しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』も、どうぞよろしく。

映画『3人、』見に来てくださった皆さま、ありがとうございました。
『ききがたり ときをためる暮らし』
この日はあいにくの雨。

息子はおじいちゃんと散歩がしたいと言って、マンションの中を探検しに連れて行ってもらっていました。
午後は買い物に付き合ってもらって釣具屋さんやホームセンターに連れて行ってもらったのですが、探していたものが見つからず。

その後ごはんを食べて、車で家まで送ってもらったのですが、雷がゴロゴロ言い出したので、息子は「おじいちゃんとおばあちゃんだーぼーぶかなあ」と、すぐに大阪へ戻った両親を心配していました。あとで電話で話したら、大丈夫だったようですが。

昼間たくさんおいしいものを食べたので夜はのんびり。
息子が「かわいーいー、はなー」(新幹線の歌です)と歌いながら線路を美しく繋げていました。


1両ずつ走らせて…、


なるほど。


毎日のように線路を繋げて遊んでいる息子ですが、ただ長く延ばしたりまるく繋げたりするだけでなく、色んなレイアウトを試しているようです。

その後、夫が静岡から帰ってきたので3人でケーキを食べ、夫はすぐにバタンキュウ。息子を寝かしつけた後、私は図書館から借りていた『ききがたり ときをためる暮らし』(つばた英子、つばたしゅういち)を読みました。

この本は、水野恵美子さんと落合由利子さんというおふたりが、1年の間、つばたさんのお宅に通って一緒に時間を過ごし、そこで聞いたお話をまとめられた本で、『あしたも、こはるびより。』とは少し趣が違います。
『あしたも、…』は、写真も多く、今のつばたさんご夫妻の暮らしをやさしく、ふかく、おもしろく、紹介してくれる本なのですが、この『ときをためる暮らし』は、英子さん、しゅういちさんのそれぞれの生い立ちや、戦時中のこと、結婚してからの生活、お金に対する考え方、暮らしの中で大切にしていることなどたくさんのことが語られていて、ああなるほど、こういう経緯があって今のような生活をしておられるのか、たくさんの人が憧れるおふたりの今の暮らしだけれど、そこにたどり着くまでに何を選び何を選ばなかったのかということがよくわかり、大変興味深く最後まで一気に読みました。
そしてまた、最後におふたりがそれぞれに書かれた「あとがき」が本当に素敵で、英子さんの「私は、もう一度生まれかわるにしても、これまで生きてきたように、きっと生きることでしょう。」という一文を読んだらどどーと涙が止まらなくなってしまいました。
今までは、おふたりの暮らしを「いいなあ、憧れるなあ」というまなざしで見ているだけでしたが、違う違う、私はこの本をいったん閉じて、でも私のそばに置いて、それで、私はちゃんと私の未来へ向かって、私の人生を歩かなくちゃいけないんだな、という、そんな気持ちになりました。たくさんたくさん読み返したい、参考にしたいこともあるけれど、何より私は私の人生をちゃんと歩かなくちゃいけないな、そこを頑張らなくちゃいけないな、と。

そんな気持ちで、深い感動に包まれたまま布団に入りました。

最近、つばたさんご夫妻の映像や本ばかり見ているので、実家にいる時に「おばあちゃんの名前知ってる?」と息子に聞いたら「ひでこさん」とこたえていました。あらら。ひでこさんは…、実のおばあちゃんではないのだよ。
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