しいたけ園←ブロッコリー

南波典子から『トーキョー・ボディ』共演者である久保優子さんへ送る日々の記録。
子育てのこと、仕事のこと、などなど。

久保さんからのお返事『しいたけ園→ブロッコリー』も、どうぞよろしく。

映画『3人、』見に来てくださった皆さま、ありがとうございました。
再びロウソクの季節

久保さん、皆さん、こんにちは。

今日は冷えますね…。

そろそろストーブを出そうかな。もう少し我慢しようかな。

 

朝はまだ真っ暗な時間に起きるので、またロウソクを灯しています。息子が去年作った星型のランタンと、太めのロウソクに。周りが散らかっててもいいのですよ。暗いんだから。そのロウソクのあかりをちらちら遠くに眺めながら朝の支度を始めます。なかなか起きてこない息子を叱る時も、「なんでもっと早く起こしてくれないんだよ!」と勝手なことを言う息子と喧嘩する時も、美しいロウソクの炎が私を慰めてくれるのです。

 

『1945年のクリスマス』、読み終えました。読み進めば読み進むほど面白かった! でも、ちゃんとドキュメンタリーの映像が残されているようです。私が「映画化して!」と叫ばなくても。ベアテさんが亡くなられた時も、新聞などでかなり報道されたそうですね。全然知りませんでした。憲法に関わられたのち、ジャパン・ソサエティやアジア・ソサエティで重要な役割を果たされた、ということも全然知りませんでした。読んでよかった。

だいぶ前に読んだ佐藤雅子さんの『季節のうた』に、夫の佐藤達夫氏が憲法起草に関わられた時のことが綴られていたのを思い出し、その本をまた図書館から借りてきて、ベアテさんの記録と照らし合わせてまたふむふむと当時の様子を想像しました。

 

『ホビットの冒険』が、面白い。というか、訳者の瀬田貞二さんの使われる言葉が、と言うべきでしょうか。「いろはにほへとというひまもなく」「ちりぬるをわかというひまもありませんでした」などと出てきます。山本史郎さん訳の『ホビット』ではどうなっているのでしょう。あちらは注釈が非常に多いということですが。

注釈があまり多いのも考えもので、『ウォールデン 森の生活』は細かい注釈をいちいち確認しながらだと流れがつかめないのです。でもなしではきっとわからないことが多すぎるのだろうな。学校で購入した『大草原のローラ物語 パイオニア・ガール』も注釈が多く、「しまった…」と思っています。あれでは物語の世界に入り込んでいけない。もともとインガルス一家の物語が大好きで、もっと詳しく知りたい!という人にはよいのでしょうけど。

ホビットも、少々わからないところがあっても、小3の息子と一緒に物語をじっくり味わうには、今読んでいる注釈なしのものがよいのでしょうね。

 

息子はビッケのシリーズをもうすぐ全巻読み終えてしまいそう。相当面白いみたいです。「そんなに夢中になれる本に出会えるなんて羨ましいわ」と私が言うと、「いいでしょー」と言っていました。

 

そうだ、息子のクラスのみんなと一緒に大文字山に登ったことを書こうと思っていたんだ。あと息子の学校の家づくりがまだまだ終わらないことや、学校で稲の脱穀をしたらしいということや、私が夫のズボンを作ったりなおしたりしたことや、米粉でたこ焼きを作ったら非常においしかったことや、勤め先の中学生たちが朝から夕方まで「疲れた」「疲れた」と図書室に言いに来ることや…。

 

でも今日はここまで。

皆さまもよい一日をお過ごしください。

 

| 日々 |
背中を追いかけて

久保さん、皆さん、こんばんは。

 

11月に入ってしまいました。

団地の中は、もう紅葉の見頃が過ぎて、かなり葉が散ってしまっています。その葉もしばらく積もらせておいて欲しいのに、毎日せっせとお掃除の方がきれいにしてくださるので、もったいない。

 

仕事の時間も仕事でない時間も、ピリピリした緊張から解放されて、どうしたらいいのか、まだなんとなくペースをつかめずにいます。やらなきゃいけないことはたくさんあるけれど、どれを優先したらいいんだろう。ものすごく忙しい時は「最優先」がはっきりわかって、まずそれだけに集中すればよかったけれど、落ち着いてくると何から始めればいいのかわからなくなりますね。

 

そう、息子の相手を最優先、は、できるだけやっています。少し遠くまで一緒に歩いて出かけたり、相撲をとったり、おんぶしたりだっこしたり(3年生ですが)。まだ夜中に掻いてしまうので、食事に手をかけたり保湿をしっかりしたり。そんなの忙しくてもやってあげなきゃいけなかったと思うんだけど、これまでは「毎日丁寧に保湿なんてやってらんない!自分でやって!」って思ってたから。

 

でも「忙しい」という気持ちや「失敗したらどうしよう」というプレッシャーは、自分で自分に悪いおまじないをかけているだけの感じもするので、どんなに大きな山を目の前にしても、「大丈夫大丈夫、一歩一歩のぼって、転んだら手当てして、疲れたら休めばよい」と思えるようになれば、どんな時でも、「そんなこと今やってらんない!」なんて気持ちには、ならないのですよね、ほんとは。

無駄に高い理想を掲げないようにしよう(特に仕事で)。私はすぐ殺気立ってしまうから。

 

