しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、畑仕事のこと、児童書のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』も、どうぞよろしく。

映画『3人、』見に来てくださった皆さま、ありがとうございました。
人生にはいろいろなことが

久保さん、皆さん、おはようございます。

 

今日は日差しが暖かいです。

 

息子は今朝も「学校行きたくない」と言っていましたが、先生が迎えに来てくれて、私もなんとか励まして、泣きながらですが、行きました。

なんだかなあ。

学校つまんないな、と思い始めると、嫌なことがいっぱい頭に浮かんで、体じゅう嫌な気持ちでぱんぱんになっちゃうので、自分で悪いおまじないをかけてはいけないよ、きっと大丈夫のおまじないをかけよう、楽しいことはきっとあるし、自分で楽しい場所にもできるから、という話を、家ではしています。

先生はかなり強引なタイプなんです。「理屈じゃなくやらなきゃいけないことはやらなきゃいけないからね!」という先生で、「このままではずるずる不登校になるよ、お母さん」と、今日も無理やり連れて行った感じで、そういうところが息子は嫌なんだろうなあと(もちろん私もいい気持ちはしない)。先週休んだらその休んだぶんのプリントや課題を、登校したら休み時間にもやらせたりするような先生なのです。

でもその先生の「私の長年の教師経験」というのを全く信用してないわけではないし、学校を全否定するつもりもないし、他にもっと楽しそうな学校が近所にあるわけでもないので、なんとか、地域の学校に通うメリット、良いところを見つめて、ありがたく利用して、「学校にも行く生活」をエンジョイしてもらいたいものだなあと思うんですよ。面白くないこと、「なんじゃそりゃ」と言いたくなるような面倒くさいこと、たくさんあるけれど。

 

あとね、先ほど思ったのは、もうこれからは、「今日は休みたい」と言われたら、「行きたくないらしい」とほんとのことを先生に言わずに、「熱があるので」とだけ言って休ませればいいんじゃないのかと。そうすればまた、けろっとして学校に行けるのかもしれないし。いつでも先生に本当のことを言う必要はない。

 

私自身、小学校や中学校は嫌で嫌でたまらなかったので、息子の気持ちはよくわかるのです。「嫌でも行くのよ」というだけでは、やっぱり、「無理やり行かされた、嫌だった」という思いしか残らないと思うので、「どうしたら今よりちょっとでも楽しい毎日になるだろうか?」と考えられるように、手助けしたいなあと思う。

2学期までは楽しく通っているように見えたので、「なんか細かいこともあんまり気にしない子みたいでよかったわー」と気楽に考えていたんだけど、実はいろいろ気にしていたみたいで、嫌だなあ、の気持ちが積もり積もっての、今のようです。

「人生には楽しいことも嫌なこともあるんでしょ、それはわかるんだよ」と息子は言っています。悩める7歳をなんとか支えたいものだなあ。

 

さあ、私は勉強もしなくちゃいけません(私の勉強を)。また月末は試験です。

息子はどんな顔して帰ってくるのかなあ。

皆さまもどうぞ楽しい毎日をお過ごしくださいね。

 

| 日々 |
あたらしい年、あたらしい悩み

久保さん、皆さん、おはようございます。

 

とっくに2017年が始まっておりますが、皆さま、今年もよろしくお願いいたします。

 

年末年始は横浜で、義母を囲んでゆったり過ごしました。義母は一時期に比べるとずっと明るい表情になっていました。会話もでき、箸でご飯も食べられて、少しだったら自分で歩くこともできます。ただ足元がおぼつかなくてすぐに転んでしまうので、よく見ていてあげないといけません。尻餅をついて動けなくなっている義母にしばらく誰も気づかないなんてこともありました。でも義母は動きたい気持ちがとても強いらしく、立ち上がったついでにとととと、と前のめりに歩いて、誰かと一緒に洗濯物を干したり、食器を洗ったり、洗濯機のスイッチを入れたり、鏡を見て化粧をしたりしていました。

