しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』も、どうぞよろしく。

映画『3人、』見に来てくださった皆さま、ありがとうございました。
『3人、』上映されます
久保さん、皆さん、こんばんは。

今日、ベランダの鉢植えではオオイヌノフグリが咲いていました。室内の植物たちも、水を欲しがる量が多くなってきた気がします。まだ風は冷たいけど、植物たちは、もうすぐ春がくるのをわかっていますね。

お知らせがあります。
2月20日(土)12:00より、今野裕一郎さんが監督・撮影してくださったドキュメンタリー映画『3人、』が上映されます。アーツ千代田3331のB104スタジオにて。
今野監督が主宰するバストリオの新作、バストリオの野生Vol.02『SELF AND OTHERS』の関連イベントとして上映されます。2年ぶりの上映です。皆様ぜひぜひお越しくださいませ。
『SELF AND OTHERS』の特設サイトはこちら
映画『3人、』予告編はこちらです。

「我が家のお産」を記録して欲しかったわけではなくて、ただ、ひとりの人間が、この世に生まれてくる瞬間というのを、しっかり撮して欲しい、それを、できるだけたくさんの人に見て欲しい、そのための映画を作って欲しい。そういう気持ちで今野君に撮影をお願いしました。
前回の上映の時に見てくださった方からは、たくさんの感想をいただけて、とてもありがたかったです。「こういう世界は男は見ちゃいけないと思っていた」という年代の、私の叔父や、夫のお父さんに見てもらえたことも、とても嬉しかった。
今回も、ひとりでも多くの方に見ていただきたいです。皆様お誘い合わせの上ぜひお越しください。私も行きます。

さて、我が家はここ数日バタバタしておりました。
息子がね、また胃腸炎らしき症状(下痢と少しの発熱)で寝込んでいたのです。
仕事の途中で保育園から「やっぱりお熱上がってきました」と電話をいただくと、「なんでやねーん」と思います。もう、ほんとに。
でもありがたいことに職場の皆さんは、「こっちは大丈夫だから早く行ってあげて」と言ってくださるので、すみませんすみませんと頭を下げて保育園に息子を迎えに行くと、保育園の先生方も「職場に迷惑かけるのは辛いよねー」と、これまた優しい声をかけてくださいます。
このような、あたたかい言葉に支えられます。
「女性が働きやすい社会に」というようなことはよく言われますが、ただ保育所を増やせばよいか、長時間外で働ければよいかというとそういうことではなくて、こういう、子供が体調を崩した時にすぐ帰れるとか、仕事を休めるとか、まともな時間に帰宅して毎日夕飯を作ったり子供をお風呂に入れたり寝かしつけたりが普通にできるとか、そういうことを、誰かお家の人がやってあげないと、子供というのは育たないのだということをわかってくれる職場で、みんなが働けたら、本当に、それはよい社会だよなあと思います。
やってみてつくづく思うけれど、子供をちゃんと見てなきゃいけない期間は、結構長い(まだまだ続きそう)。

で、それで、息子は今日のお昼頃からやっと回復してきました。
昨日から、「ぼく元気になったらあーちゃんとパパにお弁当作ってあげる」と言ってくれていたのですけど、ほんとに今日のお昼、人参のソテーを作ってくれて、夜はレンコンチップを作ってくれました。
顔色はぐんとよくなって、固形のものも食べられ、水下痢もおさまりました。よかったよかった。

最近はアーノルド・ローベルの『ふたりはきょうも』を読んでいます。がまくんとかえるくんのシリーズです。二人の友情を描いた本当によい話ばかりです。この『ふたりはきょうも』の中では「がたがた」という話が私は一番好きです。寒い夜に、こわい話をして、二人でがたがた震える、でもそれがあたたかい時間でもある、という、素敵な話です。
あとはロラン・ド・ブリュノフの『ババールのひっこし』を読んだり、本橋成一さんの『うちは精肉店』を読んだり、『子どもに語る日本の昔話』シリーズから「こぶとりじい」や「かちかち山」を読んだりしています。
「かちかち山」、おそろしかったー。こんなにおそろしい話だとは知らなかった。息子が保育園で読んでもらったのはもっとソフトな内容だったそうですが(たぬきにひどい目にあわされるおばあさんも死なないし、うさぎにこらしめられるたぬきも死なない)、家で読んだものは、たぬきのすることが本当に残忍で、衝撃を受けながらもそのまま息子に読み聞かせました。「なんてひどいたぬきなんだ」と息子は言っていました。
今晩はソフトに、かこさとしさんの『うさぎのパンやさんのいちにち』を読みました。

さあ寝なくては。皆様おやすみなさい。
 
| 『3人、』 |
『3人、』上映が終わりました
もう、3月になりましたが。

2月26日、『3人、』の上映が終わりました。
見に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。
夜9時からの上映だったので、見に行きたいけど残念ながら無理だわ…、と、遠くから気持ちを送って下さった皆様も、ありがとうございました。