でも「すごいな」と思う人はやはりある程度自分を追い込んで大きな仕事をされている。

息子が通っていた保育園の園長先生は、保育園を閉園されたあとにカフェを開店される予定と聞いていましたが、1年くらいかけて準備をされるのかと思っていたら、わずか2ヶ月も経たないうちに開店されたのです。びっくりです。「1年も休んだらもう開店するのは無理です」とおっしゃっていました。

先日やっとお店に伺うことができ、保育室だった部屋でおいしいお料理をいただきました。息子が友達とたたかいごっこをしたり、赤ちゃんたちがハイハイしていた場所です。保育園時代に使われていた園児たちの机や椅子、おもちゃなどのほとんどは、喜んで使いたいと言ってくれる別の園へ引き取られていったそうです。ほんの少し残された小さな椅子を見て息子が「ちっちゃすぎや」と笑っていました。それに座っていたんだよと先生。

先生とは、これまでどんな風に生きてきたか、これからどんな風に生きてどんな風に死にたいのか、そんな話をお互いに、先生の方が私よりずっと人生の先輩ですけれども(今年70歳になられます)、親しい友人のように話をさせていただきました。大好きなつばたひでこさん、しゅういちさんの話でも盛り上がりました。いつも大人だけで話していると「まだ帰らないの?」と邪魔してくる息子も、この日は黙って大人の話を聞きながら本を読んだり絵を描いたりして過ごしていました。

別れがたかったですが、「また来ます、いつも先生の背中を追いかけていますよ」と言って失礼しました。

 

もう一人、今私が「すごいすごい」と夢中になっているのはベアテ・シロタ・ゴードンさんです。彼女の『1945年のクリスマス 日本国憲法に「男女平等」を書いた女性の自伝』を読んでいるのです。日本国憲法がどのように作られたか詳細がわかるだけではなく、戦中戦後の日本の状況、外国人から見た日本人の姿が本当によくわかります。彼女は子供時代を日本で過ごして、その当時の日本の女性や子供の扱われ方をよくわかっていたから、なんとか助けたいという一心で条項を書いた。だいぶ削られた部分もあったようですが。今でも男女平等とは言いがたい状況はありますけれども、彼女の残した功績は本当に大きかったのだとこれは感謝の涙なしには読めません。

そしてその憲法ができる前後のことだけでなく、彼女の人生そのものもとても興味深く惹き込まれるので、夫は「これ映画になればいいのに」と言っております。そう、もっとみんなに知られたらいいのに。クリント・イーストウッドに手紙を書いてみようか。アメリカ側からの視点と言われようとも、彼女の存在自体がもっと知られたらいいのにと思います。

 

息子と読んでいる『ホビットの冒険』は遅々として進まず。ちょっと難しい日本語(言い回しが)なので私の舌が回らない。でも勉強にはなりますね。美しい場面もあるし。息子に「聞いててわかる?」と尋ねたら「わかるよ」と言っていますが、まあなんとなく情景はわかるという感じかな。「山々は、その茶色の山はだに夕日をあびていますのに、暗く、あれさびたありさまで、そのかたのうしろに、雪をいただく高い峰々がかがやいていました。」とか。美しいのですよ、でも舌が回らない。

 

ほかに私が読んでいるのは『ウォールデン 森の生活』と『空をつかむまで』。『森の生活』は小学館の、解説がたくさん書いてあるもの。分厚い。最後まで読めるだろうか。頑張ろう。

 

久しぶりに書くとどこから始めてどこで終わらせたらいいのかわかりませんが今日はここまでにします。

皆さまおやすみなさい。よい夜を。

 

| 日々 |
ブックトークの力

久保さん、皆さん、おはようございます。

寒くなってまいりましたね。

桂の枝にシジュウカラが集まってヒヨヒヨ言っています。かわいい。ネクタイのような胸の柄が素敵。

夕方、「チリリン」という音を立てて鷹が飛ぶのを見たり、鷹匠の方がかっこよく腕に鷹を乗せて歩いているのに出会うと、「やったー!また会えた!」と、くじが当たったような気分になるのですが、鷹のせいでいろんな鳥が来なくなったら寂しいなと思っていたんです。シジュウカラはまだいる。よかった。鷹は夕暮れに大集会するタイプの鳥を追い払っているのかしら。

 

全クラスでのブックトークが終わり、図書委員を連れての本の買い出しが終わり、クイズラリー全問正解者へのプレゼント贈呈が終わり、ちょっとほっとしています。これから読書週間というのが始まるのでそれに向けて「図書室だより特大号」を今作成しており、それが本当に読書週間中に配布できるのかが心配。でもきっとなんとかなるでしょう。これまでずっこけながらもなんとか走ってきました。

 

「仕事」がテーマのブックトーク、わざわざ国語の先生が生徒たちに「一番心に残った本」「感想やお礼」を書くプリントを配ってくれて、最初は「感想書かなきゃと思うとまた億劫がらないかな」と心配していたんだけど、読んでみたらみんなすごくいい感想を書いてくれて本当に嬉しかったです。

