しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』も、どうぞよろしく。

映画『3人、』ポレポレ東中野での上映終わりました。
見に来て下さった皆さまありがとうございました!
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年の初め、とは言えないけれど

久保さん、皆さん、こんばんは。

年が明けて、だいぶ経ってしまいましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

年賀状をくださった皆さん、ありがとうございました。久保さんもありがとうございました。ちびちびとお返事を書いております。

息子にもクラスメイトからたくさん年賀状が届きました。「サンタさんからなにもらった? ぼくはねー、…」というかわいい文面もあり。息子はひとりひとりに宛てて「何をかこうかな…」と悩みながら、それぞれの人に違うイラストを添えて返事を書いていて、面白いなあと思って私は横から見てました。こびとが「あーいそがし」と言いながら手紙をポストに投函しているイラストとか。でも楽しんで描いているのですけどね。

 

年末は横浜の義父のところへ行きました。

行きのついでに東京の三菱一号館美術館に寄って、息子とふたりで「フィリップス・コレクション展」を見てきました。息子はまず東京駅の駅舎を見るのが初めてで、「僕こういうの別に興味ないんだけどね」と言いながらも感嘆しているようでした。彼は今まで「きょうと」と「とうきょう」のふたつは同じようなものだと思っていましたから、全然違うのだとわかって驚いたようです。

フィリップス・コレクションは、モネの《ヴァル=サン=ニコラ、ディエップ近傍(朝)》という作品が素晴らしかったです。生活の中で、「どこか遠くへ行きたいな」という気持ちになった時、その絵を思えばすっと意識を旅立たせることができるような。そして額縁がまた、どの絵についてるものも最高にその絵にぴったりの額縁で、その組み合わせを見るのも楽しかったです。絵をかなり間近で見られるのも嬉しかった。

息子は「音声ガイドが聞きたい」と言ったけれど、迷った末にやめておきました。まずは「見る」ことに専念させた方がいいだろうと思い。もう一度見るチャンスがあるならその時は解説を聞いたらいいのでしょうけど。彼はジャン・シメオン・シャルダンの《プラムを盛った鉢と桃、水差し》が気に入ったようで、その絵が表紙になっているノートが欲しいというので記念に買いました。

 

喪中ですので正月らしいことは何もしないつもりでいましたが、義父が「鯛だ」「蟹だ」と言うので結局はご馳走を食べる年越しとなりました。普段ひとりきりの生活になってしまいましたから、やはり寂しいのでしょう。「天ぷらも欲しい」と義父は言っていましたが、「年越しそばは毎年結局食べないから」と言って買いませんでした。私たちはすぐ眠くなってしまうのです。大晦日も9時半ごろに寝てしまいました。

新幹線が空いている方がいいと思い、元日には奈良に帰ってきました。新横浜駅の機械式の駐車場で、車が扉の向こうに飲み込まれていく様子を見て息子が「ばあばが焼かれた時みたい」と言っていました。

ホームまで見送りに来てくれた義父の寂しそうな背中よ。ついこの間の誕生日に(義父は古希を迎えました)「おめでとう」と電話で伝えたら、「これから本屋に行って孤独死にならないための本を買ってくる」と言っていました。「私たちもまた行きますから…」と、もちろん伝えました。

 

そして学校が始まりました。息子も、私も。

始業式の日には「先生あけおめ」「あけおめ」と言いながら生徒たちがぞろぞろとやってきました。「はいあけおめです」とこたえたら、「『あけおめです』ってなんやねん」とつっこまれてしまいました。

今年も精一杯仕事を頑張りたいとは思いますが、週3日の勤務時間にフルタイムの人がやってるような仕事をぎゅっと詰め込むことは無理なのだ、ということを肝に命じて、やりたいけどできないってことは諦めて、週3日でできることを丁寧にやっていこうと思っています。いつも「間に合うのか」「できるのか」とヒヤヒヤしながら仕事をするのはやめよう。

学校司書の役割ってまだまだ知られていないんだなあと感じることは多いのですが、私たちが子どもの頃は学校に図書室はあっても学校司書はいませんでしたから(私立の学校などにはいらっしゃったのでしょうが)、それは当然のことなので、少しずつ知ってもらう努力をしていかなければいけない。そしてもちろん勉強もし続けなければならない。ずっと、ずっと。特に学校教育のことや児童の発達心理学なんかは司書としての勉強の中にはほとんど含まれていなかったので、自分でなんとかしなくては。

あとはコミュニケーション。「聞かぬは一生の恥」とこれまでも何度心の中で唱えたかわかりませんが、先生方は当たり前に知っていることも、聞いててわからない時は「それってどういうことですか?」と遠慮なく訊く。もちろん生徒にも「それなあに?」と遠慮なく訊く。ほんとはひとりで閉じている方が好きですが、これはもう修行としてやっていくのです。これを続ければ様々なことがきっと良い方向に進むでしょう。私の世界もひろがるでしょう。

 

こんなにだらだらと書いている暇があったら一枚でも多く年賀状の返事を書けばよいのですが、こちらも書いておかないと、なんだか体が調わないのです。

 

昨日は息子と自転車で平城宮跡へ行って、広大な平城宮跡の中を自転車で走り回って気持ちよかったです。家から片道1時間もかかってしまったので息子はさすがに疲れたようで、「もう行かない」と言っていましたが。でも「いつか自転車で行ってみたいね」とずっと話していたので、夢が叶って嬉しいです。凧揚げをしている人がたくさんいました。

 

今日は大きな図書館へ。息子は人工イクラの作り方とかブロッコリーのDNAの取り出し方が載っている本を借りていました。

私もたくさん借りました。中でも『親のための新しい音楽の教科書』が楽しみです。これから読みます。

 

「息子は」「息子は」と書いていますが、息子とこんな風に一緒に行動できるのもそう長くはないと思いますので、楽しんでおきたいのです。そのうちぷいっとされるんです。「今日は帰り遅いから」とか言われるようになるんです。

あと「夫は」と一言も出てきませんでしたが仲が悪いわけではありません。夫は足が痛い痛いと言っています。私は筋トレの手伝いくらいしかできないのが切ない。

 

それでは皆さま繰り返しになりますが今年もよろしくお願いいたします。

おやすみなさい。よい夢を。

 

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