しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』もどうぞよろしく。

映画『3人、』原宿VACANTでの上映終わりました。
皆さまありがとうございました。
読まないより読む人生

久保さん、皆さん、おはようございます。

 

久保さん! 久保さん!!!

「しいたけ園→ブロッコリー」の3年ぶりの更新、待ってましたよ!

喪中でいらっしゃるとのことですが、おばあさま105歳までお元気でいらしたとのこと、本当に素晴らしいことですね。私もそのお姿を追いかければあと60年生きられる(かもしれない)と勇気が湧きました。

もう十数年前になりますが、久保さんのご実家でおばあさまにお会いした時には、元気にお仕事をされていましたものね。

久保さん、今年もよろしくお願いいたします。更新、待ってます!

 

さて、私はひとまずブックトークが終わり、ほっとしています。

クラス数が多いので持久力が必要なのですけど、かりんシロップのお湯割で喉を潤しながら乗り切りました。

生徒達はものすごい集中力で話を聞いてくれました。5、6時間目はちょっと眠そうな子もいましたが。

ブックトーク、これまでは40分くらい喋って、残りの時間は自由に本を読んだり借りたりしていいよ、という時間にしていたのですけど、そうすると、本が好きな子は紹介した本を借りていくけど、そうでない大部分の子はただ本棚を眺めて友達と喋って終わり、ということが多く、「これは何かの種まきにしかならないなあ」と感じていたのです。なので、今回は、本の紹介を35分程度にし、残りの時間は実際に紹介した本を全員に読ませてみる(強制的に)、という形にしてみました。5分くらい本を読んで、そのあと1分くらいで、その、読んだ中で見つけた「自分のために」残しておきたい言葉や感じたことをプリントに書く、という作業をさせる。そしてまた別の本を5分くらい読んで、1分メモする、という形。

そうすると、やっぱり話を聞いて「へえー、そういう本があるのか」と思うだけじゃなくて、実際に文章に触れてその表現の美しさに驚いたり(『羊と鋼の森』)、「自分に足りない部分があってもそれを隠さなくていいんだ」と思ったり(『「どうせ無理」と思っている君へ 本当の自信の増やし方』)、様々に、たった5分でも読んだ中から見つけたことを書き残していて、これは、やって良かったのではないか?と思っています。

 

忙しい、とか、他に楽しい誘惑がたくさんある、とか、恋愛のことばかり気になる、とか、中学生が本を読まなくなる理由はいくらでもあるわけです。自主性に任せていると多読者と不読者の二極化は進む一方ですから、ちょっと強制的にでも全員に「読む時間」を作ってあげて、「読書って意外と楽しいかも」というのが伝わると良いなと思っています。

自分が学校に通っていた時、読書で何が嫌だったかというと、「読んでみたい」と思えないものを無理やり一冊読んで感想を書かなきゃいけなかったり、逆に「読んでみたい」と思った本に対して大人が「そんな本」とケチをつけるのが本当に嫌だったのです。だから子ども達には「一冊全部読まなくてもいい、目次を見て、気になったところだけを読むのでもいい、それでたくさんの本に手を出していたら、そのうち『ほっとけない本』に出会える、『最初から読んでみたい』と思って読み出して、気がついたら最後まで読んでしまった、そういう本はきっと自分の宝になるから」という話をしています。本好きではなかった私が言える精一杯のこと。

本を読まなくてもきっと生きていけるけど、私は40を過ぎてから無理やり本を読む人生になって、不思議だけどこれでとても良かったと思っているのです。読まない人生より読む人生の方が良いことがたくさんある、と今は感じる。自分の楽しみのためだけでなく、世界と向き合うため、誰かに騙されないため、でもあります。

 

さ、ここからは、また大人に向けたプレゼンの準備が始まります。どうしてこんなに喋っているのかわからない。静かに、目立たないように仕事をしていればよかったものを。すごく背伸びして、大股で歩いてきてしまった気がします。来年度はおとなしく過ごしたい。勤務校の生徒や先生達のための仕事に集中したい。

 

頭が疲れている時に助けてくれるのはやっぱりデザインの本です。今は『北欧フィンランド 巨匠たちのデザイン』というのを読んでいます。大好きなカイ・フランクだけではない、様々なデザイナーの人生やデザイン哲学を知ることができます。ものすごく面白い。デザイナーの方々が、仕事の中で何を捨て何を残すのか、そういうところに私はすごく興味があって、自分の人生にそれをどう取り入れようかと考えるのも好きなのです。

 

今日も1日頑張りましょう。

あ、夫は今日、應典院コモンズフェスタで「蛙を食べて蛙について考える会」というのに参加してトークするそうですよ。ご興味のある方はぜひ。

そして明日は同じく應典院コモンズフェスタで夫の演出した『僕がうまれた日』が上演されます。予約はもう定員いっぱいだそうですが、立ち見なら入れるかも、と夫は話していました。こちらも、ぜひ、ぜひ!