「読んでみたい本がたくさんあった」「普段は漫画しか読まないけど本も読みたくなった」「いつもは小説ばかり読んでるけど小説以外も面白そうだと思った」「小説は苦手だと思っていたけど面白い小説もあるのだと思った」「テストが終わったら1日数ページでもいいから本を読んでいこうと思う」と、「読書」に関する感想、これらは想定していたもので、これが達成できなければブックトークの意味がないなと思っていたけれど、それだけじゃなく、「仕事は大変でつらいことだと思っていたけど良いこともあると知って安心した」「働くのは『お金をもらうため』だと思っていたが、働くとは一人ではできないことを大勢で協力していくことだと学んだ」「働くというのは自分のためでもあって、人を助けるためでもあると初めてわかった」「自分に合った仕事との出会い方は色々あるとわかって驚いた」「大人でも失敗するんだということを教えてもらえた」「今日の授業を通して段々大人に近づく心構えができた」「将来について悩んでいたけど心が軽くなった」「人生は思ったよりも自由なんだなと思えるようになった」「まずは次の定期テスト、応援されたと思って頑張ります」「『生きる』ことと『仕事』のことをこれから先どうやって結びつけるのか、今回知った本をよすがにして考え探していきたい」などなどなど…、こうして書き写していても涙が出てくるような感想をたくさんの生徒が書いてくれました。本を紹介しただけなのにこんなに様々なことを感じ取ってくれたのかとびっくりしています。

あとは、「ブックトーク」そのものについての感想もありました。「堅苦しいものだと思って期待していなかったけど楽しかった」「先生(私のこと)は本当に大好きな仕事をしているんだなと思った」「カンペなしでしゃべっていてびっくりした」「私も大好きな本を誰かに紹介したくなった」などなど。

だからといってみんながどっと本を借りていくかというと全然そんなことはないのです。借りて帰って家で読む余裕はない。放課後は部活をやって、塾も行って、いつも日付が変わってから寝る生徒たちです。借りていく子は睡眠時間を削ってでも本を読みたいというくらい本が好きな生徒。でも一冊全部読まなくてもいいんだよ、まずは目次を開いて、気になるところだけ読むのでもいいんだよ、それを繰り返すうちに「ほっとけない本」「最初から読まずにはいられない本」に出会えるよ、だから本はめんどくさいもの、本なんてみんなつまらない、と思わないでねという話もしました。それに対しても「安心した」という感想が多かったです。

明日から3日間の職場体験、みんな楽しんできてほしい。色々あると思うけど、頑張って。

 

もしも、万が一、どこかの司書さんが、「ブックトーク 仕事 中学生」と検索してこのページへ来られた時のために、今回紹介した本のリストを載せておきます(私も色々な図書館のブックリストを参考にさせていただきました)。

 

・「仕事」について考える

『大人はどうして働くの?』宮本恵理子 編/日経BP社

『新 13歳のハローワーク』村上龍/幻冬社

『最悪から学ぶ世渡りの強化書』黒沢一樹/日本経済新聞出版社

 

・ひとつの仕事を通して働く喜びを知る

『真夜中のディズニーで考えた働く幸せ』鎌田洋/河出書房新社

『宇宙においでよ!』野口聡一/講談社

『君について行こう 上・下』向井万起男/講談社

『転んでも、大丈夫 ぼくが義足を作る理由』臼井二美男/ポプラ社

『ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。』てぃ先生/ベストセラーズ

 

・「仕事」がテーマの小説

『ミッキーマウスの憂鬱』松岡圭祐/新潮社

『フリーター、家を買う。』有川浩/幻冬社

『闘牛の影』マヤ・ヴォイチェホフスカ/岩波書店

 

・世の中にはこんな「仕事」も

『メアリー・スミス』アンドレア・ユーレン/光村教育図書

(表紙を見せて、「この人はなんの仕事をしているのでしょう」とクイズを出しました。)

 

あとは、「他にもこういう本があるよ」と簡単にひと言ずつですが、『世界一のパティシエになる! ケーキ職人辻口博啓ものがたり』『医者のたまご、世界を転がる。』『100歳、ずっと必要とされる人』『お客さまはぬいぐるみ』『羊と鋼の森』『舟を編む』『神去なあなあ日常』『下町ロケット』などの中から2、3冊、その場の雰囲気、残り時間に合わせて紹介しました。ブックトークは全部で40分程度、残り10分で実際に本を見てもらい貸出をしました。初めてのブックトークでしたので改善すべきところは色々あると思いますが、どなたかの参考になれば幸いです。

 

そんなこんなの毎日の中で、私の大学卒業が濃厚となり(確定だと思うのですが証書をもらうまで落ち着かない)、息子が大喜びしています。「やったー!あーちゃんと遊べる!」と。待たせたねえ。これからは「レポート書くから先に寝て」とか「今日は試験だから外に出かけといて」と言わなくてよいのです。2年半の間、「卒業したらね」とずっと後回しにしてきた様々なことがあるわけですが、まずは「息子の相手をする」「息子が友達と遊べる環境を作る」から始めたいと思っています。

 

寝る前に息子と一緒に読む本、ガンバの次に『小さなバイキングビッケ』を選んで読んでいたのですが、息子が「これすごく面白いから自分で読みたい」と言い出したので(嬉しいけどちょっと寂しい)、今は『ホビットの冒険』を一緒に読んでいます。岩波少年文庫のではなく、作者のトールキン自身が描いた装画、カラー口絵、挿絵のオリジナル版です。ブックオフで見つけて、あまりにかっこいいので買ってしまいました。見た目は大事ね。でも見た目ではわからない内容の素晴らしさを伝えるのにブックトークは有効なんだな。また仕事の話に戻ってしまいますが、見た目はすごーく地味な『闘牛の影』を「読んでみたい」と書いてくれた生徒がたくさんいたので。