一緒に『かこさとしからだのほんすごろく』や『ばばばあちゃんのくいしんぼうかるた』もしました。

 

息子は3学期が始まって、元気に学校へ、と書きたいところですが、突然「学校行きたくない、やめる」と言いだし、家で勉強しております。自分で今日やる勉強を決め、今は2時間目、体育です。ランニングとストレッチ、カンフーをやっています。ちなみに1時間目は国語辞典とワーズ・ワードという絵図鑑を見ながら言葉を覚える勉強でした。「アーティスト」から「アート」までやりました。

これからどうなるかわかりませんが、どうぞ心配なさらないでください。いや、心配ですよ、親としては、そりゃ。そりゃもう心配ですとも。でも息子のアトピーのこと同様、よその方に心配していただいてもどうしようもないというか、気にかけてくださるのはもちろんありがたいのですが、「心配だ」とか「かわいそう」とか「どうにかならないの」だけ投げかけられても、こちらは苦しくなる一方なので、どうかあたたかく見守ってくださいませ。

来週からまた、何事もなかったかのように登校するかもしれませんしね。

すごく成長したんです。それで、今まで見えなかったことが、いろいろ見えてきたみたいなんです。

 

さあ今年はどんな年になるのでしょう。引き続き楽しみますよ。

皆さまにとってもよい年でありますように。

 

| 日々 |
よいお年を

久保さん、皆さん、こんばんは。

 

風邪をひいております。

こんな時期に…。

 

それでも今日は丸鶏を焼きました。

クリスマスだからって我が家は特に何も飾り付けしたりしませんし、ケーキも食べません(あったらあったで嬉しいけど)。でも鶏は焼く! おいしいからです。一年に一度くらい丸鶏が食べたいのです。

下味をつけ、「休んでてね」と言って冷蔵庫で寝かせ、「がんばれー」と言ってオーブンに入れました。息子ももちろん興奮して踊ったり歌ったりしながら待っていました。

焼きあがると湯気が立ち上り、息子が「これから鶏ちゃんの魂が空にのぼっていくから、願いを届けてくれるかもしれない」と言うので、3人で願い事をしてからいただきました。

「ありがとう、ありがとう」「おいしい、おいしい」と言いながら食べました。

 

そう、今朝息子にはサンタさんが来てくれたようです。よかったね。

今年は来ないんじゃないかと心配してたんです。いっぱい怒られてますから。でも来てくれました。

レゴと、かこさとしからだの本すごろくというのをもらったんだそうです。サンタさんはセンスがいいなあ。

以前、息子は「さんたさんへ」と書くところを「きんたきんへ」と書いてしまい、それ以来さんたさんときんたきんの二人からプレゼントをもらっているのですが(息子はこれを『奇跡』と呼んでいる)、今年のカードには、「ぼくも、きんたきんも、おとうさんも、おかあさんも、きみのことがだいすきだよ」と書いてあり、息子はそれを読んで、「あーちゃーん、サンタさんはあんなに歳をとってるのに、まだお母さんが生きてるみたいだよ」と驚いていました。でもあとになって、「『ぼく』って書いてあるってことは、結構サンタさんは若いのかなあ…、おじいちゃんだったら『わし』って書くもんね」と言っていました。「おじいちゃんでも『ぼく』っていう人はいるよ」と夫が言うと、「うーん、サンタさんの家族は死なないのかなあ…」と考え込んでいました。

 

さあ寝なきゃ。明日は息子とE君を連れておでかけです。年末らしく遊ぶ予定がたくさんあります。先週はお友達の家の忘年会にもよんでもらい、楽しい時間を過ごしました。ありがたいことよ。

こないだも書きましたけど、ほんとにたくさんの人に支えられて引っ張ってもらった一年でした。自分で決めたことももちろんあるけれど、私が乗っかっている地面は周りの人が動かしてくれていて、私はその上でやれることをただやっている、そうしているうちにまた新しい人に引っ張ってってもらって…、という一年でした。ありがとうありがとう。