 

皆さま良い週末をお過ごしください。

 

| 日々 |
きっと良い年に

久保さん、皆さん、こんばんは。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

年末からの「How dare you!」をまだ引きずったまま毎日を過ごしておりますが、ゴタゴタはいったん上の方々にお預けして、私は今ブックトークの準備をしています。ブックトーク、というのは、本の紹介です。将来のことを考え始める(考え始めなさい、とプレッシャーをかけられる)生徒たちに、「仕事」や「生き方」がテーマの本をたくさん紹介するのです。

相手が子どもでも大人でも、しゃべる仕事は本当に緊張します。どこまでも準備に時間がかかります。そして準備ができても夜は大して眠れません。しかしこれは生徒のためにも自分のためにも大事だ、と思うので手を抜くことができません。

でもこのブックトークが終わっても、まだまだ緊張を強いられる仕事が続き、ほっと一息つけるのは、2月の終わり頃。

 

学校で働き始めてから、ピンチのたびに自分の心臓に毛がわさわさと生えて、なんとかここまで凌いできた感じがしますが、もうその心臓の毛もびっしり生えそろった感じがし、あとはもう、大きなだるまどんのように自分の体(と心)が大きくなっていくだけだ、と、自分で自分を励ましています。折れるな私の心よ。

 

でも、年末年始は、仕事関係のことにも追われましたけれども、夫とは、これからの人生のことでかなり有意義な話ができ、よかったです。

前にも書きましたが、あと15年でふたりとも60歳になりますから、残りの人生の中で自分のやりたいことと、社会に貢献すること、お金を稼ぐこと、この3つをどうつなげていくか、というような話を。

おかげでまた頭の中の整理ができ、いろいろと勉強したいことも出てきました。

夫は本当におしゃべり好きなので夫婦でいろんな話ができる。助けられています。

 

息子は相変わらずいろんなことをして遊んでいますが、昨日と今日は、近所のショッピングセンターでピアノの展示販売があったので、ウキウキと出かけて行き、展示中のピアノでマイケルの曲を弾きまくっていました。

家にある電子ピアノを夏頃から急に弾き始めて、楽譜も読めるようになり、1歳の頃から大好きだったマイケルの曲をかたっぱしから弾いているのです。どうしてこうマイケルだけ特別に好きなのか本当に不思議です。マイケルは喜んでくれていると思いますが。

とにかく「本物のピアノ」でマイケルを弾けることが幸せらしく、昨日はそのショッピングセンターで弾きまくった帰り、「指が喜んでる!」と叫んで「わーい!わーい!」と飛び跳ねておりました。こんな風に楽しんで弾けるうちが花。いつまでもその気持ちのままでいて欲しいな。

 

さあ、今年、どんな年になるでしょう。おみくじは大吉でしたが、当たるのでしょうかね。世界が平和になりますように。

皆さまにとっても良い年になりますように。

おやすみなさい。

 

| 日々 |
空には虹が

久保さん、皆さん、こんばんは。

 

冷えますね。

皆さまお元気ですか。

 

前回のブログでは、なんでも「やってみます」と引き受けることでここまで来れたようなことを書きましたが、先日、どう考えても「やってみます」とは言えないことを依頼され、「Hou dare you!」なことも言われたので、ここ数日長い長い意見書を書いておりました。

気がつけば洗濯物を3日も外に干しっぱなし、生協で届いたものも玄関先に丸1日置きっぱなし(寒いので中身は無事でした)、作るご飯も、鍋、餅、鍋、そして鍋にご飯を入れて雑炊、みたいな感じで。

 

でも、やっと、やっと、書き終わりました。モヤモヤしていた頭の中も整理されました。

どんな結果になるか、年明けにならないと分かりませんが、少なくとも2、3日前よりは落ち着いた気持ちで年を越せそうです。

 

夫も息子も、よく状況を理解してくれて、私が一日中パソコンの前に座っていても文句を言わず見守ってくれました。ありがとう。

 

あと、こんな時の私のお守りは、神奈川県立近代美術館から送っていただいた、「カイ・フランク展」の図録です。

カイ・フランクのデザイン、大好きなんです。展覧会に行きたかったけど叶わなかったので、図録だけ、電話で注文して送ってもらいました。

図録の写真を夫に見せて「私は死んだらこういう世界に行くと思う」と言ったら、「そうなの?」と言われました。

この図録を、開いてゆっくり眺める時間がなくても、寝る時枕元に置いておいたり、出かける時かばんの中に入れておいたりすると、それだけで気持ちがすっとするんですよ。

 

天井の隅っこも私好きなんです。3つの線が集まるところ、あれを見てると頭がすっきりします。

 

ああ、今日こそ早く寝なくては。これ以上白髪を増やしてはいけない。

 

皆さま、今年も一年、私の駄文にお付き合いいただきありがとうございました。

お顔は見えないけど、誰かが読んでくださっていることに、いつも励まされてきました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

きっと良い年に、しましょうね!