この映画に関しては、私は、最初今野君に「お産の時に撮影して欲しい、そしてそれをいつか作品にして欲しい」とお願いしただけで、上映まで何もお手伝いできなかったのですが、やはり、作品が上映されること、それをお客様が見に来て下さるということは、すごいことなんだな、と、当日はとても重みを感じましたし、感謝の気持ちでいっぱいでした。

ありがたいことに、見てくださった多くの方から「よかった」「たくさんの人に見て欲しい」と嬉しい感想をいただき、今野君や制作の橋本さんとも「これから色んな場所で上映したいね」という話をしていて、私も微力ながら、手伝えることはどんどんやっていきたいなと考えています。
まずは近々ツイッターで『3人、』のアカウントを作ろうと思っています。ブログがこのペースなのに…、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、やりたいので、やらせてー、と、今野君にお願いしました。
嬉しい感想もいただいていますし、これからの上映情報なんかも、きっとのせます。
26日、見に来て下さった方も、遠くから応援して下さった方も、これからも『3人、』をよろしくお願いします。

上映中は、途中で映像が止まってしまうというアクシデントもありましたが、皆様に最後までお付き合いいただき、そのアクシデントも、肯定的に受け取って下さる方もいらして、とてもありがたかったです。
私自身は、その瞬間はロビーで息子と一緒に過ごしていて、なにかが起きているのだな、特別な夜なんだな、と感じていました。
シネマ・ロサの矢川さんは最後私と夫にも頭を下げていらっしゃいましたが、とんでもない、私たちはこの作品を上映していただけたことがどんなに大きなことか、そのことだけをひしひしと感じていて、矢川さんには感謝の気持ちしかありません。

嬉しいことはたくさんありました。
バースあおばの助産師さんたちに再会できたこと。麓をとりあげてくださった仲さんは、4年前と変わらずはつらつとお元気そうで、なんだかピカピカと輝いていらっしゃいました。
上映が決まり、お世話になった皆さんに電話して、あらためてお礼を伝えることができた時にはほっとしました。産後は赤ちゃんの世話でわけがわからないままバタバタと退院してしまったから。
アフタートークで宮沢章夫さんとお話しできたのも嬉しかったです。あっという間で、自分の言いたいことがちゃんと伝えられたのか、わかりませんが…。

ほかにもたくさんの方に見に来ていただいて、上映後に感想を聞くことができて、ありがたい気持ちでいっぱいでした。皆さん興奮した様子で「見てよかった」と言って下さるのが、本当に嬉しかったです。

宮沢さんは「ヤンキーに見せたいね」とおっしゃっていましたが、夫のお母さんも「若い男の子に見せたいわ」と言っていて、夫のお父さんは「あれは男は見ちゃいけない世界だったんだよ」と言っていて、でもとても肯定的に受け取って下さっていて、やはり男性に見てもらえたことは大きいことだと思うし、もちろん女性も、自分に出産の経験があってもなかなかわからないことだから(その時は必死だし)、やっぱり撮ってもらってよかったなあ、作品にしてもらえてよかったなあと、思います。今野君、ありがとう。

出産を捉えた映画はいろいろあると思うのだけど、ひたすらまっすぐに、2人が、3人になる、そのことを見つめて、清々しい作品を作って下さった今野裕一郎監督に、感謝しています。

『3人、』ぜひともたくさんの方に見ていただきたいです。
これからも動いて行きますので皆様どうぞよろしくお願いいたします。
| 『3人、』 |
『3人、』上映が決まりました
宣伝です。

『ニュータウン入口』で共演してからずっとお付き合いしてくれている、友人の今野裕一郎監督の映画作品が、2月22日(土)から28日(金)まで、池袋のシネマ・ロサで上映されます。
『ハロー、スーパーノヴァ』という作品の公開上映なんですが、それ以外にも、これまでの今野君の作品『生きている』と『信じたり、祈ったり』、そしてなんと、我が家のお産の様子など撮ってもらった『3人、』も、上映されることが決まりました!