 

もう少し仕事したら横浜へ帰ります。

みなさまどうぞお元気で、よいお年をお迎えください。

 

| 日々 |
通じ合えますように

久保さん、皆さん、こんにちは。

 

先ほど長く書いたものが一瞬で消えてしまいました。久しぶりだなあ、こういうの。

仕方ない、公開しないほうがよい内容だったのだろう、と自分を慰めています。

 

もうすぐ子供達は冬休みです。浮かれていますようちの息子も。

 

先日カンフーを習いに家族3人で行ってきました。

私の人生の中でカンフーとの出会いがあるなんて全く想像していませんでした。でも不思議なご縁でたどり着きました。

その先生はニューヨークで矢内原美邦さんを指導したことがあるという方で、日本語、英語、中国語、スペイン語を交えてレッスンをしてくださいました。息子は「うー、いたいー」とか「わからないー」とか言いながらも、お父さんがドミニカ出身のP君と刺激しあって頑張ってついて行っていました。先生は「手の上にお皿がのっている(のを想像して)、Pはタコスを落とさないように、Fはお好み焼きを落とさないように」と言って八卦掌の基本の型を教えてくださいました。息子は「寿司がいい」と言って寿司を落とさないように気をつけながら手をくるくる回していました。

上手なお兄ちゃん(小4)のワンマンショーも見せていただけました。

初めは照れている様子でしたが、先生の「いけ! お前はスターになるんやから!」「Show must go on! 絶対止まったらあかん!」「あと5分やる! やれ!」「あと2分やる! お前はスターになるんや!」との励ましを受け、かっこいいパフォーマンスを見せてくれました。眩しかったなあ。いいものを見せていただきました。

私と夫は「気持ちよかったー」の一言です。大きく体を動かすことなんてなかなかない毎日ですから。

私も夫も矢内原美邦さんにお世話になったことがある、という話をしたら、先生は「うわー! 繋がった! 繋がった!」と驚いていらっしゃいました。

 

日曜日には息子のお友達、E君のお誕生会に行ってきました。ずっとA君だと思っていましたが正しい綴りだと頭文字はEということで、E君です。E君はハーフなのでおうちの中ではほとんど英語。この日は他にもハーフの子やアメリカ人のお母さんもいらして英語の飛び交うパーティーでした。

こういう環境でも息子は頑として関西弁なのですけど、何色のフォークを取るかの争奪戦では「ほわいと!」と頑張って英語を使っていました。私も20年ぶりくらいに下手くそ英語を使い頭の中がごちゃごちゃになりましたが、それでもコミュニケーションが取れるというのはとても楽しいことです。夫は「子供の頃からスターウォーズが大好きなの(←これを英語で)」というお母さんに「ミー、トゥー」とこたえて盛り上がっていました。

 

色々な出会いがあってありがたいことです。

思いがけない方向にみんなが引っ張って行ってくれます。

 

来年もたくさんの出会いに恵まれますように。

皆様もどうぞ楽しい年末年始をお過ごしくださいね。

 

そうそう、先日見たETV特集『今よみがえるアイヌの言霊〜100枚のレコードに込められた思い〜』という番組がとてもよかったです。金曜の深夜に再放送するようです。おすすめします。

 

それでは。

| 日々 |
不思議なバランス

久保さん、皆さん、こんにちは。

 

今日は、気持ちよく晴れた空に、雲がぽっかりぽっかり浮かんでいます。

 

ひどいニュースばかりで、気が滅入りますね。気が滅入るけれども、ちゃんと知っておかなきゃいけない。でも、知っておかなきゃいけないニュースとは別に、ああ、読まなきゃよかった、と思うような、ただの悪口のようなものもネットには溢れているから、またまた気が滅入る。

とても気を遣って優しい言葉で書いている人を、ばしばし乱暴な言葉で殴りつける人がいる。

でも、自分も、うっかりするとそんなことをしてしまうかもしれない。ただの気晴らしで文章を書いちゃいけない。

 