 

| 日々 |
やってみます

久保さん、皆さん、こんにちは。

きっぱりと、冬が来ましたね。

ベランダから見えるナンキンハゼの赤い葉はすべて散ってしまい、今は白い実だけが目立っています。この状態になるとカラスがやってきます。「実をつつく」にしても、時期によって集まる鳥が違います。不思議ね。

 

息子は冬休みが始まりました。こないだ秋休みだと思ったのに。

冬休みの宿題、いろいろありますけれども、今回嬉しかったのは「お米を研いで水加減する」という宿題が出たことです。先生に感謝。我が家の場合は「水加減する」で終わらず、塩と昆布とオリーブオイルを加えて鍋で炊いて蒸らしてかきまぜておく、までの一連の工程を教えて、息子は今のところ張り切ってやってくれていますので、いやもう、これ任せられたら、毎日こんなに楽なことはない、本当に助かっております。お子さんに料理を教えようと思ってらっしゃる方、まずは「炊飯」からですよ! この開放感といったら! からだ半分軽くなったような心地です。

今日も夕飯前にやってもらう予定。ありがたや、ありがたや。

 

勤め先では無事期末テストが終わり、図書室は大繁盛しております。冬休み前で通常よりたくさん本を借りられる上、授業でビブリオバトルもしているのでその駆け込み需要もあるのです。「『○○』って本ありますか?」とピンポイントで尋ねてくる生徒もいれば、「おすすめってありますか? あんまり普段本読まなくて…」という生徒もいて、そういう子はたいてい「いつ発表?」と訊くと「明日」とか「明後日」とか言うので、『不思議の国のアリス』のイラストブックや、美しい写真が豊富な気象学の本など、眺めて楽しい本をすすめています。短い童話やエッセイをすすめても「うーん」と言っていた子が、装丁の美しい本を見て「うわあ」と目を輝かせるのを見ているとこちらも嬉しくなります。

ビブリオバトル、勝ちたい!と張り切っている生徒は、「先生、聞いててもらえますか!」と発表の練習を聞かせてくれました。「負けてしまった…」「20%くらい言えなかった」と結果の報告もあり。でもビブリオバトルというのは勝敗やプレゼンの精度が大切なのではなくて、もっと気楽に、他の人はどんな本にグッとくるの? 世の中にはどんな面白い本があるの? というのが知れる、そして「あの人が紹介してくれた本、読んでみよう」と読書の輪が広がる(はずの)楽しいゲームなのです。

だから負けて残念そうにしてる子には、「他の子はどんな本紹介してた?」と尋ねてみる。そうすると、「あ、先生『かくしごと』ってありますか? 表紙がキラキラしてるやつ(住野よる『か「」く「」し「」ご「」と「』)」と言って、ちゃんと他の生徒が紹介した本を借りていったりします。そんな姿が見られると「ああよかったな」と思います。

 

もうひとつ、図書室で盛り上がっているのは年末年始恒例「本の福袋」です。図書委員が選んだ本を中が見えない袋に入れ、どんな本が入っているか微かにわかるキャッチコピーをつけてラッピングしたものです。そのキャッチコピーを、言葉も見た目も素敵に書く(描く)という作業が、やってみるとかなり楽しいらしく、まだ作っている最中なのに「またやろうよ先生」「来年図書委員になれなかったらどうしよう」なんていう声が去年も今年も聞かれました。そして棚に並べると見に来た生徒は「かわいい」「これ何の本かわかるよ」などとワイワイ言って次々に借りていきます。公共図書館で同じ企画を手伝った時には「それほど借りられないなあ(特に男性は決して手を出さない)」という印象でしたが、中学生はまだ喜んでくれます。図書委員が準備したものだから、というのも大きいのでしょうね。

 

こんな風に楽しくやっておりますけれども、この春大学を卒業して、司書資格も無事とれて、さあ自分の給料はどうなったのかと思ったら、以前とほぼ変わらず、近所のスーパーでレジを打ったりカフェのキッチンに立ったりした方がずっと稼ぎは良いので、なんだかなあと思いながら今年度は過ごしてきました。

でも周りの方々に恵まれて、学校司書といえども色々な場所での仕事の機会をいただき、それがさらに次に繋がって、また年度末に向けて2つ「こりゃ大変だ」な仕事が舞い込んできました。

もちろん「ありがたい」と言うしかない。今までも「やってみませんか」「やっていただけますか」と言われ、大丈夫かなと思いつつも「やってみます」とこたえることでここまで道が続いてきました。「素晴らしくなくていいから」と自分に言い聞かせ、「やってみます」と答えたものの「できない…」と家で泣いた日々もあり。でも引き受けてよかったと思うことばかりです。

最近読んだある冊子に、「たのまれごとはためされごと」という言葉が書いてありました。そんな上手い言い方があるのか! と驚き。「ためされごと」という言葉はやはりプレッシャーではありますが。

そんな訳でまた眠れない日々が始まりますが、頑張ります。

 

