しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』もどうぞよろしく。

映画『3人、』原宿VACANTでの上映終わりました。
皆さまありがとうございました。
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チク、チク

久保さん、皆さん、こんにちは。

今日は快晴の奈良です。春近し。

でもバラはまだまだ見頃。ふんわり丸く咲いています。

 

ベランダに、新しい仲間が加わりました。ナデシコとラベンダーです。5月に息子の学校の行事で生花がたくさん必要なので、育ててみようかと。ちょうどよい頃に咲いてくれるといいのですけど。

 

ちょっと自慢したいのは、夏に育てたトマト3株のうち、2株がまだ生きていることです! トマトはもともと多年草と聞いていたけれど、本当なんですね。

だめになってしまった1株は、他とどう違ったかというと、枯れてしまった上の方の茎を短く切ってしまったんです。それが失敗だった。

枯れてる部分もそのまま切らずに残していた2株は、地面に近い方の茎(私はトマトの脇芽を摘まずに育てるので、枝分かれして何本も茎があります)が生き続けて、花もずっと咲いています(さすがに実にはならないけど)。このまま冬越しできたらいいなあ!

 

息子は先週いっぱい学校をお休みしていましたが、今日は元気に登校しました。

おとといは、私の穴あきのセーターやひざ掛けを直してくれました。

穴あきを直すのに、最近「ダーニング」というのをよく聞きますが、あれは結構根気が必要で、仕上がりを綺麗にするのも難しかったんです。でも、穴の上に羊毛を少しのせて、フェルティングニードルでチクチクすれば直せるというのを本で見つけて、やってみたらそれはそれは簡単。そして見ていた息子が「僕それやりたい!」と言って、途中から替わってくれました。「これは家の中用」と諦めていた穴だらけのセーターが、かわいい水玉模様になりました。

ちなみに羊毛は、厚紙に蜜蝋クレヨンを塗って、そこに羊毛をこすりつけて染めたものです。息子が学校で習ってきました。この方法だとどんな色でも作れるし、きれいなぼかしもできます。

本当に簡単だから皆さんもセーターに穴があいたらぜひやってみてください。

 

同じ「ウール100%」でも、すぐ穴だらけになるセーターと全然虫に食われないセーターがあり、毛玉だらけになるセーターと全然毛玉ができないセーターがあるのは、なぜなんでしょう。いつも不思議だなあと思っています。

 

昨日は家族で奈良県立図書情報館へ行きました。ロビーで「ドダウリ村のキルト展」というのをやっていて、タイミングよくギャラリートークも聞くことができました。村の女性たちがどういう経緯でこのキルトを作ることになったのか、ハサミを持ったこともなく布を丸く切るのも難しかった彼女たちがどんな風に技術を向上させ、独自の模様を作り上げていったのか、など、詳しくうかがうことができました。ただ作品を「かわいい」と眺めるだけにならずに本当によかった。

途中、19歳で別の村へ嫁ぐため、これが最後の作品になったというある女性の話を聞いていて、「結婚式の日まで相手がどんな人かわからない」という言葉を聞き、「うわあー」とつい声が出てしまいました。どんな人かなあとドキドキしながら最後のキルトに「LOVE」と刺繍したことを、前向きな、良きこととして、解説の方は語ってくださったのですが、私の「うわあー」は「そんなあー」という意味の「うわあー」でした。「まだそういう所なんですよ」と解説の方はおっしゃっていました。

お近くの方はぜひ見に行ってください。ギャラリートークのある日に。キルトを買うこともできます。

 

『ベルリンは晴れているか』読み終わりました。

後半どんどん戦況が悪化し、読んでいて辛くなる描写がいくつも出てきましたが、これはミステリー小説なので、途中で読むのをやめられない。

最後に謎がバンバン解き明かされていく形態が「ずっとこの形でいいのかな」と思ったりもしましたが、それにしても、戦中戦後のことがよくよく細かく描かれていて、これは小説ですけれども、戦争について、こういう語り継ぎ方というのがあるんだなと、思いました。『この世界の片隅に』とか『ペリリュー 楽園のゲルニカ』なんかも、そうですね。最後に参考文献がたくさん書いてありましたが、作者の深緑野分さんの、責任の引き受け方、覚悟が半端じゃないものと思われ、もうただただすごいなと。勤務先の中学校でも、戦争関係の本をホラー本と同じように怖がる子がいますから、こういう、多くの人の心を惹きつける表現で戦争のことを伝えてくれるのは、とてもありがたい。

そして読み終えてさらにわかるのは、これは面白いミステリー小説であり、戦争について伝える小説でもあると同時に、ひとりの少女がどうやって正義を貫こうとしたか、という物語なんだなということ。

もう一回読みたいな、ゆっくりと。そして『戦場のコックたち』も読みたい。

 

けれど、「知ることと、行動することは、別の問題」と東田直樹さんが『跳びはねる思考』で書かれているように、私も「知る」ばかりでなく「行動」しなければいけない。頑張ろう。

 

皆さまも良い一日をお過ごしください。

 

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