昨日は息子が「あーちゃんなぞなぞだよ」と言って、「食べれば食べるほど大きくなるものなーんだ?」と言うので、「おなか」とこたえたら、「おしい! 正解は、おなら」ということでした。あと、「出しても出してもなくならないものなーんだ?」「声?」「おしい! 正解は、ことば」と。なるほどねえ。

トイレの中からは「あーちゃーん! 今日のお弁当はバランスが良かった!」と叫ぶので、「お弁当の何のバランスが良かったの?」と訊くと、「うんうん(うんちのこと)がまっすぐ出てるの!」と。「だから何のバランスなの? ごはんとおかずのバランスとか、お肉と野菜のバランスとかあるでしょ」と訊いてもやはり返事は「だからうんうんがまっすぐ出てるの!」と。どうやらうんちが右にも曲がらず左にも曲がらずにまっすぐ長く出たので、「これはきっとお弁当のバランスがよかったのだ」と思ったみたいです。

これからのお弁当づくり、悩むなあ。こんなところでバランスをはかられちゃうとねえ。

 

今日はこれから息子のクラスで『ゆげ』と『うんちのゆげ』を読んできます。

なぜなぜと考えるのって楽しい。みんなで一緒のものを見て笑うのって楽しい。びっくりするのも楽しい。何かを教えてもらって「ほんとに?」と疑ったり、自分の気持ちを聞いて聞いて、と、何かで表すことも楽しい。

そんなことがちょっとでも伝えられたらいいなと思います。

 

皆様もどうぞよい午後を。

 

| 日々 |
情けなし

久保さん、皆さん、こんにちは。

 

今日は寒いけど、部屋の中に差し込んでくる日差しは暖かいです。

 

なんと宮沢章夫さんが還暦を迎えられたとのこと。

「そういえばそろそろ還暦を迎えられるのでは、いやまさか」と思いながら過ごしていたら、それが本当だったようで、気づいた時にはお祝いが間に合わず、遅れてメッセージを送るのも失礼なので、こうしてうじうじと、奈良から叫んでいるのです。宮沢さん、還暦おめでとうございます!

宮沢さんのお誕生日前後には、義父母の結婚記念日もあったのですが、それも気づいた時には通り過ぎていて、何もできずじまいでした。

そして今日は義母が退院するという日。ほんの少しだけ自宅に戻れるということなので、お花でも贈ればよかったのですが、やはり間に合いませんでした。

こういう、誰かの何かをちゃんとお祝いする、一緒に喜ぶという余裕が自分になくなってくると、本当に恥ずかしくて惨めな気持ちになります。

できる時にきちんとやればいい、とはわかっているのですけど。

年末はゆっくり義父母のところで親孝行したいと思います。

宮沢さんへのお祝いも、いつかきっと。

色々な方に失礼をしております。ごめんなさい。

 

こんなブログの文章を書いている暇があったら他にできることが、と思われるかもしれませんが、これは申し訳ないけれど、やらないと、自分の背骨がぐにゃりとなってしまいそうなのです。だからやっている。

あと、忙しくても息子の相手はできるだけしてあげたいと思うけれど、これは良し悪しで、たまには甘やかしてやろうかと学校の支度を手伝ってあげたりすると、もう息子はぼんやりし過ぎて弁当も教科書も持たずに学校に行ってしまったりする。難しいですね。

弁当を忘れた日、息子は給食のご飯だけ食べさせてもらえることができたそうです。給食の時間になってから「あ、弁当忘れた」と聞かされて、先生もさぞ困惑されたことでしょう。連絡帳を見ると、国語と図工の教科書も忘れたと書いてあり(この日は国語と図工の授業しかなかったのに)、「僕くるくるぱーになったんかな」と息子が言うので「違うでしょ」とこたえました。違うのよ、パパとあーちゃんが支度を手伝ったのがいけなかったのよ。優しさは別のところで使わなきゃいけない。