あ、宣伝です。

昨年上演された夫・佐藤拓道 構成/演出 の舞台『僕がうまれた日』が、大阪にある應典院(おうてんいん)というところで年明け1月18日(土)に再演されます! 夫の職場である「たんぽぽの家」のメンバーとともに作った舞台です。身内が言うのもなんですが初演は本当に素晴らしく、でも障害のある人たちが出演していますから遠くには持っていけませんし、再演できるのも奇跡としかいいようがありません。これは日本中、いや世界中から、演劇に興味のある人たち、そして障害者アートに興味のある人たち、その両方にあてはまらない人たちにも、ぜひぜひ見て欲しいです。皆さん大阪観光がてら見に来てください! 収容人数があまり多くないそうですのでご予約はお早めに。

そしてこの公演は、應典院の「コモンズフェスタ2020」というイベントの中のひとつのプログラムですので、1日フリーパスや4日間フリーパスのチケットで「コモンズフェスタ」の他のプログラムも体験できます。『僕がうまれた日』だけ見る予定でも1日フリーパスが必要ですが、それでも1800円です。ぜひぜひ皆さん1月は大阪へ!

詳しくはこちらです。

 

今日はお日さまが、あんまり出なかった。冷えますね。

皆さま暖かくしてお過ごしください。

良い夕刻を。

 

| 日々 |
あの人の気配

久保さん、皆さん、おはようございます。

しとしと雨の奈良です。

 

師走に突入しましたね。

昨日我が家では、息子がサンタさんの気配を敏感に感じとり、大騒ぎをしていました。

「夜中にシャンシャンって音が遠ざかっていくのが聞こえた」「ほったらかしにしてたはずのプーさんが片付けられてる」「こびとの人形(2体)がいつの間にか手を繋いでる」そして、「僕たちと違う感じの毛がプーさんについてた!」と。そしてその問題の毛を日向に置いて観察し、「この毛、動いてる!持ち主のところに帰りたがってる!」と。

そろそろサンタさんの見回りの時期なんじゃないの、と私が言うと、息子は慌てて部屋を片付けて、夜は「さんたさん」と「きんたきん」(ふたりはともだち)に手紙を書いていました。

来てくれるといいですね、クリスマス・イブの夜。

 

朝も、夕方も、真っ暗で、これが冬至過ぎまでしばらく続くのかと思うと嬉しいです。こういう「暗さが嬉しい」というのは、息子が今の学校に編入してから知ったことです。暗闇の中、ストーブやロウソクの火が揺れているのはとても美しいです。

最近は、まだ真っ暗な中起きて、夫と息子と3人でお弁当や朝食の支度をしています。

夫は調理担当、具材を切ったり鍋をふるったり。私はパンケーキのタネを作ったりお弁当の中身を詰めたり洗い物したり。息子は布団をたたんだりコーヒーを淹れたり食卓の準備をしたり。

もちろん最初の頃(というのは息子が小学校上がったくらいでしょうか)は、そんなわけにはいかなくて、私が一番早く起きてバタバタとし、部分的に夫に手伝ってもらう、という感じだったのですけど、「みんな〜、起きて〜」「みんな〜、手伝って〜」「誰かひとりだけぼーっとしてて良いなんておかしい」「みんなで協力しないとできない」と言い続けて、今のような形になってきました。

毎日うまくいくわけじゃないけど(誰だってゆっくり寝ていたい、特に冬は)、落ち着いた気持ちで朝の時間を過ごせるようになり、ほんとに嬉しいです。

 

勤め先の学校ではインフルエンザの猛威と期末テストがバッティングし、てんやわんやな感じです。定期テストを「受験に直結する」と思い込みすぎてかなり重く捉えている保護者の方もいらっしゃるようですし、テストが延期になったら土日もまた塾かー、と嘆いている生徒もいるようで、定期テスト、『学校の「当たり前」をやめた。』の麹町中学校のように、なくなれば良いのにね、と思います。

『学校の「当たり前」をやめた。』はまだ読んでいる途中なのですけど、「なんのために学ぶのか」「学校は何をするところなのか」という問いに対する工藤先生のお考えはとても私は納得できるので、たくさんの学校が真似したらよいのに、と思います。本当に意味のある学びをするために宿題をやめ、定期テストもやめる。高校受験のためにも、その後の人生のためにもとても良い形だなと思います。

ただ、これまでずっとやってきたことをやめる、というのは本当に難しいことなのだと思います。以前にも書いた靴下の色の問題、それすらも、まだ私の勤めている学校では変えることができないのだから。

 

ところで宮沢章夫さんの『母または母』という小説が載っている『新潮』の12月号ですが、結局アマゾンの再入荷を待って購入しました。

読んでいくうちに、螺旋階段を、一段一段、降りていく感じ。とは言っても、重い、暗い、というのではなく、核心に向かっていくような。「介護」という側面から見ると暗く捉えてしまう場面もあるけれど、でも「老い」とか「人生のはじめ、おわり」というのはもっと明るく白っぽいもののようにも思うので、そこで親子で感じる共振は宇宙的な感じもする。読み終えてじーんと涙。良かったです。

もうすぐ図書館でも貸し出し可になるでしょう。買いそびれた方は図書館でぜひお読みください。

 