 

今日はしとしと雨。「卒業したらやろう」を色々やります。眼鏡を作り変えるとか。引越(一年前です)の段ボールを開けるとか。息子が帰ってきたら息子と遊んで、夕飯は少し丁寧に作ってみよう。

皆さまもどうぞ良い一日をお過ごしください。

 

| 日々 |
輝け

久保さん、皆さん、こんにちは。

今日は、快晴の奈良です。

団地の中では少しずつ木の葉が色づいてきました。桂の木は落葉が早くてもうほとんど葉が残っていませんが。

 

9月の末に、遊園地再生事業団の『14歳の国』を観に早稲田のどらま館というところへ行って来ました。

『14歳の国』は、「演技者。」で観たことがあり、戯曲も読んだので、予習し過ぎかなあ、私は「ただ感じる」ということができるだろうかと少し心配していましたが、やっぱり目の前で見るとビシバシと、いろいろ感じますね、当たり前ですが。前半はただ笑って見ていたのですが、途中、「SHINE」のあたりから、勤務先の輝く中学生たちの姿が私と舞台の間に割り込んで見えるようになり、涙が止まらなくなってしまいました。泣く芝居ではないと思うので隣の方は気持ち悪く思われたことでしょう。

「死ね」はついこの間図書室のカウンターにやられたばかりですし(国語の先生が触りながら「この触り心地はまだ新しいわね」とおっしゃってました)、ポケットからカッターを出してカチカチやってる子も最近いました。すれ違う時に「殺したろか」と囁かれたこともあります。でも、そういう危ういふにゃふにゃしたところがある彼らがとても美しく見えるし、好きなんです。「先生」「先生」と言って(私は先生じゃないんだけど)図書室におしゃべりしにくる女子たちももちろんかわいい。「SHINE(シャイン)」は彼らのためにある言葉。

 と、まあ、そんな彼らの姿が目に前に現れてしまったので後半は舞台が見えづらくなってしまったのですが、面白かったです。帰りは夫といろいろと感想を述べ合いながら帰りました。

 

翌日、義母のお見舞いに行き、眠っていた義母に話しかけると、左目だけうっすらと開けてくれたので、息子の姿を見せて学校の様子などを話して聞かせました。ちょうどラジオからは月曜日の「すっぴん!」が流れていたので、「昨日は宮沢さんのお芝居を観に行ったんだよ」という話もしました。

その足で新横浜まで行き、新幹線で奈良まで帰ったのですが、3日後に義母が亡くなったと知らせがあったので、また横浜へ行き、通夜と葬儀があって、また、奈良に戻って来ました。

 

闘病生活が2年半に及び、最後は意識のはっきりしない状態が長く続いたので、突然失った衝撃というのはそれほどなく、ただじわじわと、人が亡くなっていく様を見せてもらったな、という感じです。亡くなってから葬儀までの間もかなり日数がかかり(都会の火葬場は混んでいるのですね)、残された私たち(私、夫、義父)は、それぞれ自分が死んだ時どんな葬儀をして欲しいのか、埋葬の仕方をどうするかなんて話をしたりしました。あとは義母が撮りためた大量の写真の山を整理したり。息子は体力を持て余していたので、連休中は公園へ連れて行ったり野毛山動物園に連れて行ったりもしました。コンドルがお客さんの目の前で大きな翼を広げてポーズをとっていました。

 

元気な頃の義母の姿でやはり思い出すのは、今野裕一郎さんに撮ってもらった映画『3人、』の中の、嵐のようにやってきては差し入れを置いて去っていく、あの義母の姿で、映画はそのために作られたものではないけれど、あの姿を撮ってもらってよかったなと今野君に感謝しています。

 

そんなこんなでバタバタしている間に私の大仕事、「ブックトーク」というのも始まりました。要は「本の紹介」をするのです。今回は職場体験に行く2年生に向けて、「仕事」がテーマの本を十数冊紹介しています。初めてのことなので準備の間は緊張しましたが、始まってみればなんとかなるものです。もう何度歌ったかわかりませんが、「だれでもさいしょはいちねんせーい」です。やってみるしかないのです。でも私の拙い紹介であっても、置いとくだけでは誰も見向きもしない『闘牛の影』などが借りられていきとっても嬉しい。あと残り4クラス。頑張る。

しかしこういう「授業」というものを先生たちは毎日されているのだから本当にすごいと思います。しかも授業だけじゃなく給食指導もあり、部活もあり、行事も次々あり、事件も毎日あり。だけどやっぱり生徒が可愛いから、先生は先生をしてらっしゃるのでしょう。

 

息子がオナラを4連発して「成功」と言っている。やめてほしい。

寝る前に息子と読み続けて来たガンバはいよいよ今晩でラスト。他の本は斜め読みしてもこれだけはじっくり読んできました。楽しかったです。次は何を読もうかな。

 

さあこれから息子の学校へ行ってきます。いろいろある。

皆様も楽しい週末をお過ごしください。

 

| 日々 |
大きな鳥

久保さん、皆さん、こんばんは。

また夜に書いています。明日、後悔しませんように。

 