ということで昨日は息子と「お布団もち」にくるまって遊んだり、レゴで自動販売機を作るやり方を教えてもらったりしました。「あーちゃんと人生ゲームしたい」「ばばばあちゃんすごろくしたい」とも言われていたのですけど、これは時間が足らずにできませんでした。

 

そう、土曜日は私はまた新しい場所でおはなし会をしてきたのでした。

まず『マーシャとくま』のストーリーテリングをして、絵本『11ぴきのねことあほうどり』、『ゆげ』(かがくのとも傑作集)、詩『うんちのゆげ』(『絵本かがやけ・詩 かんじることば レモン』より)、というプログラムにしました。

防音があまりしっかりしていない上に、照明の調節もできない部屋(点灯か消灯か、しかできない)だったので、ちょっとやりづらかったですが、まあなんとかなりました。

『11ぴきのねことあほうどり』をしつこく読んでいますが、これはほんとにすごいことに、ほとんどの子がどこかしらを気に入って借りて帰ろうとする絵本なのです。「家に持ってるー」と言いながらも、借りて帰ろうとする。きっとあとでお母さんに「おうちにあるでしょ」と言われてると思いますが。

『ゆげ』は、ごはんから上る湯気、おまんじゅうから上る湯気、馬の体から上る湯気、などがモノクロ写真で紹介されている絵本です。お父さんがたばこを吸っている写真もあり、子供たちに「これも湯気かな?」と訊いたら、そもそもこのお父さんが何をしているのかがわからないようでした。たばこを吸っている人を間近で見ることがほとんどないのでしょう。「これはねえ、たばこを吸っているんだよ」と言うと「ああ」という顔をしていました。曇ったガラス戸に絵を描いている写真のページでは、「お風呂の鏡でやってるー!」「電車でもはーってやって描いてる!」と。そして冷蔵庫から冷気が出ている写真では、「お母さんが買ったドライアイスで出る!」「冷凍庫からも出る!」と、みんな生活の中で見るもくもく(この冷気を湯気と呼んでいいのか悩む)について話してくれました。

最後に「こんなものからも湯気が出ます」と言って、『うんちのゆげ』という詩を読みました。「『うんちのゆげ』」とタイトルを言っただけで、みんな「うわー!」と歓声をあげ、ぴょんぴょん飛び跳ねはじめました。総立ちで目を輝かせて聞いているので、一行一行、ゆっくり大きな声で読みました。喜ぶとは思っていましたが、これほどだとは。なんでしょうかあの一体感は。「小学校2年生のおねえちゃんが書いた詩なのよ」と言ったら「すごーい」と言っていました。

おはなしのろうそくを消すと、白い煙が上っていくのを見て「ゆげだー!」と子供達は言っていました。

楽しく締めくくることができたのでよかったです。

 

さあ、そろそろ勉強しなくてはいけませんが、「すっぴん!」は最後まで聞きたいところ。

皆様もよい一日をお過ごしください。

 

| 日々 |
楽しいことまだまだいっぱい

久保さん、皆さん、こんにちは。

 

今日も、あたたかい奈良です。

 

このあいだの手芸部活動には、小4の女の子3人と、そのうちのひとりの子のお母さんが来てくれました。

みんなで編み物の基礎本を開きながら、最初の作り目を覚え、表編みの練習をしました。「できるだけ太い糸を用意して来てね」と伝えていたのですが、みんなの毛糸が細いこと細いこと。それでは編むのが大変じゃないのーと思いましたが、好きな色を選んでわざわざ買って来た毛糸のようなので、そのままスタートすることにしました。

うまくいかなくてもそれほど気にしない大らかさんもいれば、何度も戻ってやり直すきちんとさんもいます。それぞれのペースで2時間楽しく取り組みました。

次の日、参加してくれたひとりの子のお母さんに会いましたら、「今朝も学校の支度を早く終わらせて編んでたわー」とおっしゃっていました。よかったよかった。

 