息子と読んでいた『たのしい川べ』、ようやく読み終えました! こちらもとても良かった。

結局、友人達のあたたかい叱責により、最後にヒキガエルは改心するのですよ。その変容する場面が見事なので皆さんぜひ『たのしい川べ』も読んでみてください。おそらくどこの図書館でも児童書コーナーにあると思います。

物語はヒキガエルのことだけじゃないのですけどね。大人が読んで心に沁みいる場面もたくさんあります。

美しすぎてほとんど寝ながら読んでいた場面もあるので、私はもう一度はじめからひとりで読んでみようと思っています。

そして『たのしい川べ』のあとに息子と読み始めたのは『ツバメ号とアマゾン号』です。ヨットを操ることができる4人兄弟が、湖に浮かぶ無人島で過ごす物語です。しっかりと見守っている大人達の目が背後に感じられ、すごく安心した気持ちで読める探検ものです。息子はやはり「もうちょっと!いや、まだまだ、もうちょっと!もうちょっともうちょっと!」と叫んでいます。

 

そして私は今『アップルと月の光とテイラーの選択』という小説を読んでいます。小学館のサイトには、「恐るべき16歳が紡ぐ、『文学』の枠を遙かに超え、読む者の魂を激しく揺さぶる壮大な物語。」と書かれていて、こういう時、著者の年齢のことはできるだけ忘れようと気をつけながら読むわけですが、それでもやっぱり「16歳だと!」と叫んでしまう描写力。でも16歳だから書けるのかも、とも思う、大人に対する(そして自分にも向かう)批判的な眼差しとか、「冴える」とはこういうことを言うのかと思わせる、澄んだ美しい文章で、恐れ入りながら読んでいます。

 

さあ、今日は休みの日だけど、気を引き締めていこう。最近緩みすぎていたので。

皆さまも良い一日をお過ごしください。

 

| 日々 |
やっと通常営業

久保さん、皆さん、こんにちは。

朝は晴れてたのに、今はどんよりしている奈良です。

 

ナンキンハゼの実がぽんぽんはぜて、キジバト夫婦がよく食べに来ています。かわいい。

 

やっと、やっと、緊張する仕事たちが全て終わって、平穏な日々。もう2学期は終わったかのような気分です。まだもうひとつイベントやりますけどね。まあそれはなんとかなるでしょう。

勤め先の学校ではインフルエンザが大流行です。皆さんはお元気ですか?

私は仕事が大詰めの時に風邪で倒れましたが、少しずつ回復してきて、ここ数日はよく眠れています。

このブログを読んでくれている一番上の兄(この間50歳になりました。おめでとう!)が「体幹トレーニング」について教えてくれたので、それを毎晩やっているんです。肘をついて、腕立て伏せみたいな格好で耐えるというやつ。これ続けてたらギターも力まず弾けるようになるのですって。頑張らないとね。そういえばすぐ下の弟も体幹トレーニングをずっと前にやっていたような。体幹トレーニング兄弟。

 

息子は走るのが速くなりたいとのことで、ランニングに精を出しています。誘われて一緒に走ってみたけど全然追いつけない。母はバテバテです。

学校ではやっとドッジボールが解禁になったようで(低学年のうちはやらないことになっています)、喜んで報告してくれたのですが、「腰から下を狙う」「肩や頭に当たった場合はセーフ」というルールをひねって解釈し、「僕当たりそうになったらしゃがんで頭に当てて返すっていう技を考えた」と得意げな様子なので、「どうして先生がそういうルールにしたのかよく考えてみ」「ひねって考えるならもう一回ひねって考えて元の場所に戻ってこないと」と話しました。「わざとぶつかりに行って耳や頭に大変な怪我をしたら当てた子はどんな気持ちになる?その子はちゃんと足を狙ったのに」と言ったら「そこまで考えてなかったな」と。賢くなったと思うこともあるけど、足りないなと思うこともまだまだある10歳なのであります。

膝に乗ってきたりおぶさってきたり、イベントで風船を配っているのを見つけて「欲しいよう」と甘えたり、まだまだかわいいです。クラスの中では相変わらず腹が立つこともあるようだけど、なんとか踏ん張っているようです。

 

そう、2学期から「郷土学」という授業が始まって、それがとても楽しいみたいです。最初は学校の教室から出発して、だんだん遠くへと出かけて行くんです。古墳を訪ねたり、地名の由来となった場所へ行ったり。「明日はもっと遠くへ行くよ」と先生が言うと、みんなは「えーっ」って言うんだけど、なんで嫌がるのかわかんないよ、と息子は話していました。「みんなは疲れのことを気にしすぎなんだよ」と。歩くの大好きなんです。

 

そういえば前回のブログで私は「『若草物語』を読んでいる」と書きましたが、『秘密の花園』の誤りでした。よっぽど疲れてたんだな。

『若草物語』には誰からも好かれない感じの女子は出てきませんね。四人姉妹の話でしたけど。

で、『秘密の花園』ですが、とってもよかったです。途中から先の展開がわかってくるんですけど、じわじわと感動するんですね。名作っていうのはこういうのを言うんだなあ。こうなったら『小公女』や『小公子』も読まなきゃいけません(これもまだ読んだことない)。