仕事で大きなイベントがふたつ終わり、ほっとしても良さそうなものなのですが、さらに今までの緊張かける10くらいの、大きな仕事が迫っており、全然落ち着きません。『淳子のてっぺん』1ページも読めてません。

仕事に必要な本はものすごい勢いで読んでいて、作家さんには大変失礼な話ですが相当な斜め読みができるようになりました。大先輩Sさんには「全部読まなくてもいいのよ、そんなの不可能だもの、ネットでいくらでもあらすじは出てるでしょ、子ども達が興味を持つように色んな本があることを紹介してあげるのがあなたの仕事よ」と言われ、その時はなんとなく「かけはしのような役割かな」と理解したつもりでいましたが、やっぱり読んでもいないのに「図書館員が武器を持って大暴れ」と誰かが書いたものを信じて口にすることはできず、斜めでもいいから読まなければとすごい勢いでパラパラと読んでいます。結局それで「図書館員が武器を持って大暴れ」な本だったとしても、私の言葉で自信を持って伝えたい。

本当は、じっくりゆっくり読みたいのですよ、もちろん。今日ある方に、「あなたにすすめてもらった『アンネの童話』、大切にゆっくり読んでるの」と言われて、とっても嬉しかったし、ちょっと羨ましくもありました。私はその本さえ結構なスピードで読んでしまったから。死ぬまでに時間ができたらもう一度ゆっくり読み直したい、という本は何冊もあります。

 

最近、家のベランダのすぐそばを、大きな鳥が「チリリン」と鈴を鳴らしながら飛び上がって行くのが何度か見え、あわてて外を覗くと肩(腕?)に大きな鳥をのせて歩いている人が見えたりして、「もしや、いやまさか」と思っていたのですが、息子が「鳥のイベントだよ、貼り紙がしてあった」と言うので団地の掲示板を見たら、「ムクドリ退治に鷹匠の方に来ていただいています」と貼り紙が。

我が家は別にムクドリの糞で困ったことはありませんが、場所によってはやられやすいところがあるのでしょうね。それを鷹匠の方に来てもらって駆除しようというのがこの団地の面白いところ。窓から見える鷹はとても大きいです。びっくりするけど「チリリン」とかわいらしい音を残していくのです。まだあと何日か来てくださるみたい。楽しみ。でも追いやられたムクドリたちはどこへ行くのでしょう。

 

鳥といえば、スーパーの前に立っていた何本かの木を行ったり来たりしながら、スズメがよく大集会をしていたのですが、1本だけを残して他の木がすべて切られてしまい、残された木の上でスズメがぎゅうぎゅうづめになって毎晩大騒ぎをしています。あれは、どうして切っちゃったんだろう。糞がいや、という人がやはりいたのでしょうか。でも突然集会場所がなくなってしまったらそりゃ困るよねスズメは。うちの団地にも来てくれたらいいのにと常々私は思っていましたが、今こちらには鷹がいるからなあ…。

 

やっぱり夜はだらだらと書いてしまいよくない気がします。

息子は家づくりで疲れているのか、今日の夕食後は自分で作った「豪華お布団」(布団を何枚も重ねてふかふかにしたもの)に倒れこんでそのまま寝てしまいました。途中で起こして、3人寝られるように布団をばらしたのですが、寝ぼけている息子が「痛い」「助けて」とギャーギャー騒ぐので大変でした。

 

なんかこんなことを書いてて思い出すのも嫌ですが、割と近いところで息子と同じ年齢の男の子が父親に殴られ亡くなるということが起こり、なんでそんなことになってしまったのかと考えると本当に気が滅入ります。亡くなった男の子はもちろんかわいそうですが、同じ学校の子ども達や先生達、地域の人たちの気持ちを思うとまた胸が痛みます。受け止められないよ、こんなこと。

 

こんな終わり方ですが今日はここまでにして寝ようと思います。

皆さまお休みなさい。おだやかな明日でありますように。

 

| 日々 |
最後でありますように

久保さん、皆さん、こんばんは。

 

樹木希林さんが亡くなられましたね。残念だなあ。とってもとっても。

 

今日は大学の試験の日でしたが、これが最後の試験に、なってくれるかどうか…。

なに、不合格だったらもう一度、いや何度でも、試験を受ければいいだけのことなんですけどね。でもなんとか合格だったらいいな。成績発表があるまで、なんだか落ち着かないです。

今回のこの単位が取れたら、めでたく卒業に必要な単位が全て揃うことになるので、息子は今朝ウキウキと、「あーちゃん、試験頑張ってね!」と励ましてくれました。卒業が決まったらいっぱい遊ぼうね、と、ずいぶん前から息子と話してきたんです。もうすぐだ。もうすぐだぞ。

 

息子は学校で家づくりが始まったそうです。3年生になるとみんなで校庭に家(というか小屋というか)を建てる授業があるのです。でも学校の敷地の広さには限界がありますから、何年も前に建てられた上級生の家を取り壊して、新しいのを建てるのです。息子のクラスの子達は現在の10年生が建てた家の跡地に建てさせてもらうことになったそうです。