息子はアイヌ民舞にはまって、家でも歌ったり踊ったりしています。みんぱくまで見に行ってよかった。もちろん歴史の話もしています。「僕はアイヌの人たちにごめんなさいの気持ち」と言うので、「Fが悪いことをしたわけじゃないでしょう」と私が言うと、「でも命はつながっているから」と息子は言っていました。「じゃあちゃんと勉強して、同じようなことをしないようにしなくちゃね」と話をしました。

昔話の面白さからアイヌの世界に引き込まれましたけれど、あの踊りや歌も、息子は純粋にかっこいいと思っているようで、「僕もアイヌの人だったらよかったなあ」と言っています。

そして彼は将来忍者になりたいのだそうです。でも「忍者になるには、もっと子供の頃(3歳くらい)から練習しなくちゃいけないのかもしれない、僕はもう間に合わないかも」と言っているので、「人生に遅すぎるなんてことは何もないんだぞ」と夫が言い聞かせていました。

 

そう、最近寝る前に絵本を読まなくなったのは、こういう、忍者に関する本だとか、なぞなぞに関する本、工作に関する本をよく借りてくるようになって、それを「読んで」と頼まれるようになったからです。昨日も『忍者大研究』という本を読まされました。この本は『なるほど忍者大図鑑』とは違い、忍者の道具や行動が写真で紹介されているのです(『なるほど忍者大図鑑』はイラスト)。それできっとリアルに、「僕は今からの練習で間に合うのだろうか」と不安に思ったのでしょうね。

この間は『親子で楽しむ割りばし輪ゴム銃工作』という本を読まされました。こんなのを読んだからって眠れるの?と思いましたが、すっと寝ました。

 

今日はこれから個人懇談です。何を言われるんだろうなあ。

昨日は私が水筒の蓋のパッキンを付け忘れてしまい、息子のランドセルの中が水浸しになったのだそうです(実はこれ2回目)、「先生がランドセルを逆さまにしたらジャーってなった」と息子が話していました。それで、ストーブの前でランドセルを乾かしてもらったのですって。

色々とお世話になっております。

 

皆さまよい午後を。

 

| 日々 |
どうやって生きるか死ぬか

久保さん、皆さん、おはようございます。

 

ああ、今日も快晴です。

試験が終わってほっと一息ついています。

 

試験、といっても自宅で、Webで受ける試験なのですよ。決められた時間内にログインして、学籍番号など入れて待っていると、試験開始時間にぱっと画面が切り替わって問題が表示されるのです。あらかじめ勉強した範囲のことが出題されることもあれば、そうでないこともあり、自宅で受けるといってもそれなりに必死です。

本当はひとりで静かに受けたいところですけれど、昨日は息子がいたため、試験前はできるだけ優しく接して「試験の間は静かにしてね」とお願いしていました。しかし試験が始まると、彼は私の近くに来てパソコンの画面を覗き込み、「38、37、36…」と残り時間をカウントダウンし出したため、「あっちに行けって言ってるだろー!受からなかったらまた遊べない時間が長くなるんだぞ!」と大声で怒鳴らなくてはなりませんでした。

まあでも、怒鳴るのは一回のみで済みました。

 

夫は横浜の実家へ帰っています。義母への投薬の練習をするためです。

義母はもうすぐ退院するのですが、病気の再発を予防するためにこれからも投薬が必要らしく、でも口から飲ませると噛んでしまってだめだということで、細かく砕いたものを鼻から胃へ通したチューブを介して入れなくてはならないのです。これを、病院でやってもらうのではなく、家族がやるか、施設でやってもらうかしかないというので、夫と義父が練習をさせてもらったのでした。

退院後に義母が行く予定の施設には看護師さんがいらっしゃるのですが、こういう形の投薬はやってくれない(もしかしたら後々やってくれるかもしれないけれど)のだそうです。なにかあった時の責任問題というのがあるためでしょう。

誰かの体になにかする、というのはやっぱり怖いことです。病院でやるほどのことではないから家族か施設でやってね、ということなのでしょうけども、やっぱり怖いことです。だから施設側が「できない」とおっしゃるのはよくわかります。