宮沢章夫さんの新しい小説『母または母』が載っている『新潮』の12月号も早く読みたいのですけど、買おうと思っていたら店頭からあっという間に消えてしまいました(すぐ売り切れるんですね)。近々大きな本屋さんに行くのでまたそこで探そうと思います。

 

さあまたコツコツと毎日を頑張る。

皆さまも良い一日をお過ごしください。

| 日々 |
れろれろは無理でした

久保さん、皆さん、こんにちは。

さらに秋が深まってきましたね。

 

団地の中では、まず真っ先にハナミズキの葉が紅くなり、その後イロハモミジとナンキンハゼが徐々に紅くなり、ヤマボウシがオレンジになり、カツラが黄色くなり、背の高いメタセコイアが淡い黄緑になり、ベランダのブルーベリーの葉も紅くなり…。

毎朝カーテンを開けると違う色の景色が見えて、「綺麗だねえ」「綺麗だねえ」と呟いております。

 

しかしこのひと月くらいで私はめっきり老けたと思います。それはそれはもう。

白髪も増えたと思いますし、息子には「あーちゃん悲しそうな顔」と言われます。「目の上がハの字になってるよ」と。まぶたにシワが刻まれてるんですね。おばあちゃんですね。

 

いやもうほんと疲れました。イレギュラーな仕事はほぼ終わりました。あとひとつ、来週大事な会議が残っておりますが、それは何人もの人で力を合わせて考える会議ですから、それほど力まずに臨めるんじゃないかと思います。

前回書いた、「意識の輪ゴムをれろれろに伸ばす」作戦ですが、あんまりうまくいかなくて、というのも、ギターも編み物も私は初心者ですから、やっていて楽しい、気持ちはリラックスする作業なんですけど、身体的にはガチガチに凝ってしまうのね。それほど休まらない。ジョギングでもすればいいのでしょうか? それともヨガ? 夜よく眠れるようにするには、水泳でしょうか。

人前でしゃべる仕事は、回を重ねるごとに要領がわかってきて、準備も「これでいけるな」というところがわかってくるのですけど、眠れなくなってしまうのは変わらなくて、それが本当に嫌です。しかも前日眠れないだけじゃなくて、終わったあとも眠れない。本番の残像がなかなか消えないんです。

でもひとつひとつの仕事は楽しかったし、反響もあったし、新しい出会いもあったし、やって良かったと思います。また次に繋がっていくでしょう。

どうでも良いことですが、昨日はドドドドドッと名刺をたくさんいただいたのに、お返しする私の名刺というものがなく、オタオタしました。全く必要ないんですけどね普段は。

 

そんな中、息子の学校では秋の大イベントがあって、その様子を見に横浜から義父がやってきました。「ひとりで新幹線に乗るなんて大丈夫?」と心配していましたが、大丈夫、ちゃんと来てくれました。

息子の通っている学校を初めて訪れて、息子が学年問わず色んな生徒に話しかけられているのを見て、「安心したよ」と話していました。

 

その後息子は「秋休み」に突入。眠れなくて苦しんでる私をよそに、浮かれて浮かれて、あちこちで大きな忘れ物をしてました。学童では兄ちゃんらとラグビーごっこ。家ではタンタンを読んでいます。

 

私は今『若草物語』(←『秘密の花園』の誤りです11.19)を読んでいます。実は読んだことがなかったんです。想像していた「女子っぽい」話じゃなくてとっても面白い。誰からも好かれない感じの女の子が主人公なんです。まだまだ先は長くて、どうなるかわからないんですけど。

 

さあ、ゆっくり動き出します。もうほんとに今日はゆっくり動きます。

早く本調子に戻りたい!

 

皆さまも良い週末をお過ごしください。

 

| 日々 |
にやにや

久保さん、皆さん、こんばんは。

 

秋が深まってきました。

 

この時期は何かと行事が多く、イレギュラーな仕事が続いておりますが、こういうのを「忙しい」と言ってしまったらもうそれだけでプレッシャーに押し潰されてしまいそうなので、あくまでも平常心なふりをして、淡々と、ひとつひとつの仕事を楽しく乗り切りたいと思っています。

放っておくと家でも仕事のことばかり考えて緊張してしまうので、休みの日は何かしら集中できる、別のことをするようにしています。おやつを作ったり、お裁縫したり、英語の勉強したり、エアロバイクこいだり。編み物やギターの練習など、「もう多分一生やらない」と思っていたこともまたやるようになって、人生ってわからないものだなと思います。

自分の意識は輪ゴムのようになっていて、仕事のことばかり一方向に引っ張られてしまう感じは嫌なので、別の方向からも引っ張るようにしているんです。あっちからもこっちからも引っ張る。それで輪ゴムがれろれろと伸びて、だんだん輪が大きくなればいいのにと思います。

それでどんなことも、余裕のある心でできたらいいですよね。

 