その年、その年で家のデザインは違って、今年の3年生が作る家は、「ブランコも滑り台も雲梯もジャングルジムも滑り棒もあって3階建てで屋根の上にものぼれて秋になったら柿もとれる家」なんだそうです。「10年生の家の2倍の大きさのを作るんだよ!」と息子は興奮気味に話してくれました。

学校には「親方」と呼ばれる家づくりの先生がいらっしゃるそうで、その親方に教えてもらいながら、みんなで作っていくのですって。ちゃんと地鎮祭もしたのだそうです。誰も怪我なく、無事に完成しますように。

 

家づくりをするから、という理由だけではないと思うけど、最近息子は「体を鍛える」というのを意識的にやっているようで、家の中ではよく腿上げをやっています。腕立て伏せなんかも、よくやってる。今日は私と夫がスーパーで買い物をしている間、「僕は冷房の寒いのと外のあったかいのが交互にくるのがいやだから外で待ってる」と言って、店の前の広場をぐるぐると走り回っていました。

 

相変わらず仕事のための読書は続いていて(ありがたいことです)、「こういう物語の展開は苦手」とか「気が滅入る」とかそんな気持ちも我慢我慢でただひたすら読んでいるのですけど、ちょっとだけ隙間ができたら自分のために『淳子のてっぺん』を読もうと思い図書館から借りてきました。楽しみだなあ。いつ読めるかな。

息子とは相変わらず『冒険者たち』を読んでいるのですが、最近読みながら私が寝落ちしてしまうのでストーリーがよくわからなくなってきました。意識が遠のいていくと私の声のトーンが変わるらしく、息子が「あーちゃん、頑張って」と何度も肘をつついてきます。そのうち限界がきて「はい今日はここまで」となり、一応付箋はつけておくのですけど、翌日そのページを開いてもどの行から読めばいいのかまったくわからず、息子にたずねて読み始めますがまた少し進んでは寝落ちして…、というのを繰り返しています。面白いんですけどね、ガンバの物語。

 

今夜もそんな調子で一度寝てしまいましたがまた復活してこうして書いています。

夜に書くのはあまりよくない気がしますが(翌朝反省することが多いです)。

 

そう、遊園地再生事業団の『14歳の国』を楽しみにしています。見にいくのはもう少し先になりますが。見にいくのは「楽しみ」と言っていいと思うんだけど、神戸の事件のことが作品の背景にあるので重苦しい気持ちもあります。事件そのものについてはあまり考えたくない。思い返すのもさらに細かく知ることも怖い。でも20年経って変わってきていることはきっとあるんじゃないかと(14歳をとりまく環境について)、希望は持ち続けながら、過去の事件とそして新しい『14歳の国』に向き合いたいと思っています。

 

さあ寝なきゃ。明日はたくさん歩くのだ。

皆様おやすみなさい。良い夢を。

 

| 日々 |
早足で、でも落ち着いて

久保さん、皆さん、こんにちは。

2学期がはじまりまして、一週間とちょっと経ちました。

久しぶりの晴れ。秋の虫たちに混じって、出遅れてしまったツクツクボウシが鳴いています。

 

いきなり台風が来たり(今まで経験したことのない恐怖)、北海道では地震があったりして、心があっちこっちへ揺れますが、2学期の学校(勤務先です)はとにかく大忙しで、文化発表会に体育大会に職業体験に校外学習に音楽発表会、そして3年生は実力テストがはじまり受験へまっしぐら。とにかく前へ、前へ、進むしかありません。静かな夏休みとは打って変わって、職員室の先生方は常に早口そして早足でお仕事されています。そんな中私も、行事と連動して色々やることありまして、常に早足です。生徒たちに向かって早口はやめようと思っていますが、先生方に何か伝える時にはできるだけ早口でコンパクトに要件を伝えるよう気をつけています。

 

緊張はするけれど、やっぱり学校に生徒たちが来てがやがやわあわあ言ってる中で仕事をするのは楽しいです。かわいいよ、みんな。

こないだふと思ったのですが、どんなに2学期が忙しくプレッシャーが多いとは言え、今年は引越がないし息子の転校もない。仕事も2年目で、少しは勝手がわかっている。だから去年より、ずいぶん楽かもしれない。と言ってなんとか自分を励まさないといけないくらいプレッシャーは大きい。けれど、まあ、とにかく体調だけはちゃんと整えて、元気にやることやらなきゃいけませんから、家では自転車漕ぎ(エアロバイクです)をして毎日の早足に耐えられる体づくりをしています。

 

そして自転車漕ぎをしながら読書。実際の自転車と違ってエアロバイクは手放し漕ぎができるのがいいですね。あれこれ読んで最近「良い本だな、これ」と思ったのは『闘牛の影』(マヤ・ヴォイチェホフスカ)です。「仕事」「生き方」を考える時に「名作」としてよく薦められるのがこの本だそうです。とっても地味なので誰かがなんらかの形で紹介しないとなかなか手に取られないんじゃないかと思いますが、これはほんとに良かった。頑張って薦めなくては。

「これ良い本だよ」と薦められても全然自分には響かない本、というのももちろんあって、そういうのは読むのがなかなか大変。なんとかして強引に最後まで読みますが。そしてそういう、自分が好きになれない本でも、多くの人が「良い本」と言うのであれば、その良さを生徒たちに笑顔で紹介するのが私の仕事なのでしょうけれど、なかなか難しいんだよなー…。

 