以前、ほんの少しですけれども私が介護の仕事をしていた時には、ご家族の方が書かれた承諾書というものがありました。看護師の資格がない私のような者が色々な処置(どうしても必要な)をした時になにか事故が発生しても責任を問わない、という内容のものでした。そのようなものが用意されていても、人工呼吸器のホースを取り替える時とか、突然尿管にカテーテルを入れる必要が生じた時などは、それまで感じたことのないプレッシャーで本当に本当に怖かったです。

義父は昨日の電話で「うん、まあ、難しいことではないんだよ」と言っていました。そして、こういうことを全然嫌がらずにやらせてくれるお母さんだから助かるねという話をしていました。

 

どんな風に毎日を元気で過ごし、どんな風に死んでいくのがよいだろうかと、夫とよく話をします。自分の思い通りにはならないだろうけど、あらかじめ考えて家族に伝えておくのは大切だろうなと思います。もうじき、という時になってからでは、伝えられる機能も残っていないかもしれないのです。「こうしてほしい」という気持ちを伝えられる時に伝えておくべきなのでしょう。

 

さ、今日の午後は女の子たちと編み物をする予定です。

みなさまお元気でお過ごしくださいね。

 

| 日々 |
ミンパクオッタカムイノミ

久保さん、皆さん、こんにちは。

 

今日は、快晴です!

 

昨日は息子とふたりで「みんぱく」(国立民族学博物館)へ行って来ました。そして『ミンパク オッタ カムイノミ(みんぱくでのカムイノミ)』という、アイヌの儀式を見て来ました。

はじめに息子を誘った時には「学校を休むのはいやだなあ」「学校の勉強は大切だからなあ」と、私の息子とは思えない言葉が返って来たのですけど、そうしょっちゅう見られるものではないよ、と言ったら「やっぱり行く」という返事に変わったので、ふたりで行けることになりました。

 

アイヌの昔話や、萱野茂さんの『アイヌ・暮らしの民具』という本を事前に読んでいましたが、実際に儀式や踊りを見せてもらえたことで、「イナウってあんな風に使うんだ」とか「オンカミではああいう所作をするのね」といろいろな道具、衣装、所作のことがより深くわかりとても面白かったです。本で写真を見た時に使い道がよくわからなかった「ト゜キパスイ(トに半濁点は本のとおり)」という道具も、お酒をちょっとずつつけてゆらゆらし、神々たちに捧げるために使うのだというのがわかって「なるほどね〜」と思いました。

 

息子は「鶴の舞」や「剣の舞」といった踊りがやはり面白かったようで、デジカメで写真を撮っていましたが、見るのに夢中でシャッターが押せないことが多く、撮った写真を見ても足元ばかりが写っていて、そりゃレンズより目に焼き付けたいよねとあとで笑ってしまいました。

 

みんぱくの中の展示も見て来ましたが、まあ毎回思いますが広くて広くて、毎回そうですが後半の日本の展示は早足で通り過ぎなければならず、そしてこれも毎回のことですがビデオテークはちょっと見るだけで帰らなきゃ、という時間になります。

息子が面白がっていたのは言語に関するコーナーで、子音と母音のスタンプを組み合わせてポンと押すと発音してくれる「ことばスタンプ」というのに夢中になっていました。あと点字を打つのも初体験で楽しみました。

私は『ぶたぶたくんのおかいもの』の作者、土方久功さんがポリネシアで集めた品々を見ることができ、これは思いがけないことだったので嬉しかったです。

もちろん新しくなったアイヌ文化の展示もよく見て来ました。「ひとつぶのサッチポロ」に出てくる「うばゆりの根をつぶして発酵させて丸めて干した団子(オント゜レプアカム)」も見ることができました。思っていたのより大きかった。「食べてみたーい」と息子が言っていました。魚の皮を使って作られたブーツも見てきました。

 