息子はその後、学校で、意地悪言っていた子が背中をツンツンしてきたので、「なんやねん、俺のこと○○って言ってたくせに触ってくんなよ」と言ったら、「ん…、そんなん言ってたな、昔…、っていうか、江戸時代?」とその子が言ってきたので、なんだかにやにやして、ふたりでにやにやして、それ以来、また、普通に遊べているのだそうです。

「俺、あいつとは一生口きかない!」「あいつの姿を地面に描いてガン!って踏んづけてやった!」と言っていたのに、「やっぱり一緒に遊びたい」の気持ちがお互い通じ合って、にやにやしちゃったんですね。

こういうことが、これからも、幾度となくあるのでしょう。

 

息子と一緒に寝る前に読んでいる『たのしい川べ』(まだ読んでいます)は、春の訪れを細やかに描いているのどかな場面から始まって、最初はなかなか物語に入っていけず、すぐ眠たくなっていたのですが、終盤かなり面白くなってきて、毎晩ゲラゲラと大笑いしながら読んでいます。大金持ちで、スピード狂で、うぬぼれが強く、何度も騒動を起こすヒキガエルに対して、友達のネズミやモグラが何度も叱る、でも決して見捨てないという、あたたかな友情物語だったのです。辛抱して読み続けてみないとわからないものですね。まだ最後まで読んでいませんから、「あたたかな友情物語」がもしかしたら間違ってるのかもしれませんが(ヒキガエルは見捨てられてしまうのかもしれませんが)、なんとも不思議な、複雑にできている、楽しい話だなあと思います。かわいらしい挿絵ですし、色んな動物が出てきますから、小学校低学年くらい向けなのかなと思っていたのです。でも話は単純じゃない。翻訳の日本語も結構難しくて、やはり今の息子くらいが楽しむのにちょうどいいのだなあと思います。

 

「読まなきゃ」がいっぱいある。まずい。また本の話になってしまいました。

もう寝ます。

 

皆さまお休みなさい。良い夢を。

 

| 日々 |
明日は明日の風が

久保さん、皆さん、こんにちは。

 

今日は快晴。

また少し、団地の木々の色合いが変化してきました。

 

息子は今日、近くのキャンプ場へ芋掘りやボルダリングなどをしに行っています。子どもだけで参加するもの。だからちょっとだけ心配しながら今夫と二人で過ごしています。

 

息子は10歳になり、手がかからなくなってきたなあと思うこともあるけど、なんだかイライラして攻撃的な時もあり、ここから少しずつ、反抗期へと突き進んでいくのかなあ、どうなのかなあ、と見守っているところです。

学校では誰とでも遊んでるようなんですが、その中でも特に一緒にいて落ち着くなあというタイプの子たちが次々にご家庭の事情で転校してしまい、たまにしんどい思いをすることもあるようで。口が達者な子にやりこめられてしまうんですね。家に帰ってきてから「もう!あいつとは絶対口きかない!」とか言って怒っています。

で、どうしたら相手を言い負かすことができるのか、という話をしているのですが(言い負かさなくていいのですけど)、相手は兄弟がいて毎日鍛錬しているのですから、なかなか手強いのです。「あんまりひどかったら先生に言ってみたら?」と私が言ったら「そしたら『ちくりんぼ』って言われるもん」と言うので、「『ちくられたくなかったらちくられるようなことすんな』って言ってやったら?」とアドバイスしてみたものの、ちょっと難しかったようで、「ちくられたら、ちくられ、ちくり、ちく…」とやっているので、「そこ噛まない方がいいわね」と言ったら何十遍も練習してました。がんばれー。

 

でもこういうのって、親も子も、どーんと考えすぎるときっとよくなくて、息子にもなにか良くないところがあってそういうことになるのかもしれないし、いつの間にかまた仲良く遊べたりするものだから、「きっと明日は明日の風が吹くから、また何かあったら言いなさい」と話して終わりにしました。

 

今、清水真砂子さんの『子どもの本のもつ力』という本を読んでるのですけど、明るく元気で、ハキハキしていて、みんなと仲良くできる子どもが良しとされることへの危機感を書いて下さっていて、私にとってはとても心強い。一人静かに、雲を追っている時間があって良い、黙って本を読んだり絵を描いていて良い。物語を書いていて良い。

クラスの男の子の数が少なくて、気の合う子が今はいないかもしれないけど、それでも自分の楽しみを見つけて、なんとかやっていって欲しいなあと思います。もう少し学年が上がったら部活も始まるし、他学年の子たちともっと交流が増えるので、また素敵な出会いがあるかもしれない。それに、クラスの子たちとの関係も今以上に深まってゆくのでしょうし。

 

さあ、今日のキャンプは楽しめたのでしょうか。

迎えに行ってきます。

 

皆さまも良い夕刻を。

 

| 日々 |
まだまだ落ち着かないと思いますが

久保さん、皆さん、こんにちは。

台風が去りましたね。

これを読んでくださっている方は、きっと、今、大丈夫な状況にいらっしゃるから読んでくださっているのだと思いますが、それでも暴風雨の最中には大変恐い思いをされたのではないでしょうか。

 