さあ今日は、寒天を21人分作ります。明日は息子のクラスでお誕生会をしてくださるので。

皆さまもどうぞ良い一日をお過ごしください。

 

| 日々 |
さあはじまる

久保さん、皆さん、こんばんは。

さっきは少し強い雨が降ったけど、今はやんで、ムシムシしている奈良です。

 

明日から、息子の2学期がはじまります。

土曜日なのに、変な感じです。

息子は今日はだらだらと明日の支度や宿題の残り(大麦の穂から粒を取る作業)をしていました。

家の手伝いをするのも夏休みの宿題だったのですが、最後に書く「おうちのひとから」という欄に都合の悪いことを書かれるのではないかと息子はびくびくしていました。そんなこと気にするくらいなら最初から気持ちよくやってくれりゃいいのに、手伝いのことになると喧嘩ばかりしていた夏休みでした。

 

あ、でも、でもというのもなんですが、息子は9歳になりました。ひと桁代最後の歳です。もう大きいので私のお腹の中には入らない…、とよく思います。「当たり前やろ!」と言われますが。9年前は入っていたんだぞ。

 

誕生日の少しあとに、田中夢ちゃんが遊びに来てくれました。息子はいつも接している大人とは雰囲気の違う夢ちゃんにドキドキしている様子で、「夢ちゃんにクイズ出すよ」「夢ちゃんレゴしようよ」「夢ちゃん将棋できる?」「夢ちゃん僕のコマ撮りアニメ見て」とぐいぐい接近していました。そして夢ちゃんのいつもの就寝時間と起床時間を聞いたあとで、「その割には背高いな…」と感心していました。「子どもの時にはいっぱい寝たんだよ」と夢ちゃんはこたえていました。

久しぶりにみんなで若草山に行き、ちちろで「アーサうどん」(あおさが入っているあったかいおうどんです)を食べ、大仏さまに会いに行き、かき氷を食べ、と、夏休みらしい一日を過ごしました。

 

夏休み、楽しこともたくさんありましたが、こう振り返ると、やっぱりできなかったことがたくさんあって(特に仕事で)、なぜだ、もっとうまくやれたはずなのにと悔やむ気持ちと、仕方ないよ精一杯やったよと開き直る気持ちと、両方あります。

職員室の先生たちも、「やばい、中間テストまであと授業が○回しかない」「1分も遊ばれへん」「仕事が湧いて出てくる」などとおっしゃっています。

生徒たちも宿題の追い込みで駆け込んできます。去年は夏休み開館の日を設定しても数えるほどしか生徒が来なかったのに、今年は図書室の資料を使った宿題があったので、「あいてますか」「10分だけいいですか」「20分だけ」と何度も生徒がやってきました。

 

2学期はやることがたくさんあってプレッシャーも大きいけれど、できるだけなんでもない振りをして心を落ち着かせてやっていくしかない。そして大学を卒業せねばね。今最後のレポートを書いているところです。

 

読書は、今仕事でどうしてもこれ読まなきゃいけないというのが続いていて、たまにおえっとなりそうになるけれど、あともうひと頑張り。

息子と一緒に読んでいるガンバの物語は楽しいです。息子は勝手に本棚から『ならの大仏さま』や『うつくしい絵』、『赤いぼうし白いぼうし』などをひっぱりだして「これ面白いね」と言って読んでいます。大きくなるってすごいな。ちゃんとこういう本を自分で選び出せるようになるんだな。買っておいてよかったな(ほとんど古本だけど)。

 

さあ寝ます。私も明日は保護者会で息子の学校へ。

2学期がはじまります。

みなさまおやすみなさい。良い夢を。

 

| 日々 |
きっとできる

久保さん、皆さん、こんばんは。

今日は蒸し暑かったけど、日差しがずいぶん秋らしくなってきましたね。

 

先週は家族みんなで夏休み(といっても夫は後半から仕事でしたが)。島根県の隠岐諸島に行って来ました。西ノ島のお友達の家と、海士町(中ノ島)のMさんという方のおうち(民泊です)に泊まらせていただきました。

いろいろ、書ききれないけれど、息子は、フェリーから見る水平線や、馬の糞をよけながらのトレッキング、お友達と花火、シュノーケリング、釣り(なんと40匹近く釣れました)、釣った魚の三枚おろし、ニワトリのたまごとりや餌やり、海中展望船で魚の群れの観察、石臼で小麦粉挽き、などなど、楽しんでいました。夫は、「どれもこれも美味しい」と食を堪能していました。お友達の家ではなんとサザエの天ぷらや毎回絶品のホットサンド、そしてさっぱりとした自家製ハチミツをいただきました。Mさんのところではほぼ全てMさんが採ったり作ったりしたものばかりいただきました。米も野菜も納豆も卵も醤油もワカメも海苔も麦茶も全部、Mさんが作ったり採ったりされたもの。あとはみんなで釣った魚が刺身やフライとなって食卓に並びました。最終日の朝には息子が石臼で挽いた小麦粉を使ってMさんがパンケーキを焼いてくれて、Mさんちの蜂が集めたハチミツとともにいただきました。

