイト上映」の際、宮沢章夫さん、今野裕一郎さんと一緒にプレトークをさせていただくことになりました。もうずっと舞台にも出ておりませんので、お客さまの前でトークなんて大丈夫かな? とも思うのですが、せっかくいただいた機会ですので、客席の皆さまとともに良い時間を過ごせたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

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さて、

驚くべきことに、ベランダのバラはまだ見頃なんですよ。まあるく開いたのが2月の頭。今はもう少しだけ開いて、外側の花びらが少し反り返っている状態です。いったいいつまで楽しませてくれるのでしょう。

このバラは亡くなった義母からいただいたものなので、うちでは「ばあばのバラ」と呼んでいるのですが、息子は「バラの中にばあばが入っているんじゃないの」と言っています。たぶん、きっと、そうなのでしょう、この生命力。

亡くなってしまったけれど、病気になるまでは元気いっぱい、誰よりも溌剌としていた義母でした。映画『3人、』でまた会うことができます。楽しみです。

 

年度末のいろいろな行事が終わり、息子はもうすぐ春休みです。

今日は学校で味噌作りをしてくるのだそうです。それに向けてこないだは「米麹」を作ったと言っていました。「米麹ってどうやって作るの?」と息子に訊いたら、「お米を普通のご飯よりちょっとかために蒸して、麹菌の粉をまぶすんだよ」と教えてくれました。はあー。

明日は学校で収穫したお米を炊いて、みんなでおむすびにして、学校で漬けた梅干しと、これまた学校で漬けたたくあんとともに食べるのだそうです。3年生から「園芸」という授業が始まり、お米や麦、野菜を育てて収穫して加工するというのを、様々な形で学んできましたので、その一年間のまとめ、集大成なのでしょう。

みんなで作ってきた家は、ほぼ完成して、今は強度を確かめているところだそうです。雲梯つきの家なので、毎朝みんなで雲梯をしているんだそうです。苦手な息子はあまりその話は家でしませんけどね。

 

先週末はその、息子の学校の12年生が卒業してゆきました。卒業セレモニーの終了後に校庭で、保護者や生徒、先生みんなでお見送りをしました。私にとって特別な関わりのある12年生はいませんでしたが、いろいろな行事で見ていてこちらは一方的に知っていますから、「卒プロ素晴らしかったですよ」「演劇も刺繍も素晴らしかったですよ」「素敵な歌をありがとう」と声をかけました。卒業生たちは知らないおばちゃんから声をかけられて驚きながらも「ありがとうございます、頑張ります」と返してくれました。

涙、涙で手を振る卒業生たちを息子は黙って見ていました。息子にとっては、卒プロで蒸気機関を製作したM君と、ことあるごとにマジックを披露してくれたS君が憧れでした。かっこいい先輩たちを何度も何度も見送って、さあ自分はどうしよう、と考える日がいつか息子にもやってきます。

 

勤務先の学校でももうすぐ卒業式です。あと一人だけ、3年生で本を返していない生徒がいる。絶対返してもらわなくては。

図書室だより「卒業おめでとう号」は、素晴らしい原稿とイラストが揃っていよいよ明日発行予定です。楽しみだな。

3年間の貸出冊数1位と2位の生徒には、賞状としおりをプレゼントする予定です。こちらも保護者ボランティアの皆さんに手伝っていただき素敵なものができました。

楽しい仕事だけれど、しんどいと思うのは、いつも図書室では笑顔を見せている生徒が、実は陰で苦しい思いをしている、というのをたびたび知る時です。どうにか手助けできないだろうか、と思いながら、立場上、ただ見守ることしかできなくてもどかしい。そして、私の場合、そのもどかしい思い、なんとかしてあげたい、という思いが表情に出てしまうのがまたうっとおしい。だけれど最近、ふと思ったのは、いろいろな悩みを抱えて苦しい状態にいる子、というのは、きっと、いろいろなことを深く感じることのできる感性を持っている子なのだ、そしてそれは特別な生徒に限ったことではなく、中学生くらいの年頃の子はみんなそうなのだ、ということです。そう思ったら、今までの「ああ、なんとかしてあげたい、でもなんにもできない」というウジウジした気持ちではなく、「その深く感じられる心は素晴らしいよ」と、落ち着いた気持ちで彼らを見守ることができるんじゃないかと。大丈夫、きっとそのトンネルから抜けられる時はくるよ、と、無言で念じながら、いつも通り穏やかな図書室を保っていければと。

 

卒業、といえば、そろそろ私にも大学の卒業決定通知が届く、はず。さあどうなるやら。単位足りてるはずなんだけどなあ。

 

そろそろ息子が帰ってきます。

皆さまどうぞよい一日をお過ごしください。

 

| 『3人、』 |
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