私たち家族は昨日、本当は横浜にある夫の実家に帰る予定だったのですが、交通ダイヤが乱れているでしょうし、滞在時間も短くなってしまいそうなので、今回の予定は取りやめることにしました。

いろいろな被害の状況を断片的にしか知ることができず、あとは知り合いにメールで「大丈夫?」とメッセージを送ることくらいしかできなくて、大変もどかしいですが、皆さんの生活が少しでも早く元どおり穏やかなものになりますよう祈っています。

 

連休の予定がぽっかりと空いたので、昨日は息子の学校で行われた音楽会に行ってきました。卒業生たちが様々な楽器や歌、マジック、などで楽しませてくれました。福島県の、高濃度の放射能に汚染されてしまった地域に今も住んでいる子ども達やその保護者の方を対象に、関西で保養キャンプを実施している団体があり、そのチャリティのために開催された音楽会でした。

最初に、保養キャンプを実施している団体の代表を務めていらっしゃるMさんからお話があり、その後、ヴァイオリン、デスクトップミュージック、ギターの演奏と続きました。

実は息子の学校では基本的に音楽はアコースティックな楽器の生演奏でなくてはならず、スピーカーからでる電子音というものを学校の中では聞いたことがなかったので、そういう場所でデスクトップミュージックを披露してくれたAさんのチャレンジに胸が熱くなりました。沖縄、メキシコ、アメリカ、と世界を旅するように各地の歌をのびやかに披露してくれた3人組も素晴らしかった。私は子どもの頃ピアノを習っていましたが、多分一番楽しかったのはまだ家にピアノがなくてオルガンを勝手に弾いていた時、そして先生の家でピアノを触らせてもらっていた時、だったんじゃないかと思います(こんなこと書く私は親不孝だなあ)。その時と同じ気持ちで音楽を楽しめたらこんな風にのびやかに弾いたり歌ったりできるのかなと羨ましく思いながら見ていました。

息子が音楽の授業で使っているノートの最初のページには、遠い宇宙の果てで生まれたひとつの音が、時を経てたくさんの人の心をふるわせ、今私の中でひとつの輝きとなる、というような(正確な写しではありません)、そんな詩が書かれています。それを読んで私はじーんと胸が熱くなったわけですが、息子は多分先生が黒板に書いたのをただ写したという感じで、ピアノも笛も太鼓も「ちょっとうるさいからそれやめて」と言いたくなるような乱暴な弾き方をしています。それでもまあ、あまり邪魔せずに、見守っていこうと思っています(「うるさい!」と怒ることももちろんあります)。歌う楽しみ、演奏する楽しみ、って、周囲からの何気ないひとことで簡単に壊れてしまうものなんじゃないかなと思うからです。プロのミュージシャンになりたかったらどんなこと言われてもめげずに頑張ったらいいんだけど、そうじゃなくて、下手っぴでももっとみんなで歌や演奏を楽しみたいと思うのです。

 

話がちょっとそれましたが、震災のことや、今回の豪雨災害のことについて考える時、環境を守るためにいったい何をすればいいのかわからないという言葉を、周囲の人からたまに聞くわけですが、私はまず買い物の仕方を変えるのが一番の方法なのかなと考えています。

まず最初にそれが本当に必要なものなのかどうかをよく考える、自分で作れるものは自分で作ったり、今あるもので工夫する。

そして、どうしても買わなきゃいけないものは、応援したいお店から買う、応援したい会社のものを買う。環境に対して良いことをしているお店、会社から買う。トイレットペーパーひとつにしても、その日スーパーで売っている一番安いの、という基準じゃなくて、環境に対して良い取り組みをしている会社のものを買う。食べ物も、無農薬や低農薬の野菜は健康志向の人が自分の贅沢のために買っていると思われがちだけど、そうではなくて、生き物のサイクルを壊さず環境を守るためにそのような農地を増やす必要があるのだ、ということを、もっと多くの人に知ってもらって、買ってもらえたらな、と思います。あと、自然界に還せる素材で作られている物を選ぶ。別にほっこり感が欲しいわけではなく。アクリル毛糸で編んだエコたわしとか、実はエコじゃないってのを割と最近知って、あらら…、という感じです。もちろん全部を徹底することはできないけれど、できるだけ、ね。

消費税も上がったし、ほんとに、生き残って欲しいお店、会社に、生き残ってもらうための買い物をするんだ。

すでにやっている人にとっては当たり前のことなんでしょうけどね。

 

そういえば、鷹のおかげで、スズメ達は集会場所を変えたようです。今度は大きなショッピングモール脇の植栽でビチュビチュ言っています。車はガンガン通るけど、人はそれほど歩かない道路沿いなので、もう追い払われることはないんじゃないかな。でもスズメって本当に街の鳥なのですね。すぐ近くに静かな林もあるのに、ガソリン臭いショッピングモール脇がいいのですね。

 

さあ、新幹線の中で読もうと思っていた本を今日は読みます。

色々気がかりですが、皆さまにとってよい一日でありますように。また雨が降るようですので、お気をつけてお過ごしください。

 

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