先日、完成した映画のDVDを送ってもらって、ひと足お先に見せていただきました。
ここで色々書いてはいけませんのでひと言だけにとどめておきますが、「よかったー!」。
夫は「いい映画を見たからもう1本ビールが飲みたい」と言って、ビールを買い足しにでかけました。
ぜひ、映画館で、たくさんの方にご覧いただきたいです。

『3人、』の上映は、2月26日(水)の21時から。なんとアフタートークに宮沢章夫さんも来て下さいます! 緊張しますがとても楽しみです。

そして、夫ががっつりと出演、私もちらりと出演させていただいている『生きている』は24日(月)に上映されます。こちらも21時からです。同時上映される『信じたり、祈ったり』は主演のおふたりが素晴らしい、私の大好きな作品です。

ほかにも批評家の佐々木敦さんがアフタートークでいらっしゃる日や、松倉如子さんがミニライブをされる日など、もりだくさんの1週間になっています。
詳しい上映スケジュールは『ハロー、スーパーノヴァ』特設サイトをご覧下さい。
皆様ぜひぜひ、池袋シネマ・ロサへ!


| 『3人、』 |
『3人、』予告編ができたそうです
久保さんへ

菜食ダイニング・バイキングではデザートは楽しまれましたか? 私はそういうお店でおしるこ、ソフトクリーム、シフォンケーキ、杏仁豆腐、と、ありとあらゆるデザートをちょこちょこつまむのが大好きです。うちの近くにもそのようなお店を一軒見つけましたので、今度奈良へお越しの際はぜひ一緒に行きましょう。その時はちゃんとおかわりして下さいね。

今日はどんよりした天気で、息子も朝からぎゃーぎゃーでしたので、出かける予定だったのを諦めました。最近、こういうのが多いです。行きたいところはたくさんあるのだけど、なんだかんだで、実際に出かけるのは半分以下という…。

昼寝をしたら息子はすっきりしたようでしたので、午後はマイケルを聞きながら一緒に踊っていました。
好き放題踊りまくっていた時期は過ぎて、最近はマイケルが踊る姿をじっくり見て研究しているようですが本人はあまり体を動かさなくなってきたので、「一緒にダンシンしよう!」と誘ったらかなり楽しそうに踊ってくれました。「体が自然と動いちゃう」という時期は意外と短かったんだなあと、少し寂しい気持ちもありますが、これからは他の人の姿を真似ながら自分なりに工夫する、というやりかたになっていくのでしょう。これも成長のひとつなのかな。

今野裕一郎さんが、映画『3人、』の予告編を作ってくださいました。こちらで見ることができます。
あらためて思いますが今野君の視線は柔らかく、優しい。私たち家族の映像ですから気恥ずかしい気持ちももちろんありますが、そこから離れて、また新たに光る今野裕一郎監督作品に出会えるのだなあという予感がして、それがとても嬉しいです。完成が本当に楽しみです。
| 『3人、』 |
夫からの伝言/『3人、』
毎日書く、と言いながら、更新が遅れていきますが、26日のことを書くとすれば、夫と夕食の時に話していたことで、「俺は『障害者に生まれて良かった』なんて言ってる障害者を見たことがない。俺だって障害者なんかに生まれたくなかった。障害者で嬉しいわけがない。今まではある確率で障害児が生まれそれは誰のせいでもなかったかもしれないが、これから放射能の影響でその確率が高まるのなら、我が子が健康に生まれてくるように願って被曝を避けようと思うのは当然のことで、それが新たな障害者差別に繋がるなんて考えてるやつは、頭の中で思いついたことをただ言っているだけで、それこそきれいごと、現実を何も見ていない。本当に何もわかっちゃいない!…って言っといて!!」ということですので、誰に言っていいのかわかりませんが、ここに記しておきます。

子供が生まれると、初めてだとそれこそ、寒すぎないだろうか、暑すぎないだろうか、食事は足りているのだろうか、食べ過ぎじゃないだろうか、とか、まあ、ありとあらゆることを心配して、色々試して、工夫して、でも心配しすぎるとやっていけないから、どこかで「まあ、なんとかなるだろう」と自分に言い聞かせて、でもやっぱり心配という、そんな一分一秒を過ごすわけですけども、その辺の感覚が、実際に子供を持っているいないにかかわらず、わかる人にはわかり、わからない人にはわからない。
どんなに本を読み、世界を旅して、色々難しいことを知ってるような、賢そうな振りをしている人でも、そういう感覚が抜け落ちてる人と話をするのは辛いね、という話をしていました。

友人の今野裕一郎さんが、我が家のドキュメンタリー映画を作ってくれていて、ありがたいことにそれがもうすぐ完成するそうです。『3人、』という映画です。今野君が主宰するBUSSTRIOのページに写真が載っています。
今野君には、結婚式の時にも映像を撮ってもらって、その時には家族や親戚に配ることが目的でお願いしたのですが(家族・親戚を呼ばない結婚式だったので)、出産の時には、はじめから第三者に見てもらうことを目的として撮って欲しいとお願いしました。今野君にその気持ちをどう伝えたか、はっきりとは覚えていませんが、「人はみんな生まれて来たのだけれど、その時のことを全然覚えていないので、他人のお産を見ることで何か思い出すことができれば」というような、そんな気持ちだったと思います。
こんな勝手なお願いをすんなり引き受けて下さって、その後もたびたび撮影に来てくれて、今、作品が完成しそうだ、という、夢のような話です。本当に感謝しています。
| 『3人、』 |
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