私は西ノ島でも海士町でも図書館をゆっくり見せてもらうことができ、職員の方ともお話しすることができて、とてもとても満足でした。参考になることもたくさんあったし、何より勇気をいただきました! 図書館(図書室)を運営する時に、どこに力を注いでどこに目をつぶるのか、よそでやってる素敵なことを真似したくても、「うちでは無理だあー」と思うことってあるんだけど、じゃあほかの何をはしょればそれが実現できるのか(要は何を優先するのか)、というヒントをたくさんいただき、「私もきっとできるぞ!」という気持ちになりました。

あ、それと、私は数十年ぶりに盆踊りで踊りました! Mさんに「地元の人かと思う」とほめていただきました。楽しかった! 盆踊り大会のくじ引きでは息子が大当たり。ゼリーと水まんじゅうのセットをいただきました。

 

そして昨日からまた私は蔵書点検の続きをコツコツとやっております。昨日は廃棄するものを選びながらだったのでなかなか進まずあと残り1800冊ある。やるしかない。

午後は大大大先輩のSさんに仕事の相談にのってもらう予定でこれはとても楽しみなのです。私が今の仕事につくことができたのはSさんのおかげで本当に感謝しているのですが、仕事のことでゆっくり話を聞いてもらえるのは今回が初めてなので。

 

最近は息子と一緒に『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』を読んでいます。親子で夢中になっていて、毎晩寝る前の時間が楽しみになっています。ムーミンも面白かったんだけど、シリーズ物を全部読もうとすると、「今読むべき」な別の本を読めなくなってしまう気がして。

昼間息子は自分で『あらしのよるに』を読んでいます。これはずいぶん前に横須賀の父がプレゼントしてくれたものですが、今の息子にぐっとくるみたいです。

 

そうそう、今日は息子と「ヒンメリ」というものを作りました。麦わらをつなぎ合わせて作るモビールです。ずっと前からやってみたくて材料を揃えておいたんだけど、今日やっと、実現しました。きれいに揺れて、満足です。

午後は息子が学校で使うシューズ入れも作りました。水晶(息子のマーク)の刺繍もだいぶ慣れてきました。やればできるのだ。

 

夏の「やらねば」がひとつひとつ終わっていき、また新たな目の前の課題にとりかかる。この繰り返し。ほっとできる時なんて来ないのかもしれないと思う時があります。大学を卒業しても、また新しい何かに追われてるのかもしれない。とにかくひとつひとつやっていくしかない。マイペースでね。

 

さあ息子とガンバを読もう。

皆さまも良い夜を。おやすみなさい。

 

| 日々 |
ピッピ

久保さん、皆さん、こんばんは。

今夜は蒸し暑い奈良です。

でもだいぶ過ごしやすくなりましたね。やっぱりピークは7月末なんです。

 

団地の中ではサルスベリが噴き出すように咲いていて、ムクゲもまだ咲いていて、ベランダではバラと朝顔とトマトの花が咲いています。

毎朝5時50分くらいになると蝉がシャーシャー鳴き出します。こないだ台風が通り過ぎたあとも、変わらず同じ時間に彼らは騒ぎ出していたので、夜中の暴風雨の時には一体どこに隠れていたのかと不思議に思いました。

 

学校の夏休みを利用して、ここ数日は図書室の「蔵書点検」というのをしております。図書室にある本全部のバーコードをピッピピッピとこすっていくのです。台車の上にコンテナを積んで、その上にノートパソコンを載せて、長い長い電源コードを引きずりながら、少しずつ本棚の前を移動して行きます。昨日3000冊、今日5000冊こすって、あとまだ3000冊残っている…。すでに全身筋肉痛です。公共図書館にいた時は、何人もの職員で一斉にやっていましたから、休憩の時など励ましあうことができたんですけど、今はたった一人でやっていますから、自分で自分を盛り上げるしかない。帰り道に、公共図書館で一緒に働いてた人に偶然会っちゃったりして、「今私ひとりで蔵書点検やってるんです!」「ぎょえー! 頑張って!」とか言ってもらえる図を想像してみたり。

途中、今まであまり本を借りに来られたことのない先生がいらして、高畑勲さんの『君が戦争を欲しないならば』など、良い本をたくさん借りて行って下さいました。嬉しかった! これは本当に本当に嬉しかった!

 

そして私の読書ですが、『そして、バトンは渡された』の次に、『明日の子供たち』を読んで、『働きだして見つけた夢』を読んで、『君について行こう 上・下』を読んで、『神去なあなあ日常』を読んで、今は『仕事ってなんだろう』を読んでいます。

向井万起男さんの『君について行こう』は、ずいぶん前に読んで、今回久しぶりに読んだのですけど、やっぱりダントツ、「好きだ!」と思います。面白い。向井千秋さんは私の憧れです。私も、底力を発揮できる人になりたい。

 

息子とはずっと寝る前に『ムーミンパパの思い出』を読んでいて、「これってあまり気持ちが乗らないよなあ」と思い続けてきたんだけど、最後の最後に、とても楽しいエピローグが待ち受けていたので、読み終えたあとは息子とふたりで「面白かったねえ!」と声をあげてしまいました。こんなことってあるんだな。「それほどだよなあ」という気持ちでいる時間が長かったせいで、余計に高揚感が増したのかな。なんだかわからないけどとっても満足しました。

 

さあ、疲れたのでもう寝ます。

明日から、ほんとにほんとの夏休み。蔵書点検の続きはまた、再来週です。

皆さま、どうぞ良い夏を。

おやすみなさい。

 

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