みんぱくも広いのですが万博公園自体がとても広いのです。閉園時間ぎりぎりに、クジラ型の足こぎボートにも乗って来ました。息子は遊具でも少し遊びました。でもまだまだ面白いゾーンはたくさんあるはずなのです。また行きます。

行きと帰りにはモノレールにも乗ったので息子は喜んでいました。「A君(一番のお友達)を連れて来ればよかった」「学校のみんなも連れて来ればよかった」と言っていました。

そして通勤・通学の方でいっぱいの電車の中で、息子がおもむろにリュックから出して読んでいたのは『なるほど忍者大図鑑』という大きな本でした。「めっちゃウケるわ」「おれらの知らない世界があるんやろな」などと大人たちに囁かれていましたが、本人は全くお構いなしに「水遁の術」や「忍者の着替え」について学んでいました。

 

さあ私も勉強しなくちゃ。「レポートの書き方」や「文章表現と口頭表現の違い」について。

外に出たいけど頑張ります。

皆さまよい午後を。

 

| 日々 |
切ったり折ったり貼ったり

久保さん、皆さん、こんにちは。

 

明日から師走ですね。

早いけれど、もう一年を振り返るような空気がそこかしこにあり、ええと我が家はどうだったか…、と考えますが、夫の母の病気のことなど、まだまだ厳しい状況が続いているので、振り返るのはちらっとだけにしてとにかく前を向いていこうかね、という気持ちになります。

初詣に行った時にはこのような一年になるとは全く想像していなかったので。

 

ここ数日、仕事が続いていてちょっと疲れましたが、楽しい仕事なので本当に幸せなことだと思います。お客さん相手の仕事も手を動かす仕事も両方あり、私にとってはどちらもとても好きなことなのです。

昨日はポスターのような掲示物を作ったり、新聞紙でマチ付きの紙袋を作ったりしていました。

ポスターといってもパソコンで作るのではなく、色画用紙や折り紙、場合によっては綿や紐など、色々な材料を使って作ります。字も手書きです。色や素材を選び、レイアウトを考えるのはとても楽しいし、テーブル全面にカッターマットを敷いてある作業台で切ったり折ったり貼ったりするのも楽しい。幸せです。

新聞紙で作る紙袋は、以前新聞紙で作るエコバッグ(その時は野菜かごのような形でした)のワークショップに関わらせてもらったことがあり、今回は違う企画でたくさん紙袋が必要になったため、また新聞紙を使って作成しているのです。限られた時間で作るので、できるだけ簡単な作り方で、しかも強度がそこそこあり、見た目に美しい、という紙袋を試作するのはこれまた至福のひとときでした。そうやって形が決まった紙袋を、これからみんなで量産していくのです。楽しい。幸せ。

 

もともと折り紙が好きで、その中でも「ユニット折り紙」といういくつものパーツを使って多面体を作るような折り紙が好きです。なので最近出版された前川淳さんの『折る幾何学 約60のちょっと変わった折り紙』という本がとても気になっています。なんと高野文子さんがイラストを描かれています。買っちゃうかも。

 

色々家でも作りたいけど今日は勉強をしなければいけません。今週末はまた試験であります。「国語表現法」という科目で大変面白いのですが、私は一般的なレポートの書き方、ルールというのを守っていなかったようで、「今回は合格にしておくが次回からは気をつけるように。」と先生に書かれてしまいました…。試験の時にはきっちりと、先生のおっしゃるルールを守って答案を書こうと思います!卒業するんだからね!!

 

そうそう、自分のことばかり書いてしまったけれど、息子は「おてつだいチャレンジ」という宿題のためにかつおぶし削りを頑張ってくれています。しかし昨日は小さなかけらを矢尻のような形にしたかったらしく、夢中になって削っていたらとうとう指までザクッとやってしまいました…。息子は「やってみておもったこと」という欄に、「ゆびまでけずってしまったけどがんばりました。」と書いていました。引き続き頑張ってほしいです。

 

みなさまもどうぞ充実した楽しい師走をお迎え下さい。咳をしている方をよく見かけます。皆さんお気をつけて